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WordPress

ブログに雪が降る。

投稿アップデート情報  追記(2013/1/4)

 WordPressには,12月から1月4日まで,ブログに雪を降らせるというプラグインがある。かなり前(2007)からあるらしいが,全然知らなかった。なんでその存在に気づいたかというと,このごろこのプラグインの機能がJetpackに含まれるようになって,ダッシュボードの一般設定に「Show falling snow on my blog until January 4th.」というチェックボックスが現れ,なんだろうと思って調べたからだ。
 Jetpackは便利なプラグインだが,こんな風にいろんなものが同梱されてくるので,バージョンアップになったときは気をつけておかないと,いらないものまで入ってきて困ったことになることが結構ある。まあ,この雪を降らせるという機能は面白いなと思っていた。

 12月に入っても結構暖かかったのもあって,この機能を試していなかったのだが,新年も近いしOnにしてみた。

 いかがですか?雪は降っていますでしょうか,我がブログに。

 降り始めるまでにちょっと時間がかかるようです。

追記(2013/1/4):
 雪は止みました。うっかり,「1月4日まで」と書いてしまいましたが,改めて表示されていたメッセージを見てみると,「until January 4th」なので,4日になったら止んじゃったみたいです。この辺の表現の微妙なニュアンスがいつまでたっても,鬼門です (^^;)。

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Windows

Win8のクリーン・インストール。

投稿アップデート情報  追記(12/26)  追記2(12/27)  追記3(12/28)  追記4(2013/1/3)

【注】 記事中に,Windows8 としか書いてありませんが, Windows8 Pro の話です。無印の場合,違いがあるかもしれません。

 昨日ようやく,windows8 のアップグレード DVD が着いた。実は,前の記事の後,アップグレード DVD メディアを追加注文した。というのが,アップグレード DVD からなら Win8 のクリーン・インストールができるという情報を,ネット上に見つけたからだ。

 しかし,追加発注したのが6日,発送通知が来たのが10日。で,着いたのが昨日,24日,って時間かかりすぎだろ。あんまり時間がかかったので船便かと思っていたら,昨日着いた封筒には,AirMail の文字があった。びっくり。

 とにかく,DVD が着いたので,クリーンインストールをやってみることにした。PC が 64 bit をサポートしているかどうかは,システムのプロパティか,マニュアルか,パソコンに貼ってあるシールあたりでわかると思う。どうしてもわからない場合は, Windows 7 Upgrade Advisor を使えば調べることができる。

 もうひとつ大事なのは, BIOS が Memory Remap Feature をサポートしているかどうかだが, NJ2100 はこれがだめだった。エプダイはもう長いこと BIOS アップデートを出していない。昔からの流れで,NJ2100 のマザーボードは ASUSTeK の製品のどれかだろうと思うのだが,大分ググっても確証がつかめなかった。どなたか,情報を持ってらっしゃいませんか。確証のつかめないまま, ASUSTeK の BIOS を流用するのも不安だし,そういうことだと無理して 64 bit をインストールしなくてもいいかなということになる。

 というわけで, 32 bit version DVD で PC を起動。

 ネット上で見つけた情報では,32 bit Win 旧バージョンから 64 bit Win8 にアップグレードするときのみ,クリーン・インストールが可能なような書き方だったが,これは別にそんな制限はなかった。どちらを使っても,クリーン・インストールは可能だ。

 さて,インストールを始めるとすぐに,「アップグレード」と「カスタム」というオプションがあるが,このうち「カスタム」を選ぶと,旧OS が入っているパーティションを削除してそこに Win8 を新規インストールすることができる。インストールは問題なく終わった。

 実はこの間のアップグレードの後,パッとしないディスプレイ・アダプタのドライバ関係をいろいろいじっていたら,すごく調子が悪くなった。それで,セーフモードを使おうとしたのだが, Win8 では [F8]キーでは入れないように仕様が変わっていて,モニターが映らなくなった後では,うまく入れなくて困った。今回は「転ばぬ先の杖」ということで,初のログイン後まず「Safe Mode」のエントリを作ることにした。Win8 でのセーフモードの起動の仕方はいろいろあるようだが,この方法だと,Win8のチャームまでたどり着けない場合でも起動できるから,これにした。

  1. まず,コマンド・プロンプトを,管理者として起動。
    bcdedit /enum /v[Enter]
    表示された情報の中から,identifier の右に表示されている {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx} の値をクリップボードにコピー。
  2. bcdedit /copy {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx} /d “Safe Mode”[Enter]
    “Safe Mode” の名前は何でもよい。
    コマンド・プロンプトを,閉じる。
  3. [Win]+[r] で「ファイル名を指定して実行」を起こし, msconfig で「システム構成」の窓を出す。
    ブートタグをクリック。
    Safe Mode にフォーカス。
    ブートオプションで「セーフブート」にチェックし,「最小」のラジオボタンをマーク。
    「適用」をクリック。
    「OK」をクリック。
    OS を再起動。

これで, “Safe Mode” が使えるようになったので,少し安心。さて,うまく自動で当たらなかったドライバを手動で当てていく。

 Ricoh xxx Host Controllers と High Definition Audio については,NJ2100 に付属してきた Vista 用のドライバを当てた。 SiS Mirage 3 Graphics ドライバは, SiS DOWNLOAD CENTER から落とした R529_Logo.zip をインストールした。

 以上。

 ああ,そうそう。Win8 ではまた,システム付属のソフトでは DVD Video が見られない状態に戻っている。しかも,WinXP と違いデコーダをインストールしたら,WMPで見れるようになるということもなくなっている。したがって,正式にはそれ用にアプリを購入しなければいけないのだが,これについても 2013/01/31 までキャンペーンが実施されている。ネットから, Windows Media Center のプロダクトキー (魚拓です)をただで入手できる。キーを手に入れたのち,「機能の追加」というのをやれば, DVD video をパソコンで見られるようになる。私としては,使い勝手がいいとは言えないアプリである。 (^^;)。

追記(12/26):
 書き忘れ。
 当たり前かもしれないが,アップグレード DVD から起動するとき,本体に旧バージョン Win が入っていないとうまく起動しなかった。私の要領が悪かっただけかもしれないが,起動時に何かチェックしているのかも。

追記2(12/27):
 こんなのも役立つ情報かなあと……
 アップグレード前に,「Windows 8 アップグレード アシスタント」で互換性のチェックをしたが,その中で問題ありそうと言われたり,情報が手に入らなかった有料プログラムのうち,いくつか動いたものがあるので,列記しておく。

  • 大本のexeとNero 8 Nero AG, Version 8.3.20.0 から落としたアップデートファイル, Nero8 のシリアルナンバーがあれば問題なくインストールできた。機能が多いのですべてを確認したわけではないが,使えそうな感じ。この頃一番使う,オーディオファイルの変換はまともにできた。
  • いきなりPDF Professional 3 Ver.1.0.4 特に問題なし。
  • いきなりPDF from スキャナ 2 特に問題なし。
  • 読取革命Lite Canon MP950 バンドルのもの。オフィシャルサイトから,アップデートファイルを落として,Ver.1.2.0.1にすれば問題なし。
  • 同じくバンドルのらくちんCDダイレクトプリント for Canonも問題なし。だだし,最新のアップデートファイルを落とすには,ユーザIDとメールアドレスが必要。
  • 筆ぐるめVer.12 最終のアップデートファイルが,2006.03.23に出ているが,これにすれば大丈夫なようだ。

 今後,気づいたことは,ここに追加していくつもり。

追記3(12/28):
 Win8 にしてから,マルチメディア関係のハングアップに悩まされていた。どうも,激しくて悩みの種なので,今日真剣にググってみた。で,見つけたのが,これ http://support.microsoft.com/kb/2727113 (現在は存在しない – 2013.5.26)。で,ここには「この問題は, Win8・Win Serv2012 の正規版までには解決する」と書いてあって, Win8 RP・Win Serv2012 RC 用のアップデートは Windows Update から使えると書いてあった。

 しかーし,うちの NJ2100 においては解決してないし,Win8 正規版なので,アップデートの適用もできなかったし, orz 。まっ,エプダイの公式ページには,一言も NJ2100 で Win8 サポートというセリフはないから,彼らにしてみれば,「そう言われてもー」ってとこかね。

 見つけたページには,アップデートが出るまでの回避策だったのかなと思うことが書いてあったので,それをやってみた。

     管理者として,コマンド・プロンプトを起動。
     bcdedit /set disabledynamictick yes

 これだけ。 dynamictick をオフにするとバッテリの持ちに響くだろうが, NJ2100 はノートとはいってもモバイルで使うわけではないから,無問題。ハングアップは起こらなくなった。満足!!

 しかし,見つけた情報ページ,日本語訳はないし。今回のアップグレードDVDの到着といい,M$は日本を冷遇しているのではないのかな。考えすぎかしらん。

追記4(2013/1/3):
 あっ,そうそう。これも転ばぬ先の杖で,「システム修復ディスク」も作った。実は,Windows8の新しい機能として,USBフラッシュメモリを使った「回復ドライブ」というのが作れるようになったので,これも作ってみたのだが,NJ2100くん,USBフラッシュからは起動してくれなかった(泣)。

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Windows

本家のお世話-#55。(PHP5.4.10へアップデート)

 昨日は,冬至だったけど,南瓜とか柚子湯とかやった?うちは,南瓜だけ,煮て食べた。柚子も木にたくさんなってるけど,面倒で。そんな贅沢なこと言ってるとバチが当たるかな(汗)。

 さて,PHP5.4.10が Dec-20 @00:23:47UTC に出た。我が家用としては,VC9 x86 Thread Safe 版の php-5.4.10-Win32-VC9-x86.zip を落とす。

 Apache Lounge を見に行ったら, VC9 – PHP Handler の説明のところに,official PHP binary の 5.4.10 から php5apache2_4.dll が同梱されるようになったと書いてあった。実際,上の zip を展開したら中に php5apache2_4.dll があった。Apache 2.4 用の PHP Handler も,汎用性が増し安定してきたということか。

 ところで,いつも引用しようと思いながら忘れる Apache Lounge についての Steffen 自身の言及がある。ここで, Steffen は Apache Lounge で配布している Win binaries の有用性を説いているのだが,この中に,「The ASF provides binaries only as a convenience and at our leisure;」というStatement of the ASF からの引用がある。

 「なかなかはっきり言っているなあ。誰の文責によるものだろう」と思っていたのだが,今回,Steffen の言及にリンクを貼るにあたって,ソースを調べてみた。ソースは httpd-users mailing list での William A. Rowe Jr. による 「Upgrading OpenSSL without upgrading Apache. Can it be done???」に対する回答の中で現れたもののようだ。日付から言ってもこれで間違いないだろうと思うのだが,彼の発言だから,Steffen は「Statement of the ASF」のと書いたのかなあ。はじめ,もとの文章を The Apache Software Foundation Blog あたりで探したんだけど,見つけられなかった。 mailing list での個人に対する回答という以外の形で書かれたのがあるのだろうか。

 それはさておき,アップデートのほう。
 php.ini-productionは5.4.9からの変更点なしだし,上で書いたように, php5apache2_4.dll も同梱されているから,新旧のファイルを入れ替えて Apache をrestartするだけ。あっと,php.iniを入れ忘れないように!! 新規に導入する方は,「本家のお世話-#28。」を参考にしてください。

 忘れるところだった。MySQLも5.5.29にアップデートした。こちらの方も新規に導入する方は,「本家のお世話-#16。」を参考にしてください。ただし,MySQLのアップデート時に,msiのUIが変わっていたので,新規インストールのときも見かけは違うかもしれない。

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net radio

うまくならないなあ。

 えーっと昨日,恥も外聞もなく,o6asan’s netradi (もうありません – 2016.6.1) に2音源を追加した。まぁ,ラジオだから,垂れ流しなわけで,じっくり聞かれるほどでもないからとは思うものの,聞くからに恥ずかしい。

 じゃ,公開せねばいいようなものの,徒然草(150段・82ページ)にもあるとおり,そんな状態で公開していれば,恥ずかしいからチットは努力するかもなんて思っている能天気(ハハハ)。女子与小人難養(ハハハ^2)。

 徒然草の原文テキストについては,個人の方らしきサイトのものしか見つからず,メールで掲載のお許しを頂いて縦書き集に追加した。

 黒田康太様,快くご了承いただき,ありがとうございました m(_”_)m。

心配になってきたので追記:
 「女子与小人難養(ハハハ^2)」についてだけど,原義とは大きく違うが,女子も小人も自分のつもりで「どうしようもないね」くらいの意味で書いた。深刻にとらないでくださいませ <m(_”_)m>。

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WordPress

WordPress3.5へアップデート(xrea,atpages)

投稿アップデート情報  追記(12/23)

 WordPress3.5 についてのアップデートを, xrea の s370 と @pages の www39 でやってみた。

 前にも書いたが, @pages の www39 での自動アップデートはうまくいかない。やはり,phpスクリプトでのアップロード制限に引っかかっているようだ。いくらになっているか不明だが,今回, Jetpack Ver.2.0.4(5.5MB程度)もうまくいかなかったので,Maxが5MBあたりではないかと思う。

 @pages のフリースペースの場合は,FTPでも一度にアップできるのは,10MB程度。どっちでやるにしても,アップデートが面倒なので,もう少し,上限を緩めてほしいなあ。まあ,うちの場合はメインで使っているわけではないから,それほど切実ではないが(爆)。

 @pages でのテーマを Twenty Twelve にしてみた。カスタマイズが楽になっているが,デフォは味もそっけもない。Twenty xxxxx 系列は「そのままで使えるというテーマ」のつもりだったが,ここまでデフォが味もそっけもないと,WordPress完全初心者が使うについてはどうなんだろう。確かに,ものすごくカスタマイズはしやすくなっているみたいではあるが……

 xrea の方は問題なく自動更新されたが,今回も WordPress のトップディレクトリの wp-app.php が消え残った。子ディレクトリにおいては,変更のあったファイルについて,自動で削除もやってくれるんだが,トップディレクトリのものはこの間も残った。トップにはいろんなものがある可能性があるということで用心なんだろうか。しかし,wp-という接頭詞は,そういうときの識別のためのものだと思うんだが。

 更新後の動作については,どちらの場合も問題なく動いているようだ。どっちも,あまり利用していないので,さしたるプラグインは使っていない。

追記(12/23):
 Twenty Twelve について上のようなことを書いたが,Twenty Twelve の基本的な考え方は,以下の通りらしい。よく調べないでうかつなことを書いてはいけないという見本のようなものだな(汗)。

 「3.5 には、新しいデフォルトテーマ Twenty Twelve(http://wordpress.org/extend/themes/twentytwelve) が含まれています。このテーマは、何も追加の作業をしなくてもモバイルデバイスで美しく表示されるレスポンシブなテーマです。Twenty Twelve は、WordPress のデフォルトテーマとしては初の、ブログだけではなく一般的なサイトでも使えるデザインとなっています。」  引用元は,ここ

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everyday life

こんなんがこれになったヨ。

 何が何になったかというと,右の図のようになったってこと。

 では,地道に説明していく。いっぺんに全部書くから長いです(笑)。

 実は,今年の夏ごろに,うちの年寄りの寝室のテレビの音が,聞こえなくなった。本人,「聞こえなくなった」と言っただけで別に何の要求もしないので,放っておいた(大概,いい加減-汗)。ところが,ぼちぼち寒くなりだしたら,「音が壊れてるんだけど」と再度アピールが来た。冬になると,朝,寝床から起きて茶の間に直行するのは,寒いから嫌になってきたらしい。部屋が暖まってからおもむろに起きてくるわけ。「電器屋さんに連絡すれば」と冷たいことを言ったのだが,実際はまあ私が電話した。

 昔からの付き合いの電器屋で電話をしたらすぐに来てくれる。テレビもそこから買ったもので,PD-42MW2という2002年ごろのやつ。当然地デジには対応していなくて,DT35というマスプロのデジタルチューナーをつけて使っていた。

 調べてくれて,「部品がないかもねぇ」と言いながら問い合わせてくれるということで,帰っていった。で,結局,部品はなかった orz。

プラ容器アンプに変身
プラ容器アンプに変身

 電器屋は買い替えのためのカタログを持ってきてくれたのだが,どう考えても,もったいない。DT35は2009年にネットショップで買ったから,まだ,3年しかたっていない。買い替えとなると,DT35は出番がなくなる。今時,テレビっていうのは,漏れなくデジタルチューナー込み(つまり,内蔵)で買う羽目になるようだから。当たり前か。

 PD-42MW2 の画面はバッチリ映る。2回も足を運んでくれた電器屋には申し訳ないが,なんか方法はないだろうかと考え始めた。音が出なくなってから,故障はテレビのほうと決めつけて,チューナーを全く調べていなかった。電器屋には,申し訳なくてそこまで頼まなかった。彼のとこで買ったもんじゃないしネ。もし,故障がチューナーのほうなら,まだ,修理が可能なはずだし,やっぱりテレビの音の故障だったということであれば,チューナーから音が取り出せるかもしれない。

 チューナーの音声出力は赤白のRCA端子だったが,変換オーディオコード(ピン2-ステミニ)+中継アダプター(ステミニジャック-ステミニジャック)+インナーイヤーヘッドホン(音量調節付)でつないでみると,聞こえた!!! 結局故障はやはりテレビのパーツのほうだったわけだが,聞こえたときは,「やった」と思ったね。

 しかし,ここで問題発生。本人に使わせてみると,「聞こえない」と言う。老人性難聴という難敵を忘れていた。長い付き合いなので,悪いなと思いながらも,例の電器屋に手だてを聞いてみた。ちゃんとアンプを買うと結構な値段がするという。ミニコンポのアンプなら使えると言われたが,我が家に1台しかないコンポ(アンプは,PIONEER A-X900,確か80年代半ば製と思う)は,いまだ我が部屋で現役だ(汗)。

 ここで,juneさんのところ掲示板(転載)に「何かいい方法はないでしょうか」というSOSの書き込みをした。「ラジカセはどうですか」と「LM380を使ったパワーアンプ自作(リンク先のサイトがなくなったようです)というのは,どうですか」という2種のサジェスチョンを,juneさんとFHさんからいただいた。

 自作というのは,敷居が高いのでひとまず置いておいて,1台だけ残っていたラジカセで試してみた。いいアイデアだと思ったんだが,うちにあったやつは,録音状態にしないと音がモニターできない仕様でダメ。何か代わりになるものはないかなあと,ガラクタ置き場を見直していて,使わなくなっていた14型のアナログテレビが目についた。確か音声は生きていたはずとつないでみたら,十分聞こえる。

 その後,FHさんから「昔のパソコンについていた外付けスピーカーのアンプの入っているほうを使う,というのはどうですか」という案をいただき,手持ちのPCスピーカーがないことを書き込むと,juneさんから「遊んでいるのがありますよ」というありがたいお返事をいただいた。しかし,まずは,リアルの知人に使っていないPCスピーカーを聞いてみることにし,当面は古テレビの利用でしのぐことに決めた。

 10日くらいで,リアルでのPCスピーカー入手は無理ということが決定したのだが,ここまでの過程で,PCスピーカーのスピーカーを外して,その基板をアンプとしてのみ使うことを思いついた。そうすれば,自分でアンプを組まないで済む。それに,スピーカーがあれば当然音が聞こえるが,ということはイヤホンジャックが抜けると,難聴の人間が聞くために最大にしている音量で,イヤホンを通さないものが響き渡るわけで,これは使っている本人にしても心臓に悪い。寝室ではイヤホンしか使わないので,スピーカーはないほうがいいのだ。

 そんなわけで,結局,juneさんのご厚意に甘えることになったのだが,送ってくれる前に,juneさんはPCスピーカーを分解し,FHさんのご指導で,外す予定のスピーカーと並列に,100Ωの抵抗器を入れた状態にしてくださった。なにしろ,私が半田ごてを持っていないもので(汗)。しかし,今回PCスピーカーを受け取った後,都合でスピーカージャックを外すのに一苦労したから,こういう機会があるなら,半田ごても持ってたほうがいいかもと思う。

 juneさんは一度ばらしたものを,再度,組み立てなおして送ってくださった。pmで,スピーカーネットを取り外すと,4本ねじがあるということも知らせてくださったので,簡単に開けられた。早速,スピーカーを外して,自分の耳でイヤホンによる音量チェックをしてみた。使用者本人のチェックではないが,十分聞こえそうだ。
 

 基板を外してみたら,100mm x 70mm 位しかない。スピーカーを使わないなら,もっと小さい入れ物にしたい。「タッパー」のようなものを使うといいというFHさんのご指導があったのを思い出して,台所の戸棚の中をひっくり返して,初めの画像のプラ容器に決めた。この容器,確か頂き物で保存日が示せるようになっていたりと,しゃれた入れ物なんだが,あまり使っていない(爆)。おかげで新品ではないのに,新品みたいだった。

 うまいことに,中に水切りがついていて,これをくり抜くと基板の固定台に使えそうだ。図1のようにまずは穴を頼りに切り落とし,その後できるだけ裏側の配線に当たらないように穴の形を整えた。

 次に,図2のように左側のスイッチが台からできるだけ飛び出すように,固定した。じかに置くよりも,基板の下にしっかり隙間ができるので,いいんじゃないかと思った(素人の思うことだから,当たってるかどうかは保証しないヨ)。図2の青丸は,元々スピーカーがつながれてた位置に入れてもらった抵抗器(多分,100Ω - カバーはめくってみなかったが)。赤丸のところは,左スピーカー出力用のジャックがついていたが,これがあると,ケースにもう一つ余分に穴を開けなくてはいけないので,無理やり外した。外しながら,基板を割ったり裏側の配線を切ったりしないかと心配だったが,結果オーライ。が,冷や冷やしたヨ。

 図3が台ごと基板を固定したところである。容器の角が丸いので水切り台も角が丸い。基板の左側の両角をニッパーで少し切り落とした。容器の4つの穴は,なんでかうちに電動ハンドドリルがあったのでそれで開けて,あとはカッターで整形した。スイッチが回せるように思い切り左に寄せて固定したんだが,基板も容器も自作でない悲しさ,右側の電源・イヤホンジャックが穴に届かない。まぁ,今回の用途ではこの2つは抜き差しする必要がないので,穴をキチキチに開けて鞘までグリグリと押し込んで済ませた。これでかえって抜け防止になるし,ホコリも少しは防げるだろうから,一挙両得,自己満足(大笑)。

 で,図4がふたを閉めたところ。電源コードと抵抗器をつないだところはぶらぶらするので,基板に触れないように絶縁テープでふたの裏に貼り付けた。

 図5が設置したところ。容器が白なので,暗いところだと穴なしでも十分LEDの明かりが見える。使用者本人に試させたところとてもよく聞こえるということで,バンバンザイ。この大きさだと,ベッドのヘッドボードにおけるので,寝たまま操作できるのがいいと気に入ってくれたようだ。頭の上に落ちても大丈夫なくらい軽いしネ。先の古テレビ代用アンプは面倒なので,2回くらいしか使わなかったといわれた。出来上がったのがちょうど本人の誕生日だったので,これを今年のお祝いにした(エへへ)。

図1 台
図1 台

図2 枠に結わえる
図2 枠に結わえる

図3 結構うまくはまった。
図3 結構うまくはまった。

図4 ふたを閉めると
図4 ふたを閉めると

図5 設置してみた
図5 設置してみた

 頂いたPCスピーカーは,BostonBA265である。juneさんの掲示板の転載許可をいただいたので,掲示板でのやり取りスピーカーの分解写真のページを載せてある。そちらもご覧ください。

 juneさん,FHさん,お世話をかけました。ありがとうございました。m(_”_)m

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WordPress

本家のお世話-#54。(WordPress3.5へアップデート)

 今日,日本語版のWordPress 3.5 が出た。本家が昨日だから,すごく早い。Version 3.5 の Codex (すでに日本語訳もかなり整っている。)を見るとすごくいろいろ変わっているみたい。それでアップデートはびくびくだったんだが,特に問題なく動いてるようだ。よかった。ホッ。

 WordPressのルートディレクトリから, wp-app.php が消えた。Codex には,同様の機能はプラグインを使って再有効化できる,と書いてある。Trac にいろいろ書いてあったけど,そのせいでコアから消されたのだろうか。

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Windows

ノートをWin8 Proにアップグレード。

投稿アップデート情報  追記4(12/28)  追記5(2013/10/14)  追記6(10/16)  追記7(12/4)

【注】 記事中に,Windows8 としか書いてありませんが, Windows8 Pro の話です。無印の場合,違いがあるかもしれません。

 一昨日のことだけど,ずっとちょろちょろ見ていたWin8の評判がそこそこいいので,安いうちにメインのノートをアップグレードしてやろうと思い立った。メインのノートというのは,2008年の3月ごろに買ったやつなんだが,Endeavor NJ2100でWinXP Proが載っている。この WinXP は Vista のダウングレード版だった。取り掛かる前に,エプダイのページを見に行ったが,NJ2100については一言もWin8サポートというセリフがない orz。というわけで,何よりも失敗してもいいように下準備だけは念入りにやった(爆)。

  1. 何はともあれ,「お得にアップグレードしましょう(魚拓です)を見に行った。
  2. Windows8-UpgradeAssistant.exe というのが提供されているので,落として走らせてみた。「Windows 8 アップグレード アシスタント.mht」っていうのが表示されるのだが,読んでみたところ致命的な問題はなさそうなので,しめしめと,アップグレードに踏み込むことにした。
  3. 万が一,アップグレードに失敗しても3300円損するだけで(使用許諾書を読むと1台で使うなら,別のPCにインストールしても,ライセンス丸ごと他人に譲ってもいいらしいから,時間が無駄になるだけかもしれんが)泣かなくていいように,転ばぬ先の杖としてバックアップイメージを作った。
  4. ついでに WinVista のクリーンインストールをやった。これは,やらなくてもいいのだが,ずっとリカバリしていないノートだし,いい機会だと思ったからだ。
    • ボヤキ — ところがさ,アップグレード作業が終わってからググっていたら,新旧OSのアーキテクチャが違う場合,アップグレードDVDからなら,Win8そのもののクリーンインストールができるような情報があった。うーん,2000円ケチったのが,裏目に出たかしらん(泣)。(実は,後日,アップグレードDVDを追加注文し,クリーンインストールしてみた。ナンだったら,そちらもご覧ください。―爆)
  5. ま,とにかく,WinVistaのクリーンインストールをやったのだッ。

  6. その後,再度,Windows8-UpgradeAssistant.exe を走らせて,ダウンロード版を購入。インストールのために空きスペースは 16GB ばかりいる模様。しばらく,忍耐。オッ,無事動くじゃん。
  7. Windows8 にログオンして真っ先にやったのは,ディスクのクリーンアップ。なんか新しいオプションがついていて,旧のWindowsのシステムファイルも,ここから掃除できるようになっていた。古いシステムファイルを手作業で削除しなくてよくなっていて,この作業だけで,空きスペースが10GB以上増えた (^^)。
  8. 一つ心配していたのは,プリンタの件で,キャノンの MP950 なんだが,これがまたWin8でサポートの予定なしということらしかった。いろいろ取り越し苦労してたんだが,「案ずるより産むがやすし」か.結果としては,Win8がドライバを持っていたし Windows7 用のも使えた。ラッキー!!
  9. Win8 doesn't have the drivers for them.Win8にはRicoh xxx Host Controllerのドライバがなかったので,NJ2100を買ったときに入っていたのを焼いたVistaのドライバCDからインストールした。メモリスティックは持っていないが,SDカードで試してみたら,普通に動いているようだ。
  10. さて,今,この記事は Win8 機から書いてるんですよぉ。それに,思ったよりサクサク感があるよ。ウフォ。

 ノートのスペックを,参考までに書いておきまーす。
 

OS MicroSoft Windows 8 Pro (x86)
CPU Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU T8300 @ 2.40GHz
チップセット SiS M672 + SiS968
メモリ PC2-5300 DDR2 SDRAM 1GBx2
ディスプレイアダプタ SiS Mirage 3 Graphics (128MBx2)
ハードディスク 120GB S-ATA 5400rpm
BIOS AM8-216-DG3 2008/10/27
光学ドライブ MATSHITA DVD-RAM UJ870QJ
セキュアブート 未サポート
PAE サポート (Win8のインストール要件を満たしている)
NX サポート (Win8のインストール要件を満たしている)
SSE2以上 SSE3 (Win8のインストール要件を満たしている)

High_Definition_Audio1追記(12/8):
 今日,ちょっとSoundEngine Freeを使おうとして,ステレオミキサーが使えないことに気付いた。ドライバは右図のような状態だった。

 これは困るので,Realtekに行ってVista_Win7_Win8_R270.zipを落としてインストールしてみた。エプダイの場合は,今までもBIOS・ディスプレイアダプタのドライバなんかで,パーツメーカの出してるので使えた経験があるので,これも大丈夫だろうと思ってのことだ。ドライバの更新をしてやったら,期待通りこんなふうに使えるようになった。

追記2(12/9):
 アップグレード後,画面の解像度が 1280×768 までしかなくなっていて違和感があったので,SiS Mirage 3 Graphics の Win 8 用ドライバを探した。SiS のオフィシャルに R529_Logo.zip があったので落としてきて,ドライバを更新したら,1440×900 が使えるようになった。メデタシ。

  • 公式ページに行ったら,[I accept to the above.]をチェックして[I agree]ボタンを押すと選択ページにジャンプする。さらに,
       [Windows 7] (Win 8 は今のところなし。)
       [IGP Graphics Drivers]
       [SiS671 & SiS672 series]
    を選んで,[go]ボタンをクリックするとドライバページにジャンプする。

 ドライバ更新したら, グラフィックスの Windows エクスペリエンス インデックス スコアが 2.0 から 2.6 に改善した。まっ,それでも低いけど……
 

追記5(2013/10/14):

 SiS の R529_Logo.zip がらみと思われる件で,一言。
 「Windows8 を NJ2100 にインストール」に触発されて,現システムをバックアップののち, NJ2100 に Windows8 Pro 64 bit 版を入れてみた。入るのは入ったが, BIOS でメモリを 3968MB 認識しているのにも拘わらず, OS 上は 4.00 GB (3.00 GB 使用可能)のまま。結局,やはり Memory Remap Feature はサポートされていないようだ。まあ, BIOS にその項目がないもんね。
 加えて,上のリンク先にも書かれているように, Metro UI が使えなくなった( <--- これが, R529_Logo.zip がらみと思われる件です)。  まあ, NJ2100 で Metro なんか使うつもりはないから構わないが…… そんなわけで,試しただけで,逆戻り(爆)。  ここで,はまらずに済んだ恐ろしい落とし穴について書いておく。ナンチャッテ。  ご存知のように, Windows には 7 から「システム イメージの作成」機能がついている。これ,イメージそのものは,パーティションごとに作成可能。だったら,復元もパーティションごとに可能と思うのが真人間の陥るワナ。なんと,恐ろしいことに,物理ドライブのフォーマットをかけないと,中のひとつのパーティションの復元作業に入れないようなのだ(ゾーッ)。  今回,私は「システム イメージの作成」機能では,Cドライブしかバックアップしなかった。しかーし,虫の知らせか天の助け, AOMEI Backupper というのでも,イメージを作っておいたので事なきを得た。あー,よかった。このソフトなかなかいいですよ。WindowsXP ~ 8 まで対応しているし。

追記3(12/15):

 Realtek High Definition Audio ドライバのバージョンを 6.0.1.6662 から 6.0.1.5506 に落とした。現時点の最新バージョンが 6.0.1.6662 で, 6.0.1.5506 は古いし Vista 用だが,NJ2100についてきたやつなので,エプダイの純正なわけ。 Win 8 にアップグレードして以降,上にも書いたようにサウンド関係で手を焼いてきたが,これで確定かもしれない。
 バージョンダウンの理由は,o6asan’s netradi 用に,SoundEngine Free を使って録音するときのノイズである。これがひどかった。セキュリティ面から言えば,最新のドライバがベストだが,音質となると別問題で,純正に勝るものはなかったりする。で,バージョンダウンしてみたわけだ。
 今回も音質に関しては,これが正解だった。見事に雑音が消えた。古くても,純正のドライバのコピーを取っておくのは大事だと再認識したねぇ。

追記4(12/28):

 Win8 にしてから,マルチメディア関係のハングアップに悩まされていた。どうも,激しくて悩みの種なので,今日真剣にググってみた。で,見つけたのが,これ http://support.microsoft.com/kb/2727113 (現在は存在しない – 2013.5.26)。で,ここには「この問題は, Win8・Win Serv2012 の正規版までには解決する」と書いてあって, Win8 RP・Win Serv2012 RC 用のアップデートは Windows Update から使えると書いてあった。

 しかーし,うちの NJ2100 においては解決してないし,Win8 正規版なので,アップデートの適用もできなかったし, orz 。まっ,エプダイの公式ページには,一言も NJ2100 で Win8 サポートというセリフはないから,彼らにしてみれば,「そう言われてもー」ってとこかね。

 見つけたページには,アップデートが出るまでの回避策だったのかなと思うことが書いてあったので,それをやってみた。

     管理者として,コマンド・プロンプトを起動。
     bcdedit /set disabledynamictick yes

 これだけ。 dynamictick をオフにするとバッテリの持ちに響くだろうが, NJ2100 はノートとはいってもモバイルで使うわけではないから,無問題。ハングアップは起こらなくなった。満足!!

 しかし,見つけた情報ページ,日本語訳はないし。今回のアップグレードDVDの到着といい,M$は日本を冷遇しているのではないのかな。考えすぎかしらん。
 

追記6(2013/10/16):

 こないだうちから,イジイジ弄ってたんだが,ちょっと,裏ブタを脱がしてみた。ついでにエアダスターでファン周りを吹いてやったら,結構なほこりが出た。まぁ,掃除ができたので,それだけでもよかったわけだ(汗)。
 なんで脱がしたかというと,マザーボードが何か気になってネ。で,中に T12C という表示があった。ところが後でよく見たら,脱がせなくてもフタにあったシリアルナンバーのシールに MODEL T12C 12M というのが書いてあった(ha-ha)。 ASUS に見に行ったら,これは ASUS のモデルの書き方のひとつらしい。 ASUS はいろんな言語でサポートページを書いていて,ほぼ同等のページが日本語にもあるのだが,どういうわけか,日本語のページではモデル名には触れていなかった。
 この後, T12C というのは ASUS のどんなプロダクトなのかを調べてみたら,どうやら T12C というのは X51C と同等のモデルらしい。確認のために X51C の Specification を見たかったんだが,見つけられなかった。ただ, ASUS 外で, Asus ,HCL X51C (T12C) Motherboard schematic というのを見つけたので,これが NJ2100 の ASUS 版に間違いないようだ。
 というわけで,勇んで ASUS のダウンロードページを見に行ったのだが, X51C 関係の BIOS アップデートは 2008/10/10 の1度しか出ていなかった。これは,エプダイからも提供された。 Windows8 の Support Information にも上がっていなかったから, 64bit 版は無理みたい。 32bit 版の Win8 が割とまともに動いているだけで御の字としなくてはいけないのかもネ。

追記7(12/4):
 今日,我が家の検索ワードに「win8 nx回避」というのがあって,へえ,とか思って Google 先生に聞いてみたら,こんなのがあった。 Windows 8 CPU Feature Patch (Bypass Windows 8 CPU feature checks) 。 NJ2100 は Windows8 x86 でそこそこ動いているので,そこまで際物に挑戦する気もないが,興味があればのぞいてみてください。
 全く試していないので,安全性も動作も一切保証しません。挑戦する方は,各自の責任でどうぞ。

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ショック,勘三郎が……

 今日は,朝からWindows8にかかりきりで気づかなかったのだが,勘三郎がなくなってしまいました。ショック,なんということ。まだ,若いのに。枝雀が自殺したときも,志ん朝が亡くなったときも,惜しいと思ったが,勘三郎がこんなに早く逝くなんて。本当にショックとしか言いようがない。

 無念だったろうね,勘三郎さん。ご冥福をお祈りする。