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本家のお世話-#41。(Malwareの話)

投稿アップデート情報  追記(6/23)

 臨時サーバには,ウイルス対策ソフトとして,Avira Free Antivirusを入れてある。今朝,これが34個もの「PHP/WebShell.A.1[virus]」を報告してきた。検知場所は,C:WINDOWSTempのphpxx.tmpというわけで,現時点で悪さをしているわけではないらしい。

 当然削除したが,せっかくCentOS6の練習機を建てたので,これでちょっとphpxx.tmpの中を覗いてみた。初体験。こんな感じ。
—————————————————————————————————————————
   <?php
   $auth_pass = "";
   $color = "#df5";
   $default_action = ‘FilesMan’;
   $default_use_ajax = true;
   $default_charset = ‘Windows-1251′;
   preg_replace("/.*/e","x65x76x61x6Cx28ーーーー省略1ーーーーx63x6Fx64x65x28
   ’~~~~省略2~~~~’
   x29x29x29x3B",".");
   ?>
—————————————————————————————————————————
 見たところ,普通のPHP Script。ただし,本体部分は,エンコード後圧縮されている。
 Windows-1251 は キリル文字で,この文字コードで保存されているらしい。
 x65x76x61x6Cx28ーーーー省略1ーーーーx63x6Fx64x65x28 の部分をデコードすると,
eval(gzinflate(base64_decode( 同様に,x29x29x29x3B の部分は ))); になる。本体部分(~~~~省略2~~~~)は,素人が生半可にいじるのは危ないかなと思い,何もしなかった。何か結構,深刻なタイプのBackdoorで Windows にも Linux にも影響があると書いてあるし。

 どこから着弾したのかと思って調べてみたが,よく分からない。よく分からないが,Apacheのログに,
   78.85.9.30 – – "POST ~/uploadify.php" 404 "Googlebot/2.1" <<– 関係部分のみ抜粋
というのが,phpxx.tmpと同じ時間帯にズラッと並んでいた。自鯖上には uploadify.php は1枚もないから,HTTPエラーコードはすべて404になっている。これは失敗しているけど,開いているポートから,tmpファイルとして送り込まれたということだろうか。この辺りのことが,もともとよく理解できていないのだが,今回調べてもまだよく分からない。ご存知の方は,ご教示いただけるとありがたいです。

 ところで,uploadify.php だが,6月9日づけで,WordPress Exploit Alert: Uploadify.phpという記事が見つかったから,脆弱性があるらしい。既に,パッチが出ているのかどうかははっきりしない。

 書き忘れるところだった。UAがGooglebotになっているが,逆引きすると,ホスト名は a30.sub9.net78.udm.net になるので,詐称は明らかなようだ。

追記(6/23):
 今日,WordPress Exploit Alert: Uploadify.phpを見に行ったら,新しい情報が書き込まれていた。関係のある方は,参考にされるといいかもしれない。

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本家のカレンダー-#2。

 気づいたかたもおられると思うが,PHP 5.4.x 系にアップグレードしてから,ブログ(英語日本語)の1行カレンダーの投稿日が表示されなくなっていた。気にはなっていたが,例の crash + restart のほうが問題で,そのままにしていた。

 ブログのカレンダーについては,本家のカレンダー。にも書いたとおり,ずっと同じものを使ってきた。最初は,Movable Type,次は,WordPressで。今回の件に関して,プラグインの作者のページにお問い合わせも書いてみたが,長らくお返事がないので無理なのかもしれない。自分でスクリプトも見たが,お手上げ。

 crash + restart が落ち着いてきたので,何か他に使えるプラグインがないかと探してみた。1行表示のカレンダー(「さかなのぺんぎん的日記」というサイトだったが,どうやらなくなったようで,2012/7/26からリンク切れが出るようになった。)というのがあった。対応バージョンは古くバージョンアップもされていないようだが,作者の方が「標準でついてくる get_calendar() というカレンダーを表示する関数の、HTML を書き出す部分をごにょごにょしただけのものです」と書いておられるので,かえって大丈夫かなと入れてみたら,無事動いた。よかった。

 さかなさん,ありがとうございます。

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WordPress File Monitor Plus 1.4.x

投稿アップデート情報  追記(2017/1/24)

 WordPress File Monitor Plus 1.4が出た。Windows系のサーバの場合は,必ず,1.4.1を使ってください。1.4ではうまく動かないとScottに連絡したところ,素早く対処してくれたのが,1.4.1です。

 主たる改良点は,WordPress File Monitor Plus に検索させたくないサイトを設定するときに,ワイルドカード(*)が使えるようになったこと。

 すでに,1.3 を使っている場合は,現在の設定は,アップデート時に自動的に新しい書式に変更されるが,新規導入の場合は,もちろん手動での設定が必要。指定場所は,「無視するディレクトリ/ファイル」のところ。

 書式については,絶対パスでも,*.txtのような形式でも可。自分の指定したいファイルの存在場所をよく考えて,うまくいく方法を使ってください。

追記(2017/1/24):
 WordPress File Monitor Plus は開発終了の模様。 Fork として WordPress File Monitor があるのでそちらを使うといいと思う。

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覚え書-#8。

 WordPress3.3.1を,XREAや@pagesにインストールしたときの注意点を,まとめておこうかなと思ったんだけど,書き始めるとめんど臭くなってきた。で,題名が覚え書になった(爆)。

 関連する記事は,このブログで検索ワードとして「tmp wordpress」や「AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php」を使って調べたときに出てくるものになるナ。

 XREA・@pagesの共通の特徴はLAMP系であることだが,これはレンタルサーバとしてはごく普通のことだから,特記すべき点はPHPがセーフモードで動いていることだろう。PHPのセーフモードは,PHP5.3.0から非推奨になったが,XREAも@pagesもPHP5.2系を使っているようだ。憶測だが,稼働中のレンタルサーバでは,今までセーフモードを使っていたところを変更して,同等のセキュリティを実現するのは,なかなか難しいのかもしれない。

 両者のフリースペースを比べた場合,いろんなことができる自由度はXREAのほうが高いが,設定の面倒さもXREAのほうが高い気がする。また,XREAのフリースペースは,現時点では,Value-Domain関連の有料サービスを使っていないと借りられないから,無料レンタルサーバとしては一般的とはいえない。

 XREA・@pages,どちらの場合も稼働しているサーバは複数で,サーバごとに少しずつ設定が異なるので,注意が必要である。また,XREAでの設定はCORESERVERにも大体使えると思ってよい。

 PHPがセーフモードで動いているとmkdirの使用が制限されるようだから,おおもとのWordPressのスクリプト群のアップロードのときに,前もってFTPクライアントで子ディレクトリを手作業で作っておくと,幸せになれるようだ。それに,1回にアップロードできるファイルサイズの制限に引っかかる場合なんかもあるから,小分けにしてアップロードしたほうがいいようだ。「急がば回れ」だね。

 インストールがすんだら,FTPクライアントでドキュメントルートにtmpを作り,パーミッションを707にして,wp-config.phpの「/* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */」の行より上に
 XREAの場合は,
  define( ‘WP_TEMP_DIR’ , ‘/virtual/ID/public_html/tmp/’);
 @pagesの場合は,
  define (‘WP_TEMP_DIR’, ‘/usr/local/www/htdocs/ユーザーID/public_html/tmp/’);
を追加。再度,wp-config.phpをアップロード。注意としては,wp-config.phpの編集には,BOMの管理のできるテキストエディタを使い,保存時にはBOMを付与しない形で保存するってこと。

 wp-contentの直下にuploadsを作り,パーミッションを707にする。これは,XREA・@pages,どちらも同じ。同じところに,upgradeも作っておく。upgradeのパーミッションについては,やはり,707にしておくほうがいいのかどうか。XREAでは,しなくてもO.K.のようだし,@pageでは,しておいてもエラーが出るし?????しかし,作っておかなければいけないのは,確かみたい。

 tmp,uploads,upgradeあたりの設定を済ませておかないと,「ファイルストリーミングの送り先となるディレクトリが存在しないか、書き込み不可になっています。」が出るようだ。

 あとは,XREA関連になる。XREAでPHPをモジュール版で動かすとき,制限がきついためにうまく動かないことかある。これを回避する方法として,.htaccessを使って,「(新)PHPをCGIとして動かす方法について」というのが提供されている。
 .htaccessに
   AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
を記入して該当のスクリプトをGCIとして動かしてやるというものなのだが,WordPressのインストールディレクトリにこれを入れて,どれもこれもCGIモードで動かすとなるとmodule版を使う意味がない。そこで,必要最低限のスクリプトを指定してやったほうがいい。
 現在のところで,私が指定しているのは以下のものだけ。.htaccessの場所はwp-adminの直下と,wp-includes/js/tinymceの直下である。

 wp-adminの直下の.htaccessの内容。
   LayoutIgnoreURI *

   <Files admin.php>
   AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
   </Files>
   <Files update.php>
   AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
   </Files>
   <Files plugins.php>
   AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
   </Files>
   <Files themes.php>
   AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
   </Files>

 AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php は AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php でも動くんだが,PHP5を使っている場合は,こちらを使ってくれと「PHPをCGIとして動かす方法について」に書いてあるので,指示通りにしているのだ。
 LayoutIgnoreURI * は,XREAの広告が自動挿入されるとダッシュボードのJavaScriptがまともに動いてくれないので,これを回避するために入れてある。はやわかりXREAの「自動挿入広告」のFAQのページを読んで,ダッシュボードには広告を挿入しなくても違反にはならないと判断している。当然ながら,XREA+やCORESERVERなどの有料サービスであれば,LayoutIgnoreURI * は,いらない。

 wp-includes/js/tinymceの直下の.htaccessの内容。
   <Files wp-tinymce.php>
   AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
   </Files>
 これは,ネットワークの作成-#3。の2.で書いた,「ビジュアルエディターが使えなかった件」の対策。こっちのほうが簡単だし,バージョンアップのときに気にしなくてよい。

 まぁ,こんなところかな。結構長くなっちゃったな。この件は,思い出したらまたここに足していこう。

 ところで,PHP5.4.0が出てますな。

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Facebook, Twitter & Google+ Social Widgetsを入れてみた。

投稿アップデート情報  追記(4/20)

 流行に乗ってみようかと,「いいね」ボタンと「Tweet」ボタンを付けてみた。ホームのところもつけたらあまりにもうっとおしかったので,個別ページと固定ページを表示したときだけに見えるようにした。
 しかし,それでもうざい気もする。使ったプラグインは,Facebook, Twitter & Google+ Social Widgets。

追記(4/20):
 結局,「Google+」も追加した。

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覚え書-#7。

 XREAと@pagesにWordPress3.3.1のシングルサイトを構築したけど,XREAのサイトからは通知メールが来るが,@pagesのサイトから通知メールが来ない。というわけで,の「WP Mail SMTP」をインストールした。

 今度もうまく働いてくれるだろうか。一応,テストメールは無事に来た。

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Ajax Edit Commentsフリー版(v.5.0.7.0)のLAMP系での使い方。

投稿アップデート情報  追記2(2/7)  追記3(2013/1/12)  追記4(1/25)

追記3(2013/1/12):
 うれしいことに, Ron が戻ってきて, v.5.0.13.0 がリリースされた。試してみたらこれは,楽に動くようだ。 12 日現在,日本語化ファイルは旧いものしか同梱されていないので, v.5.0.13.0 用をここに置いた。

追記4(1/25):
 最新版の日本語化ファイルは,右下の「いろいろ」のところ,あるいは,ここから落とせるように変更した。

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 Ajax Edit Commentsフリー版(v.5.0.7.0)の件の追加記事です。

 昨日から,juneさんと一緒にああでもないこうでもないとやってきたが,どうやらできた気がする。@pagesとXREAと,どちらも同じ方法で成功したのでその方法をまとめておく。

 WP Ajax Edit Commentsのフォーラムにも後で報告しておこうかな。

 使えるようになっても,「Stack overflow at line: 2 too much recursion」のエラーは残る。今回,このエラーのせいでAjax Edit Commentsフリー版(v.5.0.7.0)が動かないのではないかと誤解したところからややこしくなったが,結局は別の問題のようである。

 では,一つずつ手順を書いていく。

  1. ダッシュボードのプラグイン・メニューから,Ajax Edit Commentsバージョン 5.0.7.0を新規追加で,あるいは,アップデート・メニューからインストールする。インストールの終了時にプラグインを有効化するボタンがあるが, ここでは絶対に有効化してはいけない。
  2. FTP接続ソフトでサイトにアクセスし,/wp-content/uploads の直下にaecというディレクトリを作り,パーミッションを707or777にする。
    新しいAjax Edit Comments はスクリプトがaecというディレクトリを作って使うようになっているのだが,所有権とパーミッションの設定がうまくいかないくて,動かないようだ。
  3. ダッシュボードのプラグイン・メニューから,Ajax Edit Commentsを有効化する。aec下にはadmin.js,edit-comments.css,ajax-edit-comments.js,comment-editor.css,frontend.js,popups.js が必要だが,この時点では,admin.jsとedit-comments.cssしかない。Ajax Edit Commentsの設定ページに行って,[設定の更新]ボタンを押すことで,他の4つのファイルも生成される。
  4. スクリプトが生成した admin.js,edit-comments.css,ajax-edit-comments.js,comment-editor.css,frontend.js,popups.js の所有者がサーバになっているので,これを他のファイルと同じく自分に変更する。shellが使えるならコマンドを打てばいいが,たいていは無理。そこで,まず,aecをそっくりダウンロードする。
  5. 次にaecをそっくり削除する。中だけを削除しようとしても所有者が違うのでうまくいかないよ。ここで,2.でaecを手動で作成したことが生きてくるわけ。まぁ,場合によっては,ディレクトリが空でないと削除できないということもあるかもしれないが。
    削除後,再度aecを作り,ディレクトリのパーミッションを707or777にする。
  6. aecの中の6つのファイルをアップロードし,パーミッションを606or666にする。

 これでうまくいくはず。健闘を祈る(爆)。

追記:
 本家のファイルを見ると,aecの下に <?php // Silence is golden. の記載されたindex.phpもある。これも手動で作っとくべきかな。

追記2(2/7):
 一応無事つかえてはいるけれども,どう考えてもWordPressのプラグインとはいえない。インストールして有効化したらすぐ使えるというのが,こういうプラグインのスタイルである。プラスアルファとして,オプション設定が必要なことはあるが,サーバの設定じゃあるまいし,FTPで接続してとかshellを使ってとか,ゴリゴリやらなきゃならないなんて,WordPress本体の設置においてすらまれなことだ。ましてや,ものはプラグインなんだから。
 Ver.4.1.8.3までは原作者のAjay と Ronald の名がみえるが,history.txtを見ると4.1.9.9からはRonの名前だけで,現在はその名すらない。なんかどうもすったもんだを感じさせる記録だネ。
 1月末にRonに出したメールにはすぐに返事が来て,もう手を離れているのでそれほどできることはないけれど,何とかいろいろやってみるということだった。ネット上に旧安定板が出ているようだが,もしかしたら彼が関係あるのだろうか。本当のところは分からない。すべて藪の中だ。
 いずれにしても,現在のバージョンについては,http://ithemes.com/ に責任がありそうなので,サポートフォーラムを見に行ったが,どうも頼りになりそうになく感じたので,Ajax Edit Commentsのサポートからもらったメールに入っていたとこ宛てに,苦情を書いてみた。一昨日のことだ。しかし,今のところ返事は来ていない。どうなるかわからない。http://wordpress.org/extend/plugins/wp-ajax-edit-comments/ での対応を見ていると,あまりあてにはなりそうにない。このプラグインがこのせいでダメになるとしたら,残念なことだ。

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@pagesにWordPress3.3.1をインストールする。

投稿アップデート情報  追記2(2/4)  追記3(2013/1/12)  追記4(1/25)

追記3(2013/1/12):
 うれしいことに, Ron が戻ってきて, v.5.0.13.0 がリリースされた。試してみたらこれは,楽に動くようだ。 12 日現在,日本語化ファイルは旧いものしか同梱されていないので, v.5.0.13.0 用をここに置いた。

追記4(1/25):
 最新版の日本語化ファイルは,右下の「いろいろ」のところ,あるいは,ここから落とせるように変更した。

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 この間から,juneさんがAjax Edit Comments v5.0.7.0の検証に取り組んでくださっている。そのために,@pagesでWordPressをインストールしたら(www22.atpages.jp),いろいろエラーが出たというので,私も試しにWordPress3.3.1をインストールしてみたが,私の使用サーバ(www39.atpages.jp)のほうでは特にエラーなしで,同じことの経験はできなかった。

 juneさんのほうで出たエラーは,
◎wp-admin/index.php
  require_once(ABSPATH . ‘wp-admin/includes/dashboard.php’);を
  require_once(‘./includes/dashboard.php’);

◎wp-admin/widgets.php
  require_once(ABSPATH . ‘wp-admin/includes/widgets.php’);を
  require_once(‘./includes/widgets.php’);

◎wp-admin/nav-menus.php
  require_once( ABSPATH . ‘wp-admin/includes/nav-menu.php’ );を
  require_once( ‘./includes/nav-menu.php’ );

◎/wp-admin/update.php
  timer_start();の下
  require_once( ABSPATH . ‘wp-admin/includes/upgrade.php’ );を
  require_once( ‘./includes/upgrade.php’ );

などなどらしい。@PAGESにwordpressインストールでエラーで同様のエラーを経験された方の記事があった。全部パス関係なのでサーバ設定のせいだろうが,どこが違うのだろう。

 それから,プラグインなどの自動更新で接続情報のページが出たとき,
  > ホスト名をFTPソフトと同じように
  > wwwXX.atpages.jp
  > にすると何故かエラーになっちゃいました
  > localhost
  > で正常に通信できるようです。
ということもあったらしい。これも私の使用サーバでは起こらなかった。これレンサバの設定がまずいよね。

 ところで,せっかくだからやったことを書いておく。私のほうでインストールしたWordPress(www39.atpages.jp上です。)でも,一応,Ajax Edit Comments v5.0.7.0のテストをやってみた。やはり,スクリプトが勝手に作るaec以下の所有権の相違が,足を引っ張っているようだ。したがって,それを作らない古いバージョンなら,問題ないということなんだろう。

==============================以下,www39.atpages.jpへのWordPress3.3.1のインストール。

 @pagesにユーザ登録する。

 WordPressではデータベースを使うので,管理画面(URLは「[@pages]新規登録のお知らせ」メールに記載されている。)にアクセスして,DB(mysql)利用の準備をする。
 WordPressのconfigでいるので,以下の項目を控えておく。
    データベースホスト名
    データベース名
    データベースの接続ユーザ名
    パスワード

 以下のデータで,FTP接続ソフトの設定をし,PASVモードでアクセス。
    ID : 自分が登録したID,「[@pages]新規登録のお知らせ」メールに記載。
    パスワード :「[@pages]新規登録のお知らせ」メールに記載。
    FTPサーバ :「[@pages]新規登録のお知らせ」メールに記載。
 展開したWordPressのファイルをアップロードするのだが,一括でやると,「1Gの範囲ならファイルサイズの上限はありませんが、一回の転送で1MByteを越えると5KByte/sに転送量を制限されます。」に引っ掛かってしまうようだ。一度でできなかった分は再度アクセスしてアップすればO.K.

 WordPressをアップロードしたディレクトリ(ホームページURL/ワードプレス専用ディレクトリ/)にブラウザからアクセスする。
 メッセージに従って進めていくが,パーミッションを変えていないせいで,どうやらセーフモードの関係で「wp-config.php ファイルへの書き込みができません。」が出るので,wp-config.php を手動で作成してFTP接続ソフトでアップロードする。このときにWindowsのメモ帳は絶対に使わないこと。BOMで痛い目に合うよ。

 あとはログインして,必要なことをダッシュボードから設定する。

 プラグインを更新で,
「ダウンロードに失敗しました。 ファイルストリーミングの送り先となるディレクトリが存在しないか、書き込み不可になっています。」が出るので,FTP接続ソフトでドキュメントルートに/tmpを作り,パーミッションを707にする。
 wp-config.phpの「/* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */」の行より上に
define (‘WP_TEMP_DIR’, ‘/usr/local/www/htdocs/ユーザーID/public_html/tmp/’);
を追加。これでプラグインページからの更新ができるようになる。
==========================www39.atpages.jpへのWordPress3.3.1のインストール,ここまで。

 さて,ここで,Ajax Edit Comments v5.0.7.0の実験。

 エラーの嵐って感じだったが,何とか,コメント送信まではできるところにたどり着いた。しかし,一番肝心な編集機能が使えない。アへ。

 一応,やったことを書いておく。

 /wp-contentの直下に/uploadsを作りパーミッションを707にする。
 インストールしたときにこの下にaecというディレクトリができるが,これのパーミッションが書き込み不能で,しかもownerが自分IDじゃなくて,番号(ApacheのIDじゃないかと思う)になっているせいで,いろいろ不都合が出ているみたい。

 ひとまず,Ajax Edit Commentsを停止する。

 FTP接続ソフトアクセスし,まずはスクリプトが作ったaecを削除。手動でaecを作り直して,パーミッションを707にする。再度,Ajax Edit Commentsを有効にする。

 今度は,aecの中にいくつかファイルができている。これのownerがまた番号。でまず,aec下に存在するファイルをすべてダウンロード後,Web上のものをすべて削除。改めてアップロードするとすべてのファイルのownerが自分IDに代わって,何とかAjax Edit Commentsが使えるようになる。レンタルサーバで所有者変更のコマンドが使えないので,こんな面倒なことになる。

 しかしだ,aec下に新しいファイルができるたびにこの問題が生じるので,フルにコントロールが使えない。のだろう,多分。orz

追記:
 aec配下のファイルについて,所有者だけでなくパーミッションも変えてやったら,コメントするたびにaec配下にゾンビのごとくファイルが増えていたのが止まった。パーミッションは606。
 しかし,相変わらず編集機能は使えない。

追記2(2/4):
 Ajax Edit Commentsフリー版(v.5.0.7.0)のLAMP系での使い方。,書きました。

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Ajax Edit Commentsフリー版のバージョンアップ-#2

投稿アップデート情報  追記2(1/27)  追記3(1/30)  追記4(2/4)  追記5(2013/1/12)  追記6(1/25)

追記5(2013/1/12):
 うれしいことに, Ron が戻ってきて, v.5.0.13.0 がリリースされた。試してみたらこれは,楽に動くようだ。 12 日現在,日本語化ファイルは旧いものしか同梱されていないので, v.5.0.13.0 用をここに置いた。

追記6(1/25):
 最新版の日本語化ファイルは,右下の「いろいろ」のところ,あるいは,ここから落とせるように変更した。

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 昨年の12月16日に,Ajax Edit Commentsのサポートから,

As of January 1, 2012, we will no longer be supporting the Ajax Edit Comments plugin as a premium plugin. We will be uploading the full version of the plugin to the WordPress.org repository, where users that wish to continue use can download any future updates for free.

というメールをもらった。で,「有料版を使いたい人は云々」と続くのだが,私は別にほかのものには興味がないので,いつになったら,WordPress.org repositoryにフルバージョンが載るだろうと楽しみにしていた。
 今日になって,ダッシュボードのプラグインのところにアップデートの通知があったので見に行ったら,Ajax Edit Comments v5.0.7.0 が出ていた。おおーッ,ということでさっそくアップデートした。

       WordPress2.83.1以上が必要で,3.1.1にも対応。
         スクリプト内は3.1以上になっていた。ごめんなさい。(1/28訂正)
       最終更新: 2012-1-19   になっている。

 必要な方は,Ajax Edit Comments v5.0.7.0用の日本語化ファイルを落として使ってください。
 
 
追記:
 Ajax Edit Commentsとは全然関係ないんだけど,mysql-5.5.20-win32.msiが出てたので,一昨日アップデートした。mysql-5.5.18-win32.msiへの単なる上書きインストールで無問題。

追記2(1/27):
 Ajax Edit Comments v5.0.7.0についてだが,自鯖はWAMP系なので無問題だった。が,LAMP系だと,/wp-content/uploads/aec のパーミッションを707あたりにしておかないと,fopenのWarningが出てまともに使えないようだ。

追記3(1/30):
 コメントを読んでいただくと分かるように,現在少し前のバージョンを使用中である。v5.0.5を上書きして消してしまったのだが,まだ正規のライセンスが切れていなかったことを思い出して,昨年末に出た有料版を本日再ダウンロードしてきた。もしかしたら,近いうちにこれにするかもしれない。フォーラムのコメントを見るとv5.0.5も動かないというものが多いのだが,我が家ではこのバージョンは普通に動いていたので,少なくとも見かけ上は!!

追記4(2/4):
 Ajax Edit Commentsフリー版(v.5.0.7.0)のLAMP系での使い方。,書きました。

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本家のお世話-#23。(WordPress3.3.1へアップデート)

投稿アップデート情報  追記(2/1)

 1/4にWordPress 3.3.1 セキュリティおよびメンテナンスリリースが出て,ページを見に行ったら,その日は日本語版は今準備中ですのでしばらくお待ちください,とのことだった。

 で,1/7の今日になっても,ダッシュボードのアップデートのところに,日本語版の情報が表示されない。XSSの脆弱性の修正も入っているというアナウンスだったので,気になって上記のページを再度見に行ったら,WordPress 3.3.1 日本語版をダウンロードのリンクが追加されていた。いつ追加されたんだと,ファイルをダウンローダで引っ張ってみたら,ファイルそのものの日付は,1/4のようだ。ということは,珍しくもダッシュボードのアップデートには,情報が出ないということなのだろうか。

 まあ,たまには,手動もいいじゃないのというわけで,久しぶりに手動でアップデートをやってみた(爆)。

 まず,何はさておき,元ファイルとデータベースのバックアップをする。やらなかったときに限って青ざめるようなことが起こるので,絶対にサボってはいけない作業である(笑)。

 その後,落としてきたzipを展開してファイルの差し換え。無事完了。不具合なし。

 手動でやらなかったら気づかなかったこと。フィード関係の以下の6個がなくなっていた。
    wp-atom.php
    wp-commentsrss2.php
    wp-feed.php
    wp-rdf.php
    wp-rss.php
    wp-rss2.php

追記(2/1):
 XREAのフリースペース。で書いたように,XREAにWordPressをインストールしてシングルサイトを作った。今日気づいたのだが,こっちのサイトでは,ダッシュボードの「WordPressの更新」のところに WordPress3.3.1–ja の情報が出ている。本家との違いは本家はマルチサイトということだが,もう一つ違うのは,本家の親サイトの言語が英語になっているということだ。インストールしたファイルそのものはどちらも同じ日本語版なので,更新情報が親サイトの言語設定に引きずられて表示されているのではないかと思う。
 親サイトの言語設定を変えてみれば,検証はできると思うが,設定を変えて本家がおかしくなるのが怖いので未検証である(爆)。