Puppyをフルインストで使おうとしているので,ウイルス対策ソフトを常駐させようとしていることは前に書きましたが,それがらみで手を焼いていた,Dazukofsのインストールに成功したので報告します。
本当は,何らかのAntiVirusを導入し常駐も成功した時点で書こうと思ってたんだけど,ここまでであまりに手を焼き,しかも今のところAvira AntiVirに”This system is probably not supported by AVIRA AntiVir workstation (UNIX).”で蹴られているしねぇ。
では,Dazukofs Ver.3.1.3-rc2のインストール開始。順番としてはネット接続する前にできてなくてはいけないと思ったので,「
懸案のLoox-#7。 」の1.~6.のあと,他を入れる前にやってみることにした。
開発環境構築のため,lupu_devx_501.sfs をpetとしてインストール。 kernel_src-2.6.33.2-patched.sfs をpetとしてインストール。 /usr/src/linuxに移動して,make oldconfigを実行。 make menuconfigを実行。 makeを実行。さすがにちょっと,時間がかかった(13分くらい ← この時間はなんか別のと間違えて記録しているようだ)。warningが1つ,errorが2つ出てるみたいだけど,よくわからないので,スルーする。 Lupu5.0.1のカーネルバージョンが,2.6.33.2なので,dazukofs-3.1.3-rc2.tar.gz をダウンロード。/usr/src内に,端末より,tarコマンドで展開。 この辺,どのバージョンがいいのかわかるまで手を焼いたのだが,試行錯誤の上rc2がオーケーだった。で,DazukofsのREADMEにも2.6.33で動くと書いてあった。先に分かってればなぁ。 linux/fsにfs_stack.hを作る。中は,externvoid fsstack_copy_attr_all(struct inode *dest, const struct inode *src);の1行。 Linux/Dazuko/FAQ-MEMO1 の情報です。 cd dazukofs-3.1.3-rc2,移動後,makeを実行。ここから先の手順は,dazukofs-3.1.3-rc2にあるREADMEにしたがった。 make dazukofs_installを実行。 modprobe dazukofsでdazukofsのモジュールをロード。 dmesg | grep dazukofsでdazukofsのロードを確認。 DazukoFSをテストする。 # mkdir /tmp/dazukofs_test DazukoFSがテストのために使うディレクトリを作る。 # mount -t dazukofs /tmp/dazukofs_test /tmp/dazukofs_test 作ったディレクトリをDazukoFSでマウントする。 # cp /bin/* /tmp/dazukofs_test テストのためのファイルを作ったディレクトリにコピーする。 /usr/src/dazukofs-3.1.3-rc2/testに移動してテストプログラムを作るために,makeを実行。 # env LD_LIBRARY_PATH=lib ./showfiles テストプログラムを実行。 そのままで,別の端末を開いて, $ find /tmp/dazukofs_test -type f | xargs file 元の端末内に,アクセス中のファイル名が,表示されれば,テストは完了。CTRL-Cでテストプログラムを終了する。 # umount /tmp/dazukofs_test テストディレクトリをアンマウントする。 # mount | grep dazukofs DazukoFSがマウントしているディレクトリがあるかの確認。この時点では何もなくて正常。 pcを再起動。 dmesg | grep dazukofsでdazukofsのロードと,mount | grep dazukofsでdazukofsのマウントを確認。されていないので,手動では可能だが,何らかのAntiVirusを常駐させるためにはオートでできないといけないだろうなぁ。うーん,まだまだゴールは遠いみたい(sigh)。 (※) ところで,カーネルの再構築の中でもともとのドライバのinfoを調べてみた。vermagicは2.6.33.2 SMP mod_unload modversions 486だった。
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