ここのところ,忙しくてLOOXを放りっぱなしだったのだが,27日(木)にjuneさんからclamAVの件でコメントをもらった。これには困った。clamAV-0.91.2はうまく動かないままだったのだ。実のところ,記事からclamAVの件を消しておくべきだったが,juneさんからのコメントで記述していたことに気づいた次第で,書いたことすら忘れていた。juneさんには,一応泥縄で返信を書いたが,そのあたりの顛末を含めて,記事「懸案のLoox-#2。」以降のことを書く。
まだ,途中だけど,あとがいつになるかわからないし……
では,始めます。
えー,21日の夜作成したはずのSeaMonkeyのメッセージフィルタの設定が,全部消えてしまった。―後日談としては,実は,消えていませんでして,何でなのかどうもよくわからない。(泣)
不愉快だし,どうも不安。それで,ftp://ftp.t.ring.gr.jp/pub/linux/puppylinux/packages-stray/Shintani/からsylpheed-3.0.0-i486-koro1.petを落としてきて,インストール。
デスクトップに,ショートカット(Linuxではランチャというものだと思っていたが,Puppyの日本語版ページにはこう書いてある。)を作る。インストールした,sylpheedの実行ファイルは~/.usr/binにあったので,これをデスクトップにドラッグ&ドロップ。歯車型のままでは格好悪いので,右クリックショートカットメニューよりアイコンを設定を選んで,メールアイコンに変更。sylpheedのアイコンがわからなかったので,SeaMonkeyのアイコンで代用。
さて,clamAVのほうも,バージョン0.91.2はうまく動かなかった。私がclamAVを知っていたのは前に使っていた FedoraCoreがらみなのだが,このときは,パッケージをインストールして,コマンドを打ったら動いたので,楽だったけどあまり勉強にはならなかった。今回,動かなかったので,「何でだろう」とは思ったが,ここんとこ忙しくてほったらかし。Looxは,寝かせたままなので害はないです。
ただ,ほったらかしの前にどうも古いclamAVのサポートが終わっているらしいことは分かった。clamAVのオフィシャルサイトでもアナウンス(魚拓です)をしているようだ。うまく動かないのがこれがらみかどうかは別だが。
で,28日帰宅してから,ClamAV – Anti Virus software というページを発見し,0.96.xバージョンをインストールしなおした。
以下のファイルを落としてきて,この順にインストール。
http://http.us.debian.org/debian/pool/main/c/clamav/clamav_0.96+dfsg-4_i386.deb
http://http.us.debian.org/debian/pool/main/c/clamav/libclamav6_0.96+dfsg-4_i386.deb
http://http.us.debian.org/debian/pool/main/libt/libtool/libltdl7_2.2.6b-2_i386.deb
http://http.us.debian.org/debian/pool/main/libt/libtommath/libtommath0_0.39-3_i386.deb
http://http.us.debian.org/debian/pool/main/e/eglibc/libc6_2.10.2-9_i386.deb
ClamAVのページから下記の二つのウイルス定義ファイルを落として,/var/lib/clamav/ (←なかったので,作った)にコピー。
http://db.local.clamav.net/main.cvd
http://db.local.clamav.net/daily.cvd
端末から,clamscanを打ったら,無事走り出した。
しかし,/rootのスキャンだけで,90分22秒。前途多難。
———– SCAN SUMMARY ———–
Known viruses: 787882
Engine version: 0.96
Scanned directories: 1
Scanned files: 29
Infected files: 0
Data scanned: 18.04 MB
Data read: 8.54 MB (ratio 2.11:1)
Time: 5422.044 sec (90 m 22 s)
clamAVをGUIで動かすために,http://sourceforge.net/projects/fetcav/からfetcav-0.5.tar.gzを落として解凍し,install.shがうまく動かなかったので,手動で,fetcav.shを~/.usr/sbinにコピー。デスクトップにショートカットを作る。fetcavを走らせて基本設定を保存。
常駐はさせていないけど,Puppyにはもともとファイヤーウォールの設定があるし,今のところclamAVについてはこれでいいかな。