表題の件,我々一般人には,一見関係なさそうに見えるが,怪しいアプリをうかつに使わないとか,メールアカウントやパスワードの管理をしっかりするとかいうことでは,同じなんじゃないかと思う。
そういえば,昨日,「ネット競売、消せぬ情報 大手3社、履歴・カード番号保存 利用者「流出が心配」」というのもあったな。えって,思うかもしれないけど,結構そういうとこ多い。だって,登録させる側からいえば,データの不正使用をする気はなくても,ユーザ側の無料版の反復利用を防ぐためだけでも,元情報は必要なわけだから,良心的であっても,罰則がないなら,データを保持するほうが妥当だと思う。どのくらい保持するとかで口を拭ってる様子は感じられるが……。知識の欠如から対応がいい加減なところもあるにはあるけどね。
登録データの削除については,簡単/困難/不能をまとめたこんなサイトがある。 justdelete.me 。
このサイトは, bitly.com (有名どころだが,日本語対応がないみたいなので, twitter そのものの短縮リンクが向上してからは,使うのをやめようとしたのだ) のアカウントを削除しようと四苦八苦しているときに発見した。
まぁ, justdelete.me の一覧を見ると,サイトの性質から考えても, HARD あるいは impossible で当然だなと思うところもたくさんあるけど……。 justdelete.me ,日本語でも似たものがあるのかな。
やっと,本題。
29 日に JVN から Android 版アプリ Kindle における SSL サーバ証明書の検証不備の脆弱性というのが出ていて,セキュリティホール memo さんが「そのうち徳丸さんから解説が出るだろう」と書いておられた解説が出た。「Android版KindleにおけるSSLサーバ証明書の検証不備の脆弱性CVE-2014-3908」。読んでみたけど,難しくて,よくわからん。
証明書を作るときに「コモンネームをちゃんとやってねー」というのはよく聞く。一致してない場合は,アクセスさせてくれないからだと,理解していた。これは,自前証明局の話ね。
でも,奥さんの記事「SSL/TLSライブラリの正しい使い方(もしくは、コモンネームの検証について)」を読むと,多数の人がアクセスするアプリの場合,コモンネームの検証の実装はそれほど単純なものではないみたいだ。うちの自宅サーバレベルは蚊帳の外みたい(爆)。
徳丸さんの解説は難しくて 100% 理解しているとはいいがたいのだが,それでも「コモンネームの検証が漏れてる場合があるって,超ヤバいじゃん」ということくらいは十分わかる。
8月初めには,「App Storeのアプリが盗まれた」って話もあったし,スマホが一気に普及して,それ関係の悪事も花盛りだな。
徳丸さんの記事の件は,実際に悪用されてるかどうかは現時点で不明なようだが,持っている方は,既に対応バージョンが出ているようだし, 「Kindle – Google Play の Android アプリ」でアップデートしておこう。
「App Storeのアプリが盗まれた」の件については,セキュリティホール memo さんによると,いたのくまんぼうさんとこが,有用みたい。「注意喚起:アプリ乗っ取り犯の手口判明。ITCアカウントの入力を求めるアプリには注意!」
「Android 版 Kindle の SSL サーバ証明書検証不備脆弱性。」への2件の返信
おはようございます。
wordpress4.0が来ました。
追加機能は書き込みしてるビジュアル枠がどんどんひろがるのとインストールする際言語パッケージが選べるようになったのと動画貼り付ける際urlだけでプレビューが表示されるようになりました。
ここでもsslの話になりますが
テスト用のyoutube動画をはりつけたらhttpでhttpsに変更しないとちゃんと表示できませんでしたね。
webminの証明書も変更しましたけど、sslは本当大変ですね。
くりくりさん,おはようございます。
本家は,まだ日本語版 4.0 待ちをしています。
atpages ではやってみたのですが,下記がわかりません。
> インストールする際言語パッケージが選べるようになった
これは,どこで出来たのでしょうか。