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本家のお世話-#78。(PHP5.5.4へアップデート)

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投稿アップデート情報  追記(9/21)

 Sep-18 23:44:17UTC に PHP5.5.4 が出た。

 PHP 5.5.3 のバグ・フィックスだけらしい。 ( ChangeLog )

 といいながら, php.ini-production の中身は,下記のように,若干変わっていた。

 short_open_tag について
———————————————————————————————————————————————
PHP5.5.3 では —
; このディレクティブは, <? と ?> に挟まれた部分を PHP ソースとして扱うかどうかを判断します。
; ここ何年か,ショートタグ <? ?> の代わりに,フルタグ <?php ?> を使うことが推奨されてきました。
; XML などのように, PHP 以外でこのタグを使うものが増えたため,サーバ上で混乱が起き,間違った解釈が
; 起こることが多くなっています。長い間使われてきた機能であるため,ショートタグは今も以前のバージョンとの
; 互換性を保つために残されています。
; しかし,できる限りこの機能を使わないようお願いいたします。
———————————————————————————————————————————————
PHP5.5.4 では —
; このディレクティブは, <? と ?> に挟まれた部分を PHP ソースとして扱うかどうかを判断します。
; 以前のバージョンとの互換性を保つために,いまだにサポートが続いている機能ですが, XML との併用時の
; 不具合を回避するために,通常はこの機能を使わず,フルタグ <?php ?> を使用してください。
; (注)このディレクティブは shorthand タグ <?= とは関係ないことに注意してください。
;   <?= はここの設定にかかわりなく,使用できます。
———————————————————————————————————————————————

ということなんだが,面白い話を mail-archive.com で見つけた。新しいショートタグが生まれちゃったりして!!

 やっと,session.use_strict_mode についても出現
———————————————————————————————————————————————
PHP5.5.3 では —
 当然ながら,記述なし。
———————————————————————————————————————————————
PHP5.5.4 では —
; Strict session mode を使用するかどうかを設定します。
; On の場合は,未初期化 ID は受容しませんので,ブラウザが未初期化 ID を送ってきた場合に,セッション ID が
; 再生成されることはありません。
; Strict session mode はセッションアダプション脆弱性を使ったセッション固定化攻撃からアプリケーションを
; 保護します。互換性を考慮して,デフォルトでは Off になっていますが, On にされることを推奨いたします。
; https://wiki.php.net/rfc/strict_sessions
session.use_strict_mode = 0
———————————————————————————————————————————————

 まっ,とにかく,我が家用 (Windows7HP+SP1(x86)) として,VC11 x86 Thread Safe 版の php-5.5.4-Win32-VC11-x86.zip を落としアップデート。 VC11 がいるので,インストールがまだの場合は PHP のコンフィグの前に vcredist_x__.exe を入れておく必要がある。

 php5apache2_4.dll はオフィシャルバイナリに含まれているので,新旧のファイルを入れ替えて php.ini を放り込み, Apache をrestartするだけ。

 新規に導入する方は,必要なら「Windows7上にWamp系WebServerを建てる-#2。」を参考にしてください。

追記(9/21):
 徳丸さんが,「PHP5.5.4にてstrict sessionsのバグ(bug65475)が修正されたがテストがないことに気づいた」という記事を書いていた。

 別件。上記の「(注)このディレクティブは shorthand タグ <?= とは関係ないことに注意してください。<?= はここの設定にかかわりなく,使用できます。」について確認してみた。
———————————————
  <? echo “1.使えますか?”; ?>
  <br>
  <?php echo “2.使えますか?”; ?>
  <br>
  <?= “3.使えますか?”; ?>
———————————————
というスクリプトを走らせてみたら,
———————————————

  2.使えますか?
  3.使えますか?
———————————————
になった。自鯖の場合, short_open_tag は off だが,確かに,ショートハンドも使えている。 PHP のマニュアルによれば,

注意:

PHP 5.4.0 より前のバージョンでは、 このディレクティブは、<? echoと同じ形式の ショートカット<?=も影響を受けます。 このショートカットを使用するには、 short_open_tagをonとする 必要があります。 PHP 5.4.0 以降では、<?= は常に有効となります。

ということらしい。

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Windows

起きてびっくり,サイト改竄? at よそ様-続々々報。

 ウウウッ,こんなに続けるなら,初めから番号にしときゃよかったと,悔やむ表題。続々々報って,踊り字が何個になるんだよぉー。

 あれから, Symlink Attacks について調べてみた。つまり,ロリさんとこのクラックに使われたかもしれないって方法だよね。まぁ,いろいろ見つかる時代だね。いいというか,悪いというか,なんともはや表現に困る。

 ところで,
> LINUX を使ったときにシンボリックリンクとは便利なものだと思ったが,元来は UNIX 由来のものだろうと思う。
と書いたように,やはりシンボリックリンクというのは UNIX 由来のものだ。ということで, Symlink Attacks そのものも,ものすごく昔からあるようだ。 Symlink Attacks を google.co.jp で引用符付きで検索してみたら, 1997 年まではヒットした。引用符なしで内容的なものを調べてみるともっと昔からある。要するに,きちんと設定しないと狙われやすいところなわけだ。

 Apache の場合,ドキュメントルートの Options にはデフォルトで FollowSymLinks が入っているから,私のような素人の自鯖運営者でなければ,共有サーバの場合はこうしなきゃいけないよというのをちゃんと知っているだろうし,確立されていると思う。しかし,今回, “R.I.P lolipop” と名指しで攻撃されたということは,ロリさんところがそうなってなかったということなのだろう。大穴があいていたもので,個別の穴狙いでチョコチョコ出入りしていたクラッカーが,図に乗っちゃったということになるのか。

 TODOS でりりさんが「そういうプログラムが最期までできなかった」みたいなことを,相当,昔に書いていたから,そういう面で狙われやすい属性ができてしまっていたのかもしれないとも思う。

 シンボリックリンクについて, Windows の「ショートカット」のようなもんだという説明を,昔,されたことがあるが, LINUX を齧りだして使ってみた感じだとかなり違う。むしろ, Apache の「エイリアス」のほうが近い気がする。シンボリックリンクというのは,参照先のものを実体として使える。これは, Windows の「ショートカット」には無理だ。そのうえ,今回知ったわけだが,つけ方によっては,ファイルの性質さえ変えられるわけだ。バイナリをテキストとして参照するなんてのは論外だろうが, php を txt として見ることはできるわけだからね。

 まぁ,一般的には, WordPress 使いは,最新の環境を素早く安全に提供してくれるホスティングサービスを選ぶことを,念頭に置いておけばいいと思うよ。私の場合は,他人には提供してはいないが,自宅にサーバがある環境だから,一般的な場合より,いろいろ気にかけているだけの話だ。

 しかしねぇ,「最新の環境を素早く安全に提供してくれるホスティングサービスを選ぶことを,念頭に置いておけばいい」といっても,これが結構難しいのは確かだし,「安価」でというのが入ってくると,一層大変だよね。

 どの辺まで,自分で管理するのかは難しいところだけど,せめてすごく簡単なパスワードとか,更新されていない古いバージョンを,パッチあてなしで使うことは,やめようよ。そして,自分が新しいバージョンで行きたいと思っても,サーバのソフトを刷新してくれないホスティング会社を使っている場合は,乗り換えを考えたほうがいい。趣味で,乗っ取られても実害のないサイトなら,無理をしなくてもいいけど,小さくても,営業がらみだと,怪我の小さいうちに考えることをお勧めします。これ,ホント!!

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本家のお世話-#75。(PHP5.5.3へアップデート)

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 Aug-21 17:44:24UTC に PHP5.5.3 が出た。

 ChangeLog によれば, CVE-2013-4248 へのパッチの中にあった UMR(unInitialized Memory Read) を直したとある。ふーん。

 まっ,とにかく,我が家用 (Windows7HP+SP1(x86)) として,VC11 x86 Thread Safe 版の php-5.5.3-Win32-VC11-x86.zip を落としアップデート。 VC11 がいるので,インストールがまだの場合は PHP のコンフィグの前に vcredist_x__.exe を入れておく必要がある。

 php5apache2_4.dll はオフィシャルバイナリに含まれているので,新旧のファイルを入れ替えて php.ini を放り込み, Apache をrestartするだけ。

 新規に導入する方は,必要なら「Windows7上にWamp系WebServerを建てる-#2。」を参考にしてください。

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本家のお世話-#74。(PHP5.5.2へアップデート)

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 Aug-16 02:13:06UTC に PHP5.5.2 が出たので,いつもの作業。我が家用 (Windows7HP+SP1(x86)) として,VC11 x86 Thread Safe 版の php-5.5.2-Win32-VC11-x86.zip を落としアップデート。 VC11 がいるので,インストールがまだの場合は PHP のコンフィグの前に vcredist_x__.exe を入れておく必要がある。

 ChangeLog によれば, CVE-2013-4248 へのパッチも入っている模様。

 新 php.ini-production には以下の変更があった。
   ”;extension=php_zip.dll” がなくなっている。
   mssql.compatability_mode = Off —> mssql.compatibility_mode = Off に誤字訂正。

 徳丸さんによれば,「【速報】PHP-5.5.2にて大垣さんのstrict sessionsが実装されました」ということらしい。確かに,phpinfo() によれば,session.use_strict_mode = Off が入っている。ただし,Windows 版のデフォルト php.ini-production には,この行は見当たらなかった。

 php5apache2_4.dll は入っているので,新旧のファイルを入れ替えて php.ini を放り込み, Apache をrestartするだけ。

 新規に導入する方は,必要なら「Windows7上にWamp系WebServerを建てる-#2。」を参考にしてください。

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Windows

Windows7上にWamp系WebServerを建てる-#4。

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 承前

SSL を有効にする。

  1. cacert.pem,server.crt,server.key を Apache conf ディレクトリにコピーする。

    cacert.pem,server.crt,server.key の作り方については, 本家のお世話-#68。(WordPress SSL ログイン-#1) を参照のこと。

    Windows7 上の cmd.exe では スラッシュ(/) でも大丈夫みたいだったので, openssl.cnf のカスタマイズのときに “” にする必要はないんじゃないかと思う。また, openssl.cnf はちゃんと openssl.conf として見えるようになりました。短縮ダイヤルのアイコンのというわけのわからない表示は,過去のものとなったようですナ。

  2. Apache extra conf ディレクトリ内の httpd-ssl.conf をカスタマイズする。
    カスタマイズ方法については 本家のお世話-#68。(WordPress SSL ログイン-#1) を参照のこと。
  3. httpd.conf をカスタマイズする。
    カスタマイズ方法については 本家のお世話-#68。(WordPress SSL ログイン-#1) を参照のこと。
  4. コントロールパネル >> 管理ツール >> セキュリティが強化された Windows ファイアウォール
    受信の規則の “Apache HTTP Server” に port 443 を追加する。

    ところで, Windows ファイアーウォールからのアラートを受容すると自動的にルールが構築される。しかし,これが甘々なのである。 今回の場合でも,デフォルトだと,すべての IP アドレス&ポート(それも, TCP だけでなく UDP まで)についてオープンしている状態になる。これじゃあんまりなので,”セキュリティが強化された Windows ファイアウォール” の機能を使って,もう少しきっちりと制限しておくべきだと思うのであった。

  5. Apache をリスタートする。

 任務完了!

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Windows7上にWamp系WebServerを建てる-#3。

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 承前

MySQL 5.6 のインストール

  1. mysql-5.6.12-win32.zip をダウンロードする。
  2. Zip を展開する。
  3. Drive_SV (この間サーバソフト用に作ったドライブのこと) に ディレクトリ MySQL を作る。下記のディレクトリとファイルを MySQL にインストールする。我が家の場合,はずしたものはリモートでは使わないから,余計なものはサーバに置かないというポリシーで,こうしているだけなので,展開してできたものをすべてインストールしてもかまわない。
    • ディレクトリ
        bin
        data
        include
        lib  
        share
    • ファイル
        COPYING
        my.ini  <---   my-default.ini のまま,名前を変えただけのもの。
  4. さて, my.ini をカスタマイズする。 (Creating an Option File 参照。)
        # basedir = …..  —>  basedir = Drive_SV:/MySQL   (*) backslash() ではなく slash(/)。
        # datadir = …..  —>  datadir = Drive_SV:/MyDATA
    以下の一行を追加。
        explicit_defaults_for_timestamp = true
  5. data ディレクトリ (この時点では, Drive_SV:MySQLdata となっている。) を Drive_SV: に移動し, MyDATA にリネーム。
  6. cmd.exe を管理者として起動する。
    >Drive_SV:
    >cd Drive_SV:MySQLbin
    >mysqld --console    (Starting the Server for the First Time 参照。)

    2013-07-30 08:22:26 3484 [Note] Plugin ‘FEDERATED’ is disabled.
              ・                 ・
              ・                 ・
    2013-07-30 08:22:27 3484 [Warning] No existing UUID has been found, …………
              ・                 ・
              ・                 ・
    2013-07-30 08:22:27 3484 [Note] mysqld: ready for connections.
    Version: ‘5.6.12’ socket: ” port: 3306 MySQL Community Server (GPL)

    上記以外の error や warning が出るときは, my.ini をもう一度見直す。ここで,多分 Windoes Firewall から 3303 port についての アラートが来ると思うので,しっかり確認の後,許可。

    もうひとつ cmd.exe を管理者として起動し, mysqld を止める。
    >Drive_SV:
    >cd Drive_SV:MySQLbin
    >mysqladmin -u root shutdown

  7. cmd.exe を管理者として起動する。
    >Drive_SV:
    >cd Drive_SV:MySQLbin
    >mysqld.exe --install
  8. コントロールパネル >> 管理ツール >> サービス
    MySQL を選んで開始する。
    ‘スタートアップの種類’ が ‘自動’ になっていないときは, ‘自動’ に変更しておく。
  9. Drive_SV:MySQLbin に Path を通す。

    root のパスワードを変更。

    cmd.exe を管理者として起動する。
    >mysql -u root
    >SET PASSWORD FOR root@localhost=PASSWORD(‘password’);
    > quit

    ログインできるかチェックする。
    >mysql -u root -p
    Enter password: ************
    > quit

phpMyAdmin4 のインストール。

  1. phpMyAdmin-4.0.4.2-english.zip をダウンロードする。
    Zip を展開する。
  2. ディレクトリ phpMyAdmin-4.0.4.2-english を phpMyAdmin にリネーム。
    展開ファイルの中の config.sample.inc.php を削除する。
    doc, examples, setup の 3 ディレクトリを削除する。
    使用中の config.inc.php を phpMyAdmin の中にコピーする。 (まったくの新規導入の場合は, Quick Install を参照。)

    ディレクトリ phpMyAdmin を Drive_SV に移動する。

  3. phpMyAdmin.conf を Drive_SV:Apache24confextra の中に作成する。
    phpMyAdmin.conf の内容:
         Alias /phpMyAdmin “Drive_SV:/phpMyAdmin/”

         <Directory “Drive_SV:/phpMyAdmin”>
              Options None
              AllowOverride None
              Require ip Lan IP range.
         </Directory>
         <Directory “Drive_SV:/phpMyAdmin/libraries”>
              Require all denied
         </Directory>

    httpd.conf をカスタマイズする (場所:Apache24conf)。
    Supplemental configuration 区画の最後に下記の2行を加える。
         # phpMyAdmin settings
         Include conf/extra/phpMyAdmin.conf

  4. Apache をリスタートする。
    http://xxx.xxx.xxx.xxx/phpMyAdmin にアクセスする。

         Username: root
         Password: MySQL root のパスワード

    ここで,画面の下のほうに次のような警告が出る。
         The phpMyAdmin configuration storage is not completely configured,
        some extended features have been deactivated. To find out why click here.

    phpMyAdmin configuration storage の構築を完了するために,使用中の database phpmyadmin をインポートする (まったくの新規導入の場合は, phpMyAdmin configuration storage phpMyAdmin 環境保管領域を参照)。

  5. Log out 後 log in すると,警告は消えている。
  6. root@localhost 以外のユーザは削除する。

    WordPress 用の user(WP-User) と database(WPdatabase) を作っておく。
    WP-user には, Grant 以外のすべての Global privileges を与える。 WP-user には, Grant 以外の WPdatabase privileges は与えるが, Global privileges は一切与えないこと。 collation は utf8_general_ci にする。

  7. Log out。
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Windows7上にWamp系WebServerを建てる-#2。

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投稿アップデート情報  追記(12/27)  追記2(2014/3/24)

 承前

ActivePerl のインストール。

  1. ActivePerl-5.16.3.1603-MSWin32-x86-296746.msi をダウンロードする。
  2. ActivePerl-5.16.3.1603-MSWin32-x86-296746.msi を Drive_SV (この間サーバソフト用に作ったドライブのこと) にデフォルトでインストールする。
  3. cmd.exe を起動する。
    >perl -v
    バージョン情報が返ってくれば, Perl に Path が通っている。
  4. printenv.pl (場所:Apache24cgi-bin) をの1行目を書き換える。
    #!D:/programs/perl/bin/perl.exe  —>  #!Drive_SV:/Perl/bin/perl.exe

    printenv.pl を Apache24cgi-bin から drive_DC:WEBcgi-bin に移動する。
    ブラウザから http://xxx.xxx.xxx.xxx/cgi-bin/printenv.pl にアクセスする。

    サーバ環境変数のリストが表示されれば,インストールは完了。

  5. printenv.pl を削除する。
  6. (*) エイリアスを切ってある cgi-bin 外で CGI scripts を使いたい場合は, AddHandler の設定が必要である。: (この場合, “Options” directive に “ExecCGI” の追記もいると思う。)

PHP5.5 のインストール。

  1. この間6月20日の日に,ついに PHP5.5 が出たが, 5.5 からは WindowsXP をサポートしないということで,使ってみたくても使えなかった。それは前からわかっていたことで,そのために CentOS の練習をしたりしたいたわけだが,今,目の前には, Windows7 の載った Xw4200 がある。ということで, php-5.5.1-Win32-VC11-x86.zip をダウンロード。相変わらず, Apache+Windows の構成だから, thread safe バージョンである。この辺については, PHP の install.txt に書いてあるので各自読んでいただきたい。
    Zip を展開する。
    ディレクトリ php-5.5.1-Win32-VC11-x86 を PHP にリネーム。
  2. php.ini-production を php.ini としてコピーし,カスタマイズする (場所:PHP)。
      デフォルト カスタム
    1 ;default_charset = "UTF-8" default_charset = "UTF-8"
    2 ; extension_dir = "ext" extension_dir = "Drive_SV:PHPext"
    3 allow_url_fopen = On allow_url_fopen = Off
    4 ;extension=php_curl.dll extension=php_curl.dll
    5 ;extension=php_gd2.dll extension=php_gd2.dll
    6 ;extension=php_mbstring.dll extension=php_mbstring.dll
    7 ;extension=php_mysql.dll extension=php_mysql.dll
    8 ;extension=php_mysqli.dll extension=php_mysqli.dll
    9 ;extension=php_openssl.dll extension=php_openssl.dll
    10 ;date.timezone = date.timezone ="Asia/Tokyo"
    11 ;sendmail_from = me@example.com sendmail_from = My email address
    12 ;mbstring.language = Japanese mbstring.language = Japanese
    13 ;mbstring.internal_encoding = UTF-8 mbstring.internal_encoding = UTF-8
    14 ;mbstring.http_input = UTF-8 mbstring.http_input = pass
    15 ;mbstring.http_output = pass mbstring.http_output = pass
    16 ;mbstring.encoding_translation = Off mbstring.encoding_translation = Off
    17 ;mbstring.detect_order = auto mbstring.detect_order = UTF-8,ASCII,SJIS,EUC-JP,JIS
    18 ;mbstring.substitute_character = none mbstring.substitute_character = none

    (*) 14-18 については,自鯖の環境の関係でこうしてあるので,デフォルトのままでも構わないはず。各自の環境で対処してください。

    セキュリティのため,以下の3つを変更した。 19 と 21 については,環境によっては,不具合が生じることがあるかもしれない(追記:12/27)。

      デフォルト カスタム
    19 output_buffering = 4096 output_buffering = Off
    20 expose_php = On expose_php = Off
    21 mysql.allow_persistent = On mysql.allow_persistent = Off
  3. ディレクトリ PHP を Drive_SV に移動する。
  4. php55.conf を Drive_SV:Apache24confextra に作成する。
    php55.conf の内容:
         LoadModule php5_module “Drive_SV:/PHP/php5apache2_4.dll”
         AddHandler application/x-httpd-php .php
         PHPIniDir “Drive_SV:/PHP”

    httpd.conf をカスタマイズ (場所:Apache24conf)。
         DirectoryIndex index.html  —>  DirectoryIndex index.php index.html
    さらに Supplemental configuration 区画の最後に下記の2行を加える。
         # PHP settings
         Include conf/extra/php55.conf

  5. test.php を drive_DC:WEBhtdocs に作成。
    test.php の内容:
         <?php phpinfo() ?>
  6. Apache をリスタートする。

    ブラウザで http://xxx.xxx.xxx.xxx/test.php にアクセスする。

    phpinfo リストが表示されれば,インストール完了。

  7. test.php を削除する。
  8. php.ini のカスタマイズ (場所:PHP)。
         ;disable_functions =  —>  disable_functions =”shell_exec, suexec, passthru, phpinfo”
  9. Apache をリスタートしておく。

追記2(2014/3/24):
 2013.12.27 から Opcache を使っている。 PHP スクリプト多用のサイト運営の場合は,そちらもどうぞ。「本家のお世話-#90。(Opcacheを使う)

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Windows7上にWamp系WebServerを建てる-#1。

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投稿アップデート情報  追記(8/11)

 昨日書いたように, Windows7HP+SP1(x86) が載ったデスクトップを手にしたわけで,しめしめと,新 Wamp 系 WebServer の構築に取り掛かった。

 手始めに,ハードディスク上にパーティションを2つ切った。サーバ・ウェア用のドライブ (Drive_SV) と他のサイト用のファイルのドライブ (drive_DC) にするためだ。

 ところで,作業の間に何度か Windows ファイアーウォールからアラートが来ると思うが,その場合は,間違いなく必要であることを確認のうえ,「許可」すること。じゃ,始めます。

Apache のインストール。

  1. httpd-2.4.6-win32-VC11.zip (= Apache2.4.6)を落とす。
    この zip の場合, VC11 が必須なので,vcredist_x86.exe をダウンロードしてインストールする。
    zip を展開する。
  2. 展開ファイル内の httpd.conf をカスタマイズする (場所:Apache24conf)。
      デフォルト カスタム
    1 ServerRoot “c:/Apache24” ServerRoot “Drive_SV:/Apache24”
    2 ServerAdmin admin@example.com ServerAdmin 私のメールアドレス
    3 #ServerName www.example.com:80 ServerName local IP アドレス:80
    4 DocumentRoot “c:/Apache24/htdocs” DocumentRoot “drive_DC:/WEB/htdocs”
    5 <Directory “c:/Apache24/htdocs”> <Directory “drive_DC:/WEB/htdocs”>
    6 Options Indexes FollowSymLinks Options FollowSymLinks
    7 ErrorLog “logs/error.log” ErrorLog “|bin/rotatelogs.exe -l -f logs/error.%Y.%m.%d 86400”
    8 CustomLog “logs/access.log” common # CustomLog “logs/access.log” common
    9 #CustomLog “logs/access.log” combined CustomLog “|bin/rotatelogs.exe -l -f logs/access.%Y.%m.%d 86400” combined
    10 ScriptAlias /cgi-bin/ “c:/Apache24/cgi-bin/” ScriptAlias /cgi-bin/ “drive_DC:/WEB/cgi-bin/”
    11 <Directory “c:/Apache24/cgi-bin”> <Directory “drive_DC:/WEB/cgi-bin”>
    12 Require all granted Require ip Lan IP range (cgi-bin へのアクセス制限として)
    13   ServerTokens Prod
  3. Apache24 フォルダをそっくり Drive_SV に移動する。
  4. cmd.exe を管理者として起動。
    >cd Drive_SV:Apache24bin
    >httpd.exe -t
    この段階でエラーが出るようなら,先に進む前に,もう一度確認すること。

    サービスとして登録する。
    >httpd.exe -k install
    ApacheMonitor.exe ショートカットを Windows スタートアップの中に作り,Apache をスタート。

  5. index.html を Apache24/htdocs から drive_DC:WEBhtdocs に移動する。
    ブラウザから, http://localhost/ にアクセスする。
    “It works!” が帰ってくれば,インストールは完了。
  6. 先ほどの index.html を削除する。

追記(8/11):
 ここのところ, Apache のハングアップに悩まされていた。で,そのときのエラーメッセージが相変わらず,「(OS 64)指定されたネットワーク名は利用できません。 : AH00341: winnt_accept: Asynchronous AcceptEx failed.」。というわけで, httpd.conf に下記の行を加えてみた。(参照:AcceptFilter ディレクティブ)<--- 先に英語版を読んでから,それの日本語版へのリンクを貼ったが,肝心な点ついての情報量が大分違うことに今気づいたので,英語版へのリンクも貼っておきます。

   <IfModule mpm_winnt_module>
      AcceptFilter http none
      AcceptFilter https none
   </IfModule>

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WinXpPro+SP3(x86) から Win7HP+SP1(x86) にアップグレード。

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 2014年4月8日には, Windows XP のサポートが完全に終わることになっている。で,それまでにサーバ OS を CentOS にでも変えようと思っていた。ところがさ,「Microsoft Windows 7 Home Premium アップグレード版 Service Pack 1 適用済み」 DVD を貰っちゃったんですよね。まっ,完全なる移譲だから,ライセンス的にも問題ないと思う。

 そんでもって,さっそく HP xw4200 Workstation にインストールしてみた。これは,この辺にも書いたことのあるマシンで,前にはサーバ用に使っていたヤツね。

 アップグレードするには,ターゲット OS がないといけないので,ひとまず, WinXpPro+SP3(x86) をインストールしたのち,アップグレード。言わずもがなだけど, Win7 はWinXP の環境を引き継げないので,新規インストール(カスタム)しか選べない。要するにクリーン・インストールと同じになる。今回の場合,我が家では,これは願ってもないことでっせ。

 スペック的にも問題ないので,簡単に終わると思ったんだが,下のエラーメッセージが頻発しちゃってさ。(泣)
     ***Hardware Malfunction
     Call your hardware vendor for support
     NMI:Parity Check / Memory Parity Error
     ***The system has halted***

 Memtest86+ を使ったり,メモリ差し替えてみたりといろいろやったんだけど,変化なし。

 ところが,こんな記事見つけた。もー,どんぴしゃり。題名だけじゃなくて, HP のデスクトップで, Intel のボードの場合って書いてあるんだもん。記事は, “***Hardware Malfunction Call your Hardware Vendor for Support NMI: Parity Check/Memory Parity Error *** The system has halted ***” です。 (元が消えるといけないので,PDF file も作っておいた。)

 この解決策をやったら,なんとか Windows7 インストール完了。まだ,上記のエラーは心配なんだが,今のとこ,うまくいってるみたい。

 というわけで,サーバ用のマシンに, Win7 が載ったわけよ。Windows7 だと,サポートは 2020年までだよ,今の時点でもさ。軟弱者としては, CentOS サーバの代わりに Win7 サーバを建てちまおうかと,今考えているとこ。なんちゅっても,Win っ子だからねぇ。 (^^;)

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本家のお世話-#71。(Apache 2.4.6へアップデート)

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 Apache HTTP Server 2.4.6 が出た。 vhost のマッピングを破壊するということで,結局配布が取りやめになった 2.4.5 で終わっていたバグフィクスと, 2.4.5 での不具合の修正が行われているようだ。

 いつも通り, VC9 用の httpd-2.4.6-win32-VC9.zip (16 Jul) を我が家のサーバ用 (WindowsXP SP3 (x86)) に落とす。新 httpd.conf では以下の4行が追加されていた。
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   #LoadModule auth_form_module modules/mod_auth_form.so
   #LoadModule cache_socache_module modules/mod_cache_socache.so
   #LoadModule macro_module modules/mod_macro.so
   #LoadModule proxy_wstunnel_module modules/mod_proxy_wstunnel.so