投稿アップデート情報 追記2(2012/7/16) 追記3(2013/8/15)
前の記事の続きで,XREA+での話です。長くなったので分けました。
- XREAの管理画面の「データベース」操作で,文字コードをUNICODEにして,MySQLのデータベースを作成。
- 解凍したWordPress ver.3.2.1をFTPで/public_htmlにアップロード。あとで,ネットワーク化するので,WordPress専用ディレクトリを作ってはいけません。
- ブラウザで,http://example.s***.xrea.com/にアクセス。
- WordPressの設定ファイル(wp-config.php)を作る。
- wp-config.phpのパーミッションを直していないままのせいかセーフモードのせいか,「wp-config.php ファイルへの書き込みができません。」が出る。
ローカルのテキストエディタを使い表示されたコードを使ってwp-config.phpを作成。このときにWindowsのメモ帳は使わないこと(BOM対策)。それと,うちのサイトはマルチサイト仕様なので,
define (‘WP_ALLOW_MULTISITE’, true);
を,「/* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */」 よりも上に忘れずに追加すること。 - 作成したwp-config.phpをFTPでアップロード。インストールを実行。次画面で各データを記入。実行するとインストール終了。設定メールアドレスに「新しい WordPress サイト」という題名のメールが来る。
- ブラウザからhttp://example.s***.xrea.com/にアクセスして,改めてログイン。
- XREAの自動広告のせいで,ダッシュボードのJavaScriptがまともに動かないため表示がおかしいので(もちろん,XREA+では広告は入らないけど,この時点では,まだ+の契約をしていなかった。),
LayoutIgnoreURI *
を記入した.htaccess(パーミッションは604)を作り,wp-admin直下にアップロード。この情報は,はやわかりXREAの「自動挿入広告」のFAQのページを参考にした。 - ダッシュボードのメニューから,「ツール」>>「ネットワークの設定」を選ぶ。サブディレクトリ型を選び,インストール続行。
- WordPress サイトのネットワークを作成のページの,
- blogs.dirの作成(パーミッションは707)
- 訂正したwp-config.php(パーミッションは404)を上書きアップロード。
- 作成した.htaccess(パーミッションは604)をアップロード。
の作業を間違いなく実行。
- 終わったらログインし直す。
- 右上の「こんにちはxxxさんのメニューからプロフィールを選ぶ。」
- 「ビジュアルリッチエディターを使用しない」をチェック。これは好き好き。
- この時点では,ユーザー名とニックネームが同じなので,ニックネームをo6asanに変更。
ブログ上の表示名もo6asanに変更。 - プロフィールの更新をクリック。
「設定」>>「ネットワーク設定」へ移動。
アップロード設定のメディアアップロードのボタンの画像・動画・音楽にチェック。
日本語デフォルトで使う場合は,ここで初期設定言語をJapaneseにする。 プラグインを削除しようとしたらエラーが出るので,/public_html/wp-admin の.htaccessに
<Files plugins.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</Files>
を追加。(PHPのセーフモード対策。) プラグインを追加しようとしたらエラーが出るので,/public_html/wp-admin の.htaccessに
<Files update.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</Files>
を追加。(PHPのセーフモード対策。)
必要なプラグインをインストールし,いくつかを除いて「ネットワークで有効化」しておく。 現在インストールしてあるプラグインは以下の通り。一般的なのも一般的でないのもあるが,簡単に機能を書いておく。 - 「ネットワークで有効化」をするもの
Akismet <—– 定番のスパム対策。
Contact Form by ContactMe.com <—– メールフォーム用(今まで使用の自前は止めた)
Flash Calendar for WordPress <—– 前から使っているカレンダ
Jetpack by WordPress.com <—– アクセス解析。これも前と替えた。
Movable Type and TypePad Importer <—– MovableTypeデータのインポート用
My Link Order <—– リンク表示順のカスタマイズ用
Picbox <—– 画像表示用
Revision Control <—– 名前の通り
WordPress Importer <—– WordPressデータのインポート用
WP Multibyte Patch <—– 定番のマルチバイト文字パッチ
WP Wapuu Widget <—– redcockerさん配布のワプー表示用プラグイン - 「ネットワークで有効化」をしない,または,してはいけないもの
Similar Postssとそのために必要なPost-Plugin Library <—– Similar Postss用。
WordPress File Monitor Plus <—– サーバ上のファイル変更監視用
WP Ajax Edit Comments <—– コメント編集用
Similar Postssについては,初めは子サイトでうまく動かなかった。やっているうちに動かせる方法が分かったので,フォーラムに投稿した。同じ使い方をする場合はこちらを読んでほしい。。
ビジュアルエディターは使わない設定にしているが,XREAのサーバがgzの解凍をサポートしてないせいか有効にしても使えなかった件を解決するために,「Windows サーバーでビジュアルエディタが使えない (http://digitalbox.jp/happy-go-lucky-computing/wordpress/unused-wordpress-visual-editor-on-windows-server/)」の情報を参考に以下の変更を行なう。
wp-tinymce.js.gz を展開して wp-tinymce.js を作成。これを wp-tinymce.js.gz のあったディレクトリにアップロード。wp-tinymce.phpを開いて, if ( isset($_GET['c']) && 1 == $_GET['c'] && isset($_SERVER['HTTP_ACCEPT_ENCODING'])
&& false !== stripos($_SERVER['HTTP_ACCEPT_ENCODING'], 'gzip') && ( $file = get_file($basepath . '/wp-tinymce.js.gz') ) ) {
header('Content-Encoding: gzip');
echo $file;
} else {
echo get_file($basepath . '/tiny_mce.js');
}
exit;
の部分をコメントアウト(あるいは削除)し,以下の2行に書き換える。
echo get_file($basepath . ‘/wp-tinymce.js’);
exit;
追記2(2012/7/16)
上記のことについて,Xreaではwp-includes/js/tinymceの直下に,以下の内容の.htaccessを置くことで,同様の効果を得ることができる。
<Files wp-tinymce.php>
AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
</Files>
Xreaの場合は,こっちを使ったほうが簡単だし,バージョンアップのときも気にしなくてよい。
サイトを追加する。 - サイトのアドレス:BLOG1(英字は小文字のみ。うっかり,最後に / をつけないこと。これでハマった。)
- サイトのタイトル:ブログ1
- 管理者メールアドレス:hoge@example.com
この後,XREAの管理画面から,「ツール」>>「ファイル所有者の修正」をやっておく。やっておかなかったら,データのインポートでエラーが出る。まぁ,その時点でやっても問題ないけど。
どこで追加したか忘れたが,/public_html/wp-admin の.htaccessには以下の2つも追加しておく。忘れると,あとでやるインポートやテーマのインストールがうまくいかない。
<Files themes.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</Files>
<Files admin.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</Files>
各サイトの管理画面から「設定」に行き,一般的な設定(一般~パーマリンク設定)をする。WordPressの場合は,全体を非公開にする設定がない(?)ので,テストサイトへのアクセス制限は.htaccessで行う。
全体の比率の関係でサイト全体の言語を英語にしているので,日本語ブログの設定を忘れないように日本語に直しておく。 作成したすべてのサイトのAkismet API キーを有効にする。 MovableType5.12の「Tools」>>「EXport Entries」でエクスポートしたファイル(.txt)をテキストエディタで開き,旧URIの対応する部分を新URIの対応するものに書き換えたのち,
(例) /BLOG/ を http://xxx.s***.xrea.com/blog-e/files/
Movable Type and TypePad Importer を使ってインポート。
同様に,WordPress 3.2.1のエクスポートファイル(.xml)をテキストエディタで開き,旧URIの対応する部分を新URIの対応するものに書き換えたのち,
(例) /BLOG-J/~/uploads/ を http://xxx.s***.xrea.com/blog-j/files/
WordPress Importer を使ってインポート。
どちらの場合もサイズが大きいと(デフォルトでは,Maximum size: 1.46484375MB になっている。)エラーが出るので,分割してアップロードする。どちらも本体はテキストファイルなので分割はできるが,xmlの場合,分割したそれぞれにヘッダーをつけておかないといけなかった。
忘れるところだったが,最後の2行
</channel>
</rss>
があると,ファイルサイズが小さくてもエラーが出る。なんでだかわからないが,分割ファイルをアップしたときに怪我の功名で気づいた。エラーメッセージは,下記のようなものだった。
Import WordPress
*** glibc detected *** corrupted double-linked list: 0x088210f0 ***
MovableTypeのタグ関係がうまく移せなかったので,手作業で処理した。大した量じゃなかったからいいけど,この件はもうちょっと勉強しないといけないみたい。 画像をアップしようとしたら,「ディレクトリ /virtual/o6asan/public_html/wp-content/uploads を作成できませんでした。」が出たので,FTP接続してディレクトリ uploads(パーミッションは707)を作成。 画像の表示ができない(これも前と同じ)ので,/public_html の.htaccessで
uploaded files
RewriteRule ^([_0-9a-zA-Z-]+/)?files/(.+) wp-includes/ms-files.php?file=$2 [L]
を
RewriteEngine On
の直下に移動する。
/public_html/wp-includes の.htaccessに次のディレクティブを追加。(PHPのセーフモード対策。)
<Files ms-files.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</Files>
画像のアップロード時点で,サイトの容量制限を超えてしまったので,XREA+の契約をし,サイトネットワーク管理者の管理画面から,各サイトのアップロード容量のアップロードファイルの合計を100MBに制限に変更。 2つのブログの引っ越しについてはこんなところかな。何か忘れていることがあるかもしれない。あー,長かった。しかし,これでまだ道半ばなんだよ。orz
追記(9/9):blogs.dir以下のディレクトリパーミッションは707にしておかないと,filesディレクトリへの移動ができないのでファイルのアップロードが完了しない。
追記3(2013/8/15):
「Similar Posts」のサポートが止まって長いので, Yet Another Related Posts Plugin を使うことにした。こちらには,はじめから日本語化ファイル(プラグイン作者自作)が付いている。どうも日系の方みたい。