ドメイン移管して, PERL の CGI が使えなくなったため,掲示板の扱いに困り,「o6asanの掲示板-PukiWiki版」を作った。これには,ネットオウルの『PHP APPS』サービスを利用した。しかし, PukiWiki を使うのが初めてだったのに加え,『PHP APPS』サービスの PukiWiki が大変に制限されているために,なかなかにカスタマイズが難しく, 2/21 以降,うっちゃらかしになっていた。
気づくと,スパムの宝庫 (!!) になっていて,
すみません。現在,書き込み機能停止中です。
スパム対策が取れるようになったら,復旧します。(2014.3.3)
ということにしてあった。―――書き込みできなきゃ掲示板じゃないやい(滝汗)。
ところで, 3/4 にネットオウルのサポートから,メールをもらった。内容は,下記のニュースと同じ。
『WPblog』WordPress 最新版(WordPress3.8.1)への対応のお知らせ
『WPblog』「FTP自動無効化」機能の追加のお知らせ
『PHP APPS』サービス名称変更および広告表示位置に関する仕様変更のお知らせ
どんなふうに変わるんだろう, PukiWiki がもう少し使いやすくなるといいなと思っていたら,本日,またメールが来た。
『freeWiki』FTP機能提供開始のお知らせ
これは,かなりな変化だよなぁ。
何はともあれ,スパム対策をやってみることにした。
PukiWiki Plus! には, Blocking SPAM という機能があって,これがどんぴしゃりみたいなのだが,「I18N版(rev.923以降)に実装されています。」ということで,「o6asanの掲示板」の PukiWiki Plus! 1.4.7plus-u2-eucjp では使えないようだ。ほかにないかと調べてみたら, spam_filter.php という優れものがあるらしい。探してみたら,美麻Wiki で, spam_filter.php PukiWiki Plus! 1.4.7用パッチ済みファイル群という形で配布されていた。ありがたや―。
- 上記ページから,「Plus! 1.4.7用パッチ済みファイル群」をダウンロード。
- Zip を展開。
- 『freeWiki』で使われているファイル群で,いろいろカスタマイズがあるといけないと思って,比べてみた。
plugin.php 特になし。美麻Wikiのファイルはスパム関係のカスタマイズだけだから,そのまま差し替えで問題なし。
init.php 美麻Wikiのファイルで, Agent 関係の2行が,コメントになっていた。これも,スパムがらみの気がするので,そのまま差し替え。
file.php 美麻Wikiのファイルで,下記の部分が付け加えられている。これも,スパムがらみの気がするので,そのまま差し替え。
// add client info
global $now;
$referer = htmlspecialchars($_SERVER['HTTP_REFERER']);
$user_agent = htmlspecialchars($_SERVER['HTTP_USER_AGENT']);
$diffdata .= "IP:{$_SERVER['REMOTE_ADDR']}
TIME:"$now"
REFERER:"$referer"
USER_AGENT:"$user_agent"n";
改行コードが違っていたので,『freeWiki』にそろえておく。 - Net フォルダ,delegated-apnic-latest, dns_get_ns.cache は PukiWiki のルートディレクトリへ。 lib の中身はそっくり PukiWiki の lib へアップロード。
- pukiwiki.ini.php の Security settings の部分に下記を追加。
// SPAM_FILTER
define('SPAM_FILTER_COND', '#atag()');
「o6asanの掲示板-PukiWiki版」を書き込み可能に戻して,しばらく,様子見。
早速の追記:
英文スパムがすり抜けてきたので,太字斜字体を追加。
// SPAM_FILTER
define('SPAM_FILTER_COND', '#atag() or #onlyeng()');