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自動翻訳サイトの実力。

 実は前からちょっとした経緯で,ドイツYahooのメールサービスを利用している。
 今朝,Yahoo! Mail-Teamから「Neue Version von Yahoo! Mail: Auswirkungen für Sie.」という題名のメールを受け取った。英語はそうでもないが,ドイツ語になると読むのにかなり苦労する私。
 Google翻訳を使って訳してもらう。本当は,もっとずっと長いのだが,一部をここに載せてみる。
—————-原文———————————————————————————————————————
vielen Dank, dass Sie Yahoo! Mail seit 6 Jahr(en) verwenden. Wir freuen uns darauf, Ihnen bald eine noch schnellere, sicherere und benutzerfreundlichere Version von Yahoo! Mail anbieten zu können.
————翻訳として表示された英文——————————————————————————————–
Thank you for using Yahoo! mail for 6 year (s). We look forward to serving you soon to offer a faster, safer and more user-friendly version of Yahoo! mail.
——————————————————————————————————————————————–
 なかなかいい出来ですな。本当は「ドイツ語→日本語」で行きたいんだけど,これがねえ……下のようなことになる。
————翻訳として表示された和文——————————————————————————————–
6年(s)のヤフーメールをご利用いただきありがとうございます。我々は楽しみにしてヤフーメールの、安全より速く、よりユーザフレンドリーなバージョンを提供してすぐにサービスを提供する。
——————————————————————————————————————————————–
 まだまだひどい。しかし,日本語でももとの文章の意味が分かってみれば,そこまでかけ離れた訳でないことは十分わかる。自動翻訳もずいぶん進歩した。前2文でわかるように,同系統の言語だと問題なく使える。残念ながら,日本語は大部分のヨーロッパ諸言語とは大きく構造が違うから,まだまだ当分は実用には堪えないようだ。しかし,当分というのはどのくらいだろうか。もしかしたら,ずいぶん短期間なのかもしれないと,つくづく思った今朝であった。

 しかし,短い文章は,かえって危険だ。前後のつながりで意味が類推できるほどの長さがないときは,全く逆の意味の訳が出ても気づかない恐れがある。たとえば,次のような例。ただし,例文は昨年の3月時点の話で,今回,確認に行ったら改善されていた。昨年の報告が役立てられたらしい。
  Denne IDen er ikke tilgjengelig.(ノルウェー語)
  → This ID is not available.(英語)
  → このIDは、ご利用されていません。[表示された位置を考えると,日本語はほぼ逆の意味になっている]

 この例については改善されていたが,他にも同様の例は残っているかもしれないから,短文を訳させるときは気を付けるべきだ。ところでこれ,昨年juneさんとノルウェーYahooの話をしたときに気づいたものだ。juneさんの記事,楽しいですよ。私だけかな。(・・;)

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Windows

青ざめちゃいました-#2。

 今日の発端は,CCleaner v.3.05。長年,CCleanerを使っているが,初体験。

 サーバ上で,CCleaner v.3.05を起動して,レジストリの保守。いつもながらいくつか出てきたので,いつも通り,サクッと,「問題点の解決」をクリックし,その後,とあるプログラムをDLして,使う前にバスター君とMalwarebytes君でウィルスチェックをしたら,バスター君がご機嫌斜め。どうしても,機嫌が直らないので,仕方なくOSそのものを再起動。起動後,ウィルスチェックはうまくいった。

 サーバを再起動したときは,必ず動作チェックをする。ここで,MySqlサーバにアクセスできないことが判明。そういえば,「問題点の解決」をクリックしたときに,なんやら,MySqlの文字が見えたのを思い出した。調べてみたら,
      HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\services\MySQL
の項目の一つを削除したことになっていて,そのせいで,MySqlサーバがサービスとして使えなくなっていた。
 CCleaner v.3.05は今日初めて使ったんだけど,これは一種のバグ?それとも,MySqlサーバが一般ユーザのPCに,サービスとして勝手に登録されるなんぞという脆弱性狙いがあったのだろうか。そういう情報とかありますか?部屋の片づけとかしながら片手間でやってたので,罰が当たったんだろうか(苦)。

 というわけで,「青ざめちゃいました-part2。」でした。

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*.163data.com.cnというホスト。

投稿アップデート情報  追記(2014.4.20)

 日々,サーバの管理をしているといろいろな不正アクセスがある。その中で最近よく表れるのが,表題のホスト名である。ググってみると,結構前から悪評判がある。

 サーバのアクセス解析を真面目に始めたのは2009年の12月からだが,去年もこのホストのアクセスが何度かあった。しかし,不正アクセスとして目くじら立てるほどのものでもなく,ピンポイントで該当IPアドレスのアクセス拒否をしておいた。3月に震災の記事を書いた後からだと思うのだが,このホストからのアクセスが急に増えた。前と同様に,IPアドレスでのピンポイント拒否をしてきたのだが,IPアドレスがチョクチョク変わる。しかも,今のところこのホストのアクセスがすべて不正アクセス。こうなると,ピンポイントのアクセス拒否も面倒なので,この際,過去にさかのぼって,ネットマスクを使ってアクセス拒否をすることにした。もしかしたら,巻き添えが発生するかもしれない……それが,少し,気がかりといえば気がかり。

 アクセス拒否しようと思うアドレスは以下の通り。
       59.56.0.0/13
       117.24.0.0/13
       117.80.0.0/12
       120.32.0.0/13
       120.40.0.0/14
       121.32.0.0/14
       121.204.0.0/14
       121.224.0.0/12
       125.77.0.0/16
       220.160.0.0/14
       222.76.0.0/14

追記(2014.4.20):
 現時点のリスト。上の分も含まれたままだが,増えた。太字斜字体が今回追加分。
       110.80.0.0/12
       112.112.0.0/14
       116.52.0.0/14
       117.24.0.0/13
       117.60.0.0/14
       117.80.0.0/12
       119.96.0.0/13
       120.32.0.0/12
       121.204.0.0/14
       121.224.0.0/12
       121.32.0.0/14
       123.184.0.0/14
       123.52.0.0/14
       124.72.0.0/16
       124.76.0.0/14
       125.112.0.0/17
       125.77.0.0/14
       125.88.0.0/13
       218.78.0.0/11
       218.85.0.0/14
       219.128.0.0/12
       220.160.0.0/14
       220.185.192.0/18
       220.191.0.0/17
       221.236.0.0/15
       222.170.0.0/13
       222.208.0.0/13
       222.76.0.0/14
       27.148.0.0/14
       58.37.0.0/16
       58.48.0.0/13
       58.60.0.0/14
       59.32.0.0/12
       59.52.0.0/12
       60.176.0.0/16
       60.180.0.0/16
       60.188.128.0/17
       61.140.0.0/11
       61.154.0.0/16
       61.169.0.0/13

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歩数計(HJ-720IT)の管理ソフト-#2。

 ちょっと,書き忘れたので。

 HJ-720ITのPCへの転送方法は,USBとBluetooth。で,USBは専用ケーブルが必要と書いてあるが,専用でなくともa-minibのコネクタなら大丈夫。もっともminibは本体についてるのは一般的なタイプだが,ケーブルによっては微妙に形状が異なる場合があるから,無理やり押し込むのは,NG。Bluetoothのほうは,いまだにPCでBluetoothを使えるような機器を持っていないので,試せない。
 で,管理ソフトを見つける前に,本体をケーブルでPCにつないでデータを落とそうとしたんだが,WinXPではストレージ・デバイスとしては見つからなくて出来なかった。どういう方法になっているのかな。その辺がわからなかったので,一生懸命管理ソフトを探したわけ。

 実際に,PCにデータを落としてみると,データ本体はごく普通のMicrosoft Office Accessのmdbだった。

 実は,ほったらかしだったHJ-720ITには,その昔のデータが残っていて,電池を入れてやった時点で残ったデータを今年の3月分として認識してしまい,これがPCにいっしょにダウンロードされてしまった。この転送されてしまったデータ,管理ソフトからも消せないようになっている。「※医療関係機関、健診事業者向け商品です。一般販売はしておりません。」という機種なので,本人も医者等も簡単にデータを改竄できるようでは困る,ってことなんだろう。
 でも,私としては,「5年以上前のデータが入ってても困るよーッ。」ということで改竄しちゃいました。まぁ,この辺は「ムニャ,ムニャ」で濁しておきます。オムロンがせっかくちゃんと作っているのに,余計なことを書いちゃいけません。

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歩数計(HJ-720IT)の管理ソフト。

投稿アップデート情報  追記(7/7)  追記2(9/3)  追記3(12/29)  追記4(2013/2/2)

 水曜日に医者に行ったら,いつももらっている薬の工場が震災にあって,当座不足しているので,30日分にしてくださいと言われた。劇薬ではないのでいつも12週分とかをくれるんだが,こんなところにも影響があるんだと驚いた。そのうち操業が再開するだろうし,ダメな場合は輸入もするというんだが,どうなるのかな。手元には予備もあるのでそれほど焦ってはいないのだが,半年経っても手当てがつかなかったら,本当に困る事態になってくる。

 そのときに,血液検査の結果の話から運動不足だと言われた。言われやしないかなと感じていたことではあったので,ああ,やっぱりと思った。毎日忙しくはしているのだが,覿面に歩く量が減っている。勤めている間は,特に運動を心がけなくても相当歩いていたから,それがまったくなくなっただけでもえらいことだとは思っていた。というわけで,月曜日に,今週あたりからその辺も少しは考えなくてはと,思っていた矢先だったんだが,案の定。(笑)

 で,本題です。
 2006年に買ってからずっと使っていた歩数計付きの腕時計が,今年に入ってリタイアに合わせたように壊れた。どうしようかなと思ったときに,2005年のヘルスアップ国保倶楽部に参加したときにもらっていたオムロンのHJ-720ITのことを思い出した。探し出して電池を入れなおしたらチャンと動くので,やれやれと思ったんだが,この歩数計,一つ困ることがある。この歩数計には専用の管理プログラムがあって,ヘルスアップ国保倶楽部のキャンペーンのときには,町のほうで管理をやってくれたのだが,これ(HJ-SOFT-IT3:18,900円)を使わないとせっかくの機能が生かせない。でも,この価格って一人で使うには高すぎだよ。

 オムロンの本体のページを見ると「※医療関係機関、健診事業者向け商品です。一般販売はしておりません。」となっているが,特徴のほうのページに管理ソフトのスクリーンショットが載っていて,ソフト名がBI-LINKというらしいことがわかる。
 こっから探した探した。なんかないかと思ってさ。誰かフリーソフトで作ってくれないかと思ったけど,結論から言うとこれは見つからなかった。
 途中で方針を変えてオムロン関係のサイトを探し回った。OMRON HEALTHCARE EUROPEのサイトにHJ-720IT-E2という製品があって,ここに結構タイムスタンプの新しいOmron Health Management Software BI-Link(魚拓です)というのがあったんで,落として試してみたら,使えるジャン!! やったネ。英語版なのがちょっとだけど,これくらいは我慢する。
 実は,日本のオムロン ヘルスケアのサイトにも似たプログラム(ウォーキング管理ソフト BI-LINK STANDARD EDITION 1.0[日本語版] Ver.1.0.2)があったんだが,こっちのほうはHJ-710IT用とあって,落として試用してみたら,機種が違いますになって使えなかった。残念。こっちが使えれば,日本語なのにな。

追記(7/7):
 今日,上のOmron Health Management Software BI-Linkを見に行ったら,落とせなくなっていた。やっぱり,商品を買わずに落として使うのは,いけないことなんだろうね。罪の意識。でも,自由に落とせるようになっていたソフトだったんだけどな。

追記2(9/3):
 久しぶりにOMRON HEALTHCARE EUROPEに行ったら,管理ソフトがバージョンアップされて1.5になっていた。そのせいで一時落とせなくなっていた模様。ホッ。
 ということで,上のリンクも貼り替えといた。

追記3(12/29):管理ソフトがV1.6になった。リンクを貼り替えた。

追記4(2013/2/2):
 いまどきのWindowsには,大概,.NET Framework1.1より後の互換バージョンが入っているので,BI-Linkのインストールのときに,.NET Framework1.1のインストールを促されても,インストールはしなくてよい。まぁ,.NET Framework関係が一切入っていなければ,ソフトがつかえない旨のメッセージが出るだろうから,その時点で改めて対処すればいいわけだ。
 また,現在私は,Omron Health Management Software BI-Link V.1.6をWin7 HP 64bit上で使用しているが,問題なく使えている。

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Windows

ページングファイルのサイズ。

 結果オーライという言葉があるが,今回はそれ。
 わかっている人が読めば「ページングファイルがわかっていないだけじゃん」となるのかもしれないが,私自身はどういうことなのか全然分からないので,いつか理解する日のために心覚えとして書いておこう。

 問題のPCは,一昨年サーバが逝ったときに代役を務めさせたFMV-6600NU7/Lという古いLIFEBOOK,物理メモリは256MBになっている。これのHDDを換えようと,悪戦苦闘した顛末。単なる換装なのにこんなに手を取るとは思いもよらなかった。

 もともと積んであったのは,
  HITACHI_DK23DA-40 2.5inch 40GB 4200rpm ATA-100
なんだが,これだっていつか換装したものだ。いつかは忘れた。これを半々に区切ってWindows2000Proを入れ,SP4をあてて使っていた。
 今回,生活の形態が変わって自己ファイルのバックアップ体制も変える必要が生じたのだが,手持ちのHDDで済ませようと思ったとき,フリー状態にあるものではどうにもやりくりがつかず,このLIFEBOOKに積んである40GBが容量的には全く遊んでいる格好なので,載せ替えてやろうと思い立った。
 載せ替えてやろうと思ったのは,これネ。  HITACHI_DK23AA-90 2.5inch 8.4GB 4200rpm ATA-5

  1. まず,DK23DA-40(40GB)内の起動パーティションを8.4GB以下にリサイズするために,不要なアプリをアンインストール。かなりいろいろ削除した。ただ,このLIFEBOOKには通常使っているインクジェット複合機(LANボードなし)をつないであるので,これは使えるようにしておかないといけない。
  2. 次に,Diskeeper7(旧いよね(^_^))でブートタイムデフラクしてやる。
  3. PartitionMagic7(これも旧い(^_^;))で起動ドライブをリサイズしてやる。
  4. DK23DA-40(40GB)の他のパーティションにTrueImage11(これも旧い^2 (^o^;))で起動パーティションのバックアップを作る。
  5. で,HDDを付け替えて,DK23AA-90(8.4GB)に起動パーティションを復元した。ここまでは,何ら問題なし。
  6. 起動するとログイン画面までは行くのだが,そこで

    仮想メモリが限界です
    システムにページング ファイルがないか、ページング ファイルが小さすぎます。

    が表示される。ログインできないのに,どうやって仮想メモリを大きくするんだ!!

  7. さて,困った。
    ところで,変なことに元のDK23DA-40(40GB)をUSBでつないだままだと,起動する。変でもないか。DK23DA-40(40GB)の中には,元のアクティブパーティションが生きていて,ここにはまともに起動できてたときのpagefile.sysもあるわけだから。ただし,この場合起動パーティションとして使われるのは,DK23DA-40(40GB)内の旧Win2K。
  8. まぁ,でも起動したから,ここからDK23AA-90(8.4GB)のページングファイルのサイズを見てみた。なんと,0なのだ。なんで?
    もともと,旧起動パーティションには382MB(最大値 推奨値設定)のページングファイルがあるのだ。これをイメージ化して復元したのに,どうして0になるのか。初体験だ。
  9. ぼやいていても進まないから,DK23AA-90(8.4GB)のページングファイルのサイズを382MBにして,シャットダウン。
  10. 改めて起動。また,

    仮想メモリが限界です
    システムにページング ファイルがないか、ページング ファイルが小さすぎます。

    が表示される。

  11. もう,仕方ないか,ということで,DK23AA-90(8.4GB)にWindows2000Proをクリーンインストール。起動すると普通に起ちあがった。
  12. ここで,どうしてそうしたのかわからないんだが,DK23AA-90(8.4GB)上のページングファイルのサイズを見てみた。多分,入れたてのWindows2000Proをカスタマイズするのの面倒さが頭に浮かんで,旧Win2Kの復元をあきらめきれていなかったんだろう。その結果これが768MBあることが判明。どうして,768MBもいるんだ。入っているのは,Windows2000Proだけなのに!!
  13. それこそ,調べても考えても埒が明かなかったので,ダメもとで,DK23DA-40(40GB)をLIFEBOOKにUSB接続し,中の起動パーティションのページングファイルを768MBにした。「すでにpagefile.sysが存在します」メッセージが出たが,この際それは無視して上書き。TrueImage11で,旧Win2Kのイメージを作り直し。
  14. せっかくクリーンインストールしたDK23AA-90(8.4GB)上のWindows2000Proだが,目をつぶって,ここにもう一度旧Win2Kを復元。カスタマイズの面倒さを考えたら,これでうまくいけば,御の字だし。

 なんと,これでうまくいったんだよね。だから,結果オーライなんだが,768MBにしたはずのページングファイルサイズが382MBに戻っているのだ。
 今回の件,同じ経験をした方,あるいは,なぜだかわかる方がおられたら,教えてください。

追記:
 コメントまで読んでもらえばわかるのだが,上記の件,
   http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;249321
に関係ありそう。juneさん,情報ありがとうございいました。

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本家のお世話-#4。

 本家のお世話-#3。でちらっと書いたhttpd.conf (Apacheバージョン2.2.17)の設定をちょっと変えてログを分ける件,実はこれ,うまくいくまで悩みまくった。
 だいたいネットの解説で書いてあるのは,たとえば外部からの画像ファイルに対するアクセスをログに記録させたくないとすると,
   SetEnvIfNoCase Request_URI “.(gif|jpg|png|bmp|css|ico|swf)$” no_log
とやって,
   CustomLog “logs/access.log” combined env=!no_log
とすればいいよ,とかいうのだ。これは,確かにうまくいった。しかし,ここからハマった,ハマった。

 ところで余談だが,ネットの参考サイトで,.(gif|jpg|png|bmp|css|ico|swf)$の正規表現の違っているところが多かった。ネット上って「悪貨が良貨を駆逐する」ところがあるから,よく参考にされるサイトが間違いを書くと,いつまでもそのままになってしまうところがあって怖い。
 それこそ一番のおおもとの用語 – Apache HTTP サーバ – 正規表現の例には,ちゃんと「例えば、 すべての “images” ディレクトリの下の、すべての .gif と .jpg ファイル は /images/.*(jpg|gif)$ と書くことができます。」と書いてくれているんだけどね。

 で,ハマったのはaccess.logに記載させないno_log群のローカルアクセスと外部アクセスを分けることでだった。しょっちゅうLAN内から自ブログにアクセスするので,しかも開発をやっているわけではないから,サーバの構成を大きく変えたときのエラーくらいしか必要がないので,LAN内からのアクセスはerror.log以外のログから除外してしまいたかったのだ。

 SetEnvIf ディレクティブのところを読んでみると,env-variableは何個並べてもいいことになっているので,
   SetEnvIfNoCase Request_URI “.(gif|jpg|png|bmp|css|ico|swf|txt)$” images no_log
   SetEnvIf Remote_Addr “^192.168” Local no_log
   CustomLog “logs/no_log.log” combined env=images
としてみた。no_logでないものについては特に定義しなくてもenv=!no_logだけで全部拾ってくれるんだから,これでいいだろうと思ったんだが,no_log.logに画像へのアクセスとローカルへのアクセスがどちらも記録されてしまう。

 いろいろ試してみたんだが,うまくいってみれば結局簡単なことで,SetEnvIfを使って定義したときには,そのグループに入らないものについては明示的に宣言してやらねばならないということだった。
 つまり,こう書けばいいのだ。
   SetEnvIfNoCase Request_URI “.(gif|jpg|png|bmp|css|ico|swf|txt)$” images no_log
   SetEnvIf Remote_Addr “^192.168” !images no_log
   CustomLog “logs/no_log.log” combined env=images

 これで,画像へのアクセスログだけが,no_log.logに記録される。ログがずいぶんすっきりなった。めでたし,めでたし。

 今回もつくづく思ったが,結局はオフィシャルサイトのマニュアルを地道に読むのが一番いいようだ。どこに書いてあるかわからなくて,探し出すのが大変なのが,玉にきずだが……

追記(4/20):
 今見直していたら, SetEnvIfNoCase Request_URI “.(gif|jpg|png|bmp|css|ico|swf|txt)$” images no_log のところにtxtまで入ってるけど,これは自鯖の都合上で,txtファイルはもちろんimageファイルではない。言うまでもないけど,あえて,蛇足。(笑)

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WordPress

WordPress 3.1.1 日本語版にアップデート。

 2.28(月)にWordPress ver.3.1ラインハルトの日本語版にしたばかりなんだが,昨日,マイナーバージョンアップがあって,3.1.1になった。本家版は4.5(火)に出た。スパンが短いのは
=================================================================================
このメンテンナンスおよびセキュリティリリースでは、バージョン 3.1 にあった30件弱のバグを修正しています。以下で一部をご紹介します。

* メディアアップロードに関するセキュリティ強化
* パフォーマンス向上
* IIS6 対応のための修正
* タクソノミーおよび PATHINFO (/index.php/) パーマリンク修正
* クエリおよびタクソノミーとプラグイン互換性に関する各種エッジケース (まれに起こる問題) 向けの修正

バージョン 3.1.1 ではさらに、WordPress コア開発者でありセキュリティチームに属するジョン・ケーヴとピーター・ウエストウッドが発見したセキュリティ問題3点にも対処しています。一つ目は、メディアアップローダーでの CSRF 阻止の強化。二つ目は、一部の環境において、非常に悪意を込めて作成されたリンクがコメントに含まれていた場合の PHP クラッシュの防止。三つ目は、XSS 問題の修正です。
=================================================================================
ということらしい。所帯が大きくなり,ユーザが多くなると,対処も迅速が求められるんだろうから,大変だよね。皆様,ご苦労様です。
 早速更新した。

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Windows

本家のお世話-#3。

投稿アップデート情報  追記(4/12)  追記2(7/14)  追記3(12/20)  追記4(2012/4/11)

 分家・本家ともに,徐々にアクセスも増えてきたので,ずっとうっちゃらかしにしてきたApacheログのローテートをやろうと思っていろいろ調べてみた。
 Win版Apacheにはrotatelogs.exeというローテーション用のプログラムが同梱されている。ところがこのプログラムかなり深刻なバグがあるという報告があり,いろいろ調べてみてもそのバグが治っているかどうかがよくわからないので,結構よく使われているバッチファイルとタスクスケジューラの組み合わせで月単位のローテートを行うことにした。
 で,この記事はその報告。
 でも,「ログファイルがロックされていても強引にローテーションを試みる」ってとんでもない基本事項がらみのバクだよな。しかも,rotatelogs.exe自身がロックされてゾンビが残るらしい。ググってみても,このバクがフィックスされているかどうかがわからなかったんだけど,本当に治っていないんだろか。なまじ,完全なる素人は使わないプログラムだけに,みんーな何とか別の方法でやっちゃうから,いまだにほったらかしなのかもね。

 何はともあれ,本題に移行。バッチの中身は以下のような感じ。

 1.  @echo off
 2.  set DT=%DATE:/=%
 3.  set DY=%DT:~-2%
 4.  set MN=%DT:~-4,2%
 5.  set /a MN=MN-1
 6.  perl F:Webcgi-binawstats.pl -config=example.com -update
 7.  
 8.  if "%DY%"=="01" (goto A) else goto B
 9.  
10.  :A
11.  net stop "Apache2.2"
12.  taskkill /im vlc.exe
13.  move G:Apache2.2logsaccess.log G:Apache2.2logsaccess%MN%.log
14.  net start "Apache2.2"
15.  G:VideoLANVLCvlc F:minori.flv --loop :sout=#transcode{vcodec=WMV2,vb=512,fps=25,scale=0,acodec=wma2,ab=128,channels=2,samplerate=44100}:std{access=mmsh,mux=asfh,dst=example.com:1234}
16.  :B
17.  exit /b

 6.行はその日のawstatsの集計。12.15.行はストリーミングの関係で走らせているVideoLAN関係なので,我が自鯖だけにしか関係ない。A:の部分が1日の日にだけ行われるようになっているので,月単位でローテートすることになる。

 このバッチを1日に1回0:00にタスクスケジューラで走らせる。タスクスケジューラを使うについての注意は,タスクスケジューラで起こしたバッチの優先順位を高にしてやっておくこと。そうしないと結構時間を食うみたい。
   C:WINDOWSsystem32cmd.exe /c start /high G:rotate.bat
実行するファイル名のところを上記のような感じにする。

 それから,ついでにhttpd.confもちょっとだけ変えた。いままで,すべてのログを一つのファイルに取っていたんだが,アクセスが増えるに従って不正なものも増えてきたので,これは別ログに取ることにした。上記のバッチファイルではその部分は除いている。

追記(4/12):
 上に書いてある.batなんだが,実は最終行のexit /bが全く利いていない。なんでかというと,vlc.exeに行った後.batに戻ってこないのだ。vlcから戻ってこさせる方法がわからない。結果としてコマンドプロンプトの窓が一つ開いたまま残る。
 いろいろやってみたがどうしてもうまくいかないので,バッチの終了後にタスクスケジューラから,taskkill /im cmd.exeを流して窓を閉じてやることにした。どんくさいが仕方ない。どなたか,いい方法があったらご教示ください。

追記2(7/14):
 ここの.batを利用しようと思う方がいたら,「本家のお世話-#5。」にも目を通してください。

追記3(12/20):
 12/16から,素直にApacheのrotatelogs.exeを使っている。今のところ順調に動いてくれている。 —->> 本家のお世話-#21。(rotatelogsを使う)

追記4(2012/4/11):
 Apache導入についての新しい記事を,本家のお世話-#28。本家のお世話-#29。に書いた。

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覚え書-#4。

Ajax Edit Comments関連。
 編集可能時間を24時間に変更するとともに,表示を出さないように設定を直した。
 また,その旨をコメント欄に記載した。

お問い合わせ関係。
 本家には前からお問い合わせフォームを設置してあったが,日本語ブログのほうにも今日設置した。ページの左下端にリンクを張ってあります。
 連絡先として使えますが,自鯖上のものなので自鯖が落ちているときはこれも使えません。