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Windows7上にWamp系WebServerを建てる-#1。

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投稿アップデート情報  追記(8/11)

 昨日書いたように, Windows7HP+SP1(x86) が載ったデスクトップを手にしたわけで,しめしめと,新 Wamp 系 WebServer の構築に取り掛かった。

 手始めに,ハードディスク上にパーティションを2つ切った。サーバ・ウェア用のドライブ (Drive_SV) と他のサイト用のファイルのドライブ (drive_DC) にするためだ。

 ところで,作業の間に何度か Windows ファイアーウォールからアラートが来ると思うが,その場合は,間違いなく必要であることを確認のうえ,「許可」すること。じゃ,始めます。

Apache のインストール。

  1. httpd-2.4.6-win32-VC11.zip (= Apache2.4.6)を落とす。
    この zip の場合, VC11 が必須なので,vcredist_x86.exe をダウンロードしてインストールする。
    zip を展開する。
  2. 展開ファイル内の httpd.conf をカスタマイズする (場所:Apache24conf)。
      デフォルト カスタム
    1 ServerRoot “c:/Apache24” ServerRoot “Drive_SV:/Apache24”
    2 ServerAdmin admin@example.com ServerAdmin 私のメールアドレス
    3 #ServerName www.example.com:80 ServerName local IP アドレス:80
    4 DocumentRoot “c:/Apache24/htdocs” DocumentRoot “drive_DC:/WEB/htdocs”
    5 <Directory “c:/Apache24/htdocs”> <Directory “drive_DC:/WEB/htdocs”>
    6 Options Indexes FollowSymLinks Options FollowSymLinks
    7 ErrorLog “logs/error.log” ErrorLog “|bin/rotatelogs.exe -l -f logs/error.%Y.%m.%d 86400”
    8 CustomLog “logs/access.log” common # CustomLog “logs/access.log” common
    9 #CustomLog “logs/access.log” combined CustomLog “|bin/rotatelogs.exe -l -f logs/access.%Y.%m.%d 86400” combined
    10 ScriptAlias /cgi-bin/ “c:/Apache24/cgi-bin/” ScriptAlias /cgi-bin/ “drive_DC:/WEB/cgi-bin/”
    11 <Directory “c:/Apache24/cgi-bin”> <Directory “drive_DC:/WEB/cgi-bin”>
    12 Require all granted Require ip Lan IP range (cgi-bin へのアクセス制限として)
    13   ServerTokens Prod
  3. Apache24 フォルダをそっくり Drive_SV に移動する。
  4. cmd.exe を管理者として起動。
    >cd Drive_SV:Apache24bin
    >httpd.exe -t
    この段階でエラーが出るようなら,先に進む前に,もう一度確認すること。

    サービスとして登録する。
    >httpd.exe -k install
    ApacheMonitor.exe ショートカットを Windows スタートアップの中に作り,Apache をスタート。

  5. index.html を Apache24/htdocs から drive_DC:WEBhtdocs に移動する。
    ブラウザから, http://localhost/ にアクセスする。
    “It works!” が帰ってくれば,インストールは完了。
  6. 先ほどの index.html を削除する。

追記(8/11):
 ここのところ, Apache のハングアップに悩まされていた。で,そのときのエラーメッセージが相変わらず,「(OS 64)指定されたネットワーク名は利用できません。 : AH00341: winnt_accept: Asynchronous AcceptEx failed.」。というわけで, httpd.conf に下記の行を加えてみた。(参照:AcceptFilter ディレクティブ)<--- 先に英語版を読んでから,それの日本語版へのリンクを貼ったが,肝心な点ついての情報量が大分違うことに今気づいたので,英語版へのリンクも貼っておきます。

   <IfModule mpm_winnt_module>
      AcceptFilter http none
      AcceptFilter https none
   </IfModule>

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Windows

WinXpPro+SP3(x86) から Win7HP+SP1(x86) にアップグレード。

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 2014年4月8日には, Windows XP のサポートが完全に終わることになっている。で,それまでにサーバ OS を CentOS にでも変えようと思っていた。ところがさ,「Microsoft Windows 7 Home Premium アップグレード版 Service Pack 1 適用済み」 DVD を貰っちゃったんですよね。まっ,完全なる移譲だから,ライセンス的にも問題ないと思う。

 そんでもって,さっそく HP xw4200 Workstation にインストールしてみた。これは,この辺にも書いたことのあるマシンで,前にはサーバ用に使っていたヤツね。

 アップグレードするには,ターゲット OS がないといけないので,ひとまず, WinXpPro+SP3(x86) をインストールしたのち,アップグレード。言わずもがなだけど, Win7 はWinXP の環境を引き継げないので,新規インストール(カスタム)しか選べない。要するにクリーン・インストールと同じになる。今回の場合,我が家では,これは願ってもないことでっせ。

 スペック的にも問題ないので,簡単に終わると思ったんだが,下のエラーメッセージが頻発しちゃってさ。(泣)
     ***Hardware Malfunction
     Call your hardware vendor for support
     NMI:Parity Check / Memory Parity Error
     ***The system has halted***

 Memtest86+ を使ったり,メモリ差し替えてみたりといろいろやったんだけど,変化なし。

 ところが,こんな記事見つけた。もー,どんぴしゃり。題名だけじゃなくて, HP のデスクトップで, Intel のボードの場合って書いてあるんだもん。記事は, “***Hardware Malfunction Call your Hardware Vendor for Support NMI: Parity Check/Memory Parity Error *** The system has halted ***” です。 (元が消えるといけないので,PDF file も作っておいた。)

 この解決策をやったら,なんとか Windows7 インストール完了。まだ,上記のエラーは心配なんだが,今のとこ,うまくいってるみたい。

 というわけで,サーバ用のマシンに, Win7 が載ったわけよ。Windows7 だと,サポートは 2020年までだよ,今の時点でもさ。軟弱者としては, CentOS サーバの代わりに Win7 サーバを建てちまおうかと,今考えているとこ。なんちゅっても,Win っ子だからねぇ。 (^^;)

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Windows

本家のお世話-#71。(Apache 2.4.6へアップデート)

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 Apache HTTP Server 2.4.6 が出た。 vhost のマッピングを破壊するということで,結局配布が取りやめになった 2.4.5 で終わっていたバグフィクスと, 2.4.5 での不具合の修正が行われているようだ。

 いつも通り, VC9 用の httpd-2.4.6-win32-VC9.zip (16 Jul) を我が家のサーバ用 (WindowsXP SP3 (x86)) に落とす。新 httpd.conf では以下の4行が追加されていた。
————————————————————————————————————————————————
   #LoadModule auth_form_module modules/mod_auth_form.so
   #LoadModule cache_socache_module modules/mod_cache_socache.so
   #LoadModule macro_module modules/mod_macro.so
   #LoadModule proxy_wstunnel_module modules/mod_proxy_wstunnel.so

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Windows

本家のお世話-#70。(PHP5.4.17へアップデート)

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 Jul-03 @23:29:25UTC に, php-5.4.17-Win32-VC9-x86.zip が出たので,いつもの作業。我が家用 (WindowsXP SP3 (x86)) として,VC9 x86 Thread Safe 版の php-5.4.17-Win32-VC9-x86.zip を落としアップデート。

 まあ,いくつかバグフィックスがあるようだが,それよりも, PHP 5.5.0 が出ちゃいました。前々からアナウンスされてた通り, WindowsXP は,もはや,サポート対象外。近いうちに,というか 2014/Apr/8 までには,サーバの再構築しなくてはなぁ。

 PHP5.4.17へアップデート作業としてはいつも通り。 5.4.10 からは php5apache2_4.dll が同梱されるようになったし,php.ini-production も前バージョンから変更点なしなので,新旧のファイルを入れ替えて php.ini を放り込み, Apache をrestartするだけ。

 新規に導入する方は,必要なら「本家のお世話-#28。」を参考にしてください。

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覚え書-#13。

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 忘れないように。

  1. Apache について
     httpd.conf に “ServerTokens” を入れるのを忘れてたので, “ServerTokens Prod” を追加。
  2. FireFox について
    “network.prefetch-next” という機能があるのだが,これのデフォが true 。なんか悪いものに感染したサイトを前もって,読み込まれるといやなので, false に変更。

    “plugins.click_to_play” についても, true に変更。

    まぁ,どっちも過剰防衛って気もするが,どちらについても, “about:config” から変更できる。 ha-ha。

  3. WordPress について
    WordPress 3.5.2 が出た。セキュリティリリースということらしい。 wordpress-3.5.2-ja.zip を落としてアップデート。前にも書いたが,アップデートページに日本語バージョンが表示されないので,自動でできない。多分,マルチサイトのデフォルト言語が英語になっているせいだと思う。とにかく,いつも手動アップデートになる。

    何事もなかったが, swfupload-all.js がなくなっているのに,気づいた。

    xrea の s370 と @pages の www39 でもアップデートしておいた。こちらも特に問題なし。ただし,いつものことながら, @pages の www39 では相変わらず,自動アップデートはできなかった。

    ついでに, phpMyAdmin も phpMyAdmin4.0.4 にした。

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WordPress

本家のお世話-#69。(WordPress SSL ログイン-#2)

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 さて, WordPress のほうの設定。こっちはやったことがないので,どうなることかと思っていたが,「産むが易し」で, Administration Over SSL に書いてある通りで,特に問題なかった。

 ”define(‘FORCE_SSL_LOGIN’, true);” のほうだけ設定した。なんといっても,自鯖はもともと遅いので, “define(‘FORCE_SSL_ADMIN’, true);” はやめといたほうがいいだろうと思ったわけだ。 (^^;)

 ログインページにアクセスしたら,瞬時に「複数サイト機能はポート番号を含まない URL のみで動作します」というメッセージが戻ってきた。仕方がないので, xxxxx にしていたポートをデフォルトに戻した(^^;)。で, SSL 越しにログインできるようになった。

 まあ, rewrite rule なんかももう少し勉強したほうがいいんだろうけど,今のところはここまで(汗)。

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WordPress

本家のお世話-#68。(WordPress SSL ログイン-#1)

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投稿アップデート情報  追記(6/19)

 前に書いたが, WordPress のログインを自宅 LAN からのみ可にしていた。しばらく,これでやっていたが,やはり,不便。なので,この際,使っている WiFi 端末からログインできるようにしようと思うのだが, WordPress のパスワードを平文で流すのは日頃のポリシーに反する。で,サーバ (WindowsXP SP3 (x86)) 上で停止していた SSL 対応を復活してやろうと思い立った。もともと, Apache 2.4 win32 binaries は,Build with apr-1.4.6 apr-util-1.4.1 apr-iconv-1.2.1 openssl-1.0.1e zlib-1.2.7 pcre-8.32 libxml2-2.9.0 lua-5.1.5 expat-2.1.0 だし, WordPress のログインに私が使うだけなので,自前認証局を作成して Apache の mod_ssl を使えばいいかと思った。

 まずは,自前認証局のために, cakey.pem と cacert.pem を作る。普通, Windows 上では CA.pl を使うのだが, Apache 2.4 win32 binaries には CA.pl が入っていなかった。というわけで, openssl.exe をコマンドラインで使うことにする。どうやったらいいかは, the document page (魚拓です)にあった。

  1. サーバのどこかに自前認証局用のディレクトリ myCA を作成。 myCA の中には, private と newcerts の2つのディレクトリと,空の index.txt を作成しておく。実のところ, myCA はリムーバル・メディア上に作った。これだと,後で my_ca.crt と clientcert.p12 をクライアント用のパソコンに移動するのも簡単だし,自前認証局保管のためには,パソコンから切り離しておけば安全でもある。
  2. Apache conf ディレクトリに openssl.cnf がある。 WindowsXP だと, openssl.cnf は拡張子なしの openssl になっていて,しかもファイルタイプが “短縮ダイヤル” になっている。昔これで悩んだんだよねぇ。これを開けてカスタマイズする。 WindowsXP 上だと,セパレータを “/” から “” に変える作業をやっとかないと,下記のエラーが出る。 M$ の最近の cmd.exe だと “/” もちゃんと認識してくれるようだが, WinXP 上の cmd.exe ではダメ。さらに, はエスケープしておいてやらないといけないので, “” ということになる。

    Error opening CA private key ./myCA/private/cakey.pem
    3464:error:02001003:system library:fopen:No such process:.cryptobiobss_file.c:398:fopen(‘./myCA/private/cakey.pem’,’rb’)
    3464:error:20074002:BIO routines:FILE_CTRL:system lib:.cryptobiobss_file.c:400:
    unable to load CA private key

    openssl.cnf のカスタマイズ:

         RANDFILE = $ENV::HOME/.rnd —> RANDFILE = $ENV::HOME.rnd
         #oid_file = $ENV::HOME/.oid —> #oid_file = $ENV::HOME.oid

         dir = ./demoCA —> dir = (drive xx):myCA   (絶対パスじゃないとダメみたい)
         certs = $dir/certs —> certs = $dircerts
         crl_dir = $dir/crl —> crl_dir = $dircrl
         database = $dir/index.txt —> database = $dirindex.txt

         new_certs_dir = $dir/newcerts —> new_certs_dir = $dirnewcerts

         certificate = $dir/cacert.pem —> certificate = $dircacert.pem
         serial = $dir/serial —> serial = $dirserial
         crlnumber = $dir/crlnumber —> crlnumber = $dircrlnumber

         crl = $dir/crl.pem —> crl = $dircrl.pem
         private_key = $dir/private/cakey.pem —> private_key = $dirprivatecakey.pem
         RANDFILE = $dir/private/.rand —> RANDFILE = $dirprivate.rand

    もし, TSA (Time Stamping Authority) を使うなら,同じように [ tsa_config1 ] のとこをカスタマイズ。

    RSA private key のデフォルトとして, 2048 ビットを使うので,
         default_bits = 1024 —> default_bits = 2048

    ところで, (drive x):(Apache bin dir) へのパスを通していない。このためにしか使わないので,サーバ上で余計なパスを追加したくないからだが,この辺は私の流儀なので,各自の流儀でやってください。

  3. cmd.exe を起動する。
         >cd (drive xx):myCA
         >copy index.txt+   (UNIX touch コマンドの代わりに使う)
         >echo 01 > serial   (01 が書き込まれた serial ファイルがいるので)
         >(drive x):(Apache bin dir)openssl req -new -keyout privatecakey.pem -out careq.pem -config (drive x):(Apache conf dir)openssl.cnf

         Enter PEM pass phrase: xxxxxxxxxxxxxxxx   (cakey.pem 用の pass phrase)
         Verifying – Enter PEM pass phrase: xxxxxxxxxxxxxxxx   (cakey.pem 用の pass phrase)

         Country Name:JP   (今回作るすべてのキーで同一)
         State or Province Name:FUKUOKA   (今回作るすべてのキーで同一)
         Locality Name:FUKUOKA   (今回作るすべてのキーで同一)
         Organization Name:o6asan’s Web Site
         Organizational Unit Name:myCA
         Common Name:o6asan.com   (ここは省略不可)
         Email Address:私のメールアドレス

         A challenge password: 省略
         An optional company name: 省略

  4. CA extensions を使って, certificate request の自己署名:
         >(drive x):(Apache bin dir)openssl ca -config (drive x):(Apache conf dir)openssl.cnf -selfsign -in careq.pem -extensions v3_ca -out cacert.pem

         Enter pass phrase for (drive xx):myCAprivatecakey.pem: xxxxxxxxxxxxxxxx   (cakey.pem 用の pass phrase)

         Sign the certificate? [y/n]: y
         1 out of 1 certificate requests certified, commit? [y/n] y

         >copy cacert.pem (drive x):(Apache conf dir)   (サーバ用の cacert.pem)
         >copy cacert.pem my_ca.crt   (クライアント用の my_ca.crt)

 server.key と server.crt を作る。

  1.      >(drive x):(Apache bin dir)openssl req -new -keyout server.key -out server.csr -config (drive x):(Apache conf dir)openssl.cnf

         Enter PEM pass phrase: xxxxxxxxxxxxxxxx   (server.key 用の pass phrase)
         Verifying – Enter PEM pass phrase: xxxxxxxxxxxxxxxx   (server.key 用の pass phrase)

         Country Name:JP   (今回作るすべてのキーで同一)
         State or Province Name:FUKUOKA   (今回作るすべてのキーで同一)
         Locality Name:FUKUOKA   (今回作るすべてのキーで同一)
         Organization Name:o6asan’s Web Site
         Organizational Unit Name:WordPress
         Common Name:o6asan.com   (ここは省略不可)
         Email Address:私のメールアドレス

         A challenge password: 省略
         An optional company name: 省略

  2. certificate request の署名:
         >(drive x):(Apache bin dir)openssl ca -in server.csr -out server.crt -config (drive x):(Apache conf dir)openssl.cnf

         Enter pass phrase for (drive xx):myCAprivatecakey.pem: xxxxxxxxxxxxxxxx   (cakey.pem 用の pass phrase)

         Sign the certificate? [y/n]: y
         1 out of 1 certificate requests certified, commit? [y/n] y

         >copy server.crt (drive x):(Apache conf dir)

  3. Win32 は SSLPassPhraseDialog builtin をサポートしていないので, server.key の pass phrase を復号しておかないと, Apache の起動時にエラーが出る。 getting rid of an error at Apache startup time (PDF 版)を参考にして, server.key を作り直す。

         >copy server.key cp_server.key
         >(drive x):(Apache bin dir)openssl rsa <cp_server.key> (drive x):(Apache conf dir)server.key

         Enter pass phrase: xxxxxxxxxxxxxxxx   (server.key 用の pass phrase)

 最後に clientcert.p12 を作る。これは,クライアント認証用である。

  1.      >(drive x):(Apache bin dir)openssl req -new -keyout client.key -out client.csr -config (drive x):(Apache conf dir)openssl.cnf

         Enter PEM pass phrase: xxxxxxxxxxxxxxxx   (client.key 用の pass phrase)
         Verifying – Enter PEM pass phrase: xxxxxxxxxxxxxxxx   (client.key 用の pass phrase)

         Country Name:JP   (今回作るすべてのキーで同一)
         State or Province Name:FUKUOKA   (今回作るすべてのキーで同一)
         Locality Name:FUKUOKA   (今回作るすべてのキーで同一)
         Organization Name:o6asan’s Web Site
         Organizational Unit Name:Administration
         Common Name:o6asan   (ここは省略不可)
         Email Address:私のメールアドレス

         A challenge password: 省略
         An optional company name: 省略

  2.      >(drive x):(Apache bin dir)openssl ca -in client.csr -out client.crt -config (drive x):(Apache conf dir)openssl.cnf

         Enter pass phrase for (drive xx):myCAprivatecakey.pem: xxxxxxxxxxxxxxxx   (cakey.pem 用の pass phrase)

         Sign the certificate? [y/n]: y
         1 out of 1 certificate requests certified, commit? [y/n] y

  3. クライアント用に pkcs12 フォーマットのファイルを作る。
         >(drive x):(Apache bin dir)openssl pkcs12 -export -in client.crt -inkey client.key -out clientcert.p12

         Enter pass phrase for client.key: xxxxxxxxxxxxxxxx   (client.key 用の pass phrase)
         Enter Export Password: xxxxxxxxxxxxxxxx   (クライアント PC 用のパスワード)
         Verifying – Enter Export Password: xxxxxxxxxxxxxxxx   (クライアント PC 用のパスワード)

    cmd.exe を閉じる。

 これで, Apache conf ディレクトリに cacert.pem, server.crt, server.key ができ,リムーバルメディア上の myCA 内には, my_ca.crt と clientcert.p12 がある。この5つがあれば,クライアント認証も使える。

 カレントの httpd.conf の以下の行をアンコメントする。

  • LoadModule socache_shmcb_module modules/mod_socache_shmcb.so
  • LoadModule ssl_module modules/mod_ssl.so
  • Include conf/extra/httpd-ssl.conf

 Apache extra conf ディレクトリにある httpd-ssl.conf をカスタマイズする。
     Listen 443 —> Listen xxxxx   (443のままでも構わない)

     <VirtualHost _default_:443> —> <VirtualHost _default_:xxxxx>
     DocumentRoot “c:/Apache24/htdocs” —> DocumentRoot “自鯖のドキュメントルート”
     ServerName www.example.com:443 —> ServerName o6asan.com:xxxxx
     ServerAdmin admin@example.com —> ServerAdmin 私のメールアドレス
     ErrorLog “c:/Apache24/logs/error.log”
     —> ErrorLog “|bin/rotatelogs.exe -l -f logs/error.%Y.%m.%d 86400″ (自鯖のフォーマットで)
     TransferLog “c:/Apache24/logs/access.log”
     —> TransferLog “|bin/rotatelogs.exe -l -f logs/access.%Y.%m.%d 86400″ (自鯖のフォーマットで)

     #SSLCACertificateFile “c:/Apache24/conf/ssl.crt/ca-bundle.crt”
     —> SSLCACertificateFile “C:/Apache24/conf/cacert.pem”

     #SSLVerifyClient require —> SSLVerifyClient require
     #SSLVerifyDepth 10 —> SSLVerifyDepth 10 SSLVerifyDepth 1

     <Directory “c:/Apache24/cgi-bin”> —> <Directory “自鯖の cgi-bin ディレクトリ”>

 Apache を再起動。
 my_ca.crt と clientcert.p12 を WiFi 端末 のブラウザにインポート。

 あとは, WordPress のセッティングだが,こっちの方がやったことないので,大変そうだ。

追記(6/19):
 この後, SSL で WordPress にログインしようとしたら,即座に「複数サイト機能はポート番号を含まない URL のみで動作します」というメッセージが戻ってきた。仕方がないので, xxxxx にしていたポートをデフォルトに戻した。(^^;)

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本家のお世話-#67。(PHP5.4.16へアップデート)

 まあ,よくアップデートのでる PHP だけど, Jun-05 @22:49:25UTC に PHP5.4.16 が出たので,いつもの作業。我が家用 (WindowsXP SP3 (x86)) として,VC9 x86 Thread Safe 版の php-5.4.16-Win32-VC9-x86.zip を落としアップデート。

 ChangeLog によれば, CVE-2013-2110 へのパッチも入っている模様。

 5.4.10 からは php5apache2_4.dll が同梱されるようになったし,php.ini-production も前バージョンから変更点なしなので,新旧のファイルを入れ替えて php.ini を放り込み, Apache をrestartするだけ。

 新規に導入する方は,必要なら「本家のお世話-#28。」を参考にしてください。

 ついでに, phpMyAdmin4.0.3 もやっておいた。

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本家のお世話-#66。(PHP5.4.15へアップデート)

 May-08 @22:51:34UTC に PHP5.4.15 が出たので,落とそうとしたら, May-09 付で news があって,次のように書いてあった。

 「Seriously: PHP 5.4.15 and PHP 5.3.25 really were released!」

  • We weren’t trying to pull an April Fool’s Day joke in May. A temporary glitch caused the latest distributions of PHP to not properly propagate to the mirror servers. This has been fixed at the root level, and it’s now being distributed to all of the mirrors. We’ll take some bacon to go with the egg on our faces, please!
  • If you continue to experience issues with downloading these versions after 21:00 UTC on 9 May, 2013, please drop us a line at php-mirrors@lists.php.net, telling us from which mirror you’re trying to download, and we’ll get it resolved.
  • We apologize for the delays and confusion this may have caused, and thank you for using PHP.

 よくわからないけど,ディストリのサーバで何か不具合があったみたい。文面が焦ってますな。けど, PHP のオフィシャルって,たまになんかやらかすみたいだな。いずれにしても,よくなったはずと書いてあるので,早速, Thread Safe version php-5.4.15-Win32-VC9-x86.zip を自鯖 (WindowsXP SP3(x86)) 用に落とす。

 後は,いつも通り。 5.4.10 からは php5apache2_4.dll が同梱されるようになったし,php.ini-production も前バージョンから変更点なしなので,新旧のファイルを入れ替えて php.ini を放り込み, Apache をrestartするだけ。

 新規に導入する方は,必要なら「本家のお世話-#28。」を参考にしてください。

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本家のお世話-#65。(MySQL5.6.11へアップデート)

投稿アップデート情報  追記(4/28)  追記2(5/6)

 ようやく,5.6.11 が出たので,うちの MySQL をアップデートした。自鯖の OS は WindowsXP SP3(x86) 。

  1. すべてのデータをバックアップ。
  2. mysql-5.6.11-win32.zip をダウンロード。
  3. Zip アーカイブを展開する。
  4. コントロールパネル >> 管理ツール >> サービス
    MySQL のサービスを停止する。
  5. 上書きインストール。うちの場合のインストールファイルは,前回と同様,以下の通り。ただし,当然ながら my.ini は残したままである。
    • フォルダ
        bin
        data
        include
        lib  
        share
    • ファイル
        COPYING
  6. コントロールパネル >> 管理ツール >> サービス
    MySQL のサービスを開始する。

   ついでに,phpMyAdmin も 3.5.8 にアップデートした。PMASA-2013-1 ということらしいので。

追記(4/28):
 1週間前にアップデートしたばかりだが,PMASA-2013-2PMASA-2013-3ということで,どちらも,「Remote code execution」なんちゃら書いているので,phpMyAdmin を 3.5.8.1 にした。パッチも出てるが, 3.5.8.1 がリリースされてるので,こっちにしたス。

追記2(5/6):
 phpMyAdmin4.0.0 が 5/3 12:22:50 GMT にリリースされた。
 新しいとこで,HTMLフレーム使用がなくなって,ナビゲーションパネルでの表示がツリー形式になっている。でもって, Javascript 必須。

 バグフィックスがいろいろ入っているみたい。それと,ドキュメンテーションのスタイルが一新された。http://docs.phpmyadmin.net/