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Site@School導入記。

 先日書いたように,TODOSでの話が発端で,XOOPS Cube Legacyを導入してみたりした訳だが,実はCMSをいろいろ見ているには,他にも理由がある。仕事がからんでいるのだ……まぁ,それはそれとして,忘れないように「Site@School導入記」を書いておこう。

 Site@Schoolは単なるCMSというよりもSNS+LMSという感じかな。本来は小学校向きに開発されたウェブサイト管理用CMSらしい。
 導入そのものは問題なかったが,考えているところで使うには以下のRequirementsでも,ちょっと問題がある。サーバのバージョンレベルとしてかなり低いものを考えているので。
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  • Apache webserver (1.3.23 or higher, or 2.0.48-1 or higher)
  • MySQL database (version 3.23 or higher or 4.0.16-1 or higher)
  • PHP (version 4.2.1 or higher, version 5 is not yet supported)
  • S@S also runs on Windows 2003 server with IIS 6.0, PHP 4.3.1 and MySQL 3.23.49.
  • Site@School runs perfect on old hardware. We have S@S running under Linux with computers of 133-200 Mhz, with about 64 MB of RAM, serving primary schools of 200 – 300 pupils. Of course, more memory is better.

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    《Site@School導入手順》
  1. 実際に使おうと思っているところでは,下準備として空のデータベースを作ったりと,いろいろ必要になるだろうが,お試しはレンタルサーバでやったので特になし。
  2. siteatschool-2.4.10.zipをダウンロードして,解凍する。
  3. フォルダsiteatschool-2.4.10の名をSaSに変更後,サーバのドキュメントルートにフォルダごとアップロード。
  4. http://example.com/SaS/starnet/install/ にアクセスすると,図1が表示されるので,New installation of 2.4.1:|English:|install.phpを選んでクリック。
  5. 図2が表示されるので,Continue をクリック。
  6. 図3が表示されるので,各項目を適切に記入後Continueをクリック。
  7. 図4のようにThe file /configuration/database.inc.php does not exist!が出たので,FTPでstarnet/configuration/database.inc.org にアクセスして,database.inc.php にリネームし,書込み可(606)にして,Returnをクリック。
  8. Step1に戻るので,再度Continueをクリック。
  9. 図5が表示されるので,各項目を適切に記入後Continueをクリック。
  10. 図6が表示されるので,demo dataを使ってみるために,yesをチェックしてクリック。
  11. 図7が表示されるので,各項目を適切に記入後Continueをクリック。
  12. 図8が表示されるので,FTPでアクセスしてstarnet/installを削除。
  13. FTPでアクセスしてstarnet/sas_check.txtをstarnet/sas_check.phpにリネームし,ブラウザからhttp://example.com/SaS/starnet/sas_check.php にアクセス。
  14. sas_check.php のメッセージに従い,「Not ok!」について適切に処理。まず,/media /studentpages のパーミッションを変更。 両方のディレクトリのOwnerのWarningは消せないが,レンタルサーバではしかたがないだろう。database.inc.php のパーミッションを604に変更。
    allow_url_fopen がONになっているので,Not ok!が出ているがこれもどうしようもない。インストール完了。sas_check.php をサイトから削除。
  15. siteatschool_manual-2.4.zipをダウンロードして解凍し,starnet/manual にアップロード。
  16. 図8の右下に表示される「Login」をクリックして,ログインしてみる。Working environment に入って,Language JP,Date format %Y-%m-%d にする。ブラウザで再読み込みすると,日本語表示になっている。
  17. 「コンフィギュレーション」→「S@S オプション」で「ウェブサイトタイトル」を日本語に変えて見たら,文字化けした。パッケージに同梱されているテーマを参考に変更を試みていたのだが,調べて見るとeditable以外のmain.inc.phpは,文字コードが変更されたときに対応する記述になっていないようだ。editableはS@S本体からの編集に対応しているせいで,記述内容がややこしい。文字コードについては便利だが,なれないとどこに何が書いているかよくわからない。という訳で,他の分かりやすいテーマをカスタマイズの土台にしていた。main.inc.php内で図9の赤字部分を書き変えたらよくなったが,Shift-JIS以外はうまくいかなかった。
o6asan

View Comments

  • なかなか興味深いですね。
    Linux with computers of 133-200 Mhz, with about 64 MB of RAM, serving primary schools of 200 – 300 pupils.

    というのは、もちろんサーバ機としてですよね?
    このスペックですと、Win98時代のマシンです。

    発展途上国などで歓迎されるかも、

    うちの師匠が、以前、ベリーズで、いろいろと苦労していたようなので。
    コンピュータの教育利用の方法を考えていたみたいでした。
    あまり良いソフトもないので、自前で工夫しないとならなかったようです。

    日本ですと、お金さえ出せば、いろいろと活用できる物が有りますが。

    • > というのは、もちろんサーバ機としてですよね?

      そうです。現在のバージョンは2.4.10なんですが,オフィシャルサイトには,2010にバージョン3が出るみたいなことを書いてあります。しかし,今に至るも出ていなくて,なかなか開発に厳しいものがあるようです。
      このパッケージにもエディタとして例のfckeditorが含まれているのですが,今までのところうまく使えていません。

      > 日本ですと、お金さえ出せば、いろいろと活用できる物が有りますが。

      一般的にはそうなんですが,お金のないところも結構ありまして。
      もちろん,途上国の環境とは比べ物になりませんが......

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