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Windows

本家のお世話-#97。(Apache 2.4.9へアップデート)

The same article in English

 Apache HTTP Server 2.4.9 が出たので,アップデート。 OpenSSL 関連で問題があったとかで, 2.4.8 はリリースされなかったので, 2.4.9 は 2.4.8 の変更も内包していることになる。

 VC11 用の httpd-2.4.9-win32-VC11.zip (16 Mar) を我が家用 ( Windows7 x86 ) にダウンロード。 Apache 2.4.x conf 情報が必要な方は,「Windows7上にWamp系WebServerを建てる-#1。」を見てください。

カテゴリー
PukiWiki

o6asanの掲示板-PukiWiki版-#3

投稿アップデート情報  追記

 ドメイン移管して, PERL の CGI が使えなくなったため,掲示板の扱いに困り,「o6asanの掲示板-PukiWiki版」を作った。これには,ネットオウルの『PHP APPS』サービスを利用した。しかし, PukiWiki を使うのが初めてだったのに加え,『PHP APPS』サービスの PukiWiki が大変に制限されているために,なかなかにカスタマイズが難しく, 2/21 以降,うっちゃらかしになっていた。

 気づくと,スパムの宝庫 (!!) になっていて,
     すみません。現在,書き込み機能停止中です。
     スパム対策が取れるようになったら,復旧します。(2014.3.3)
ということにしてあった。―――書き込みできなきゃ掲示板じゃないやい(滝汗)。

 ところで, 3/4 にネットオウルのサポートから,メールをもらった。内容は,下記のニュースと同じ。
     『WPblog』WordPress 最新版(WordPress3.8.1)への対応のお知らせ
     『WPblog』「FTP自動無効化」機能の追加のお知らせ
     『PHP APPS』サービス名称変更および広告表示位置に関する仕様変更のお知らせ

 どんなふうに変わるんだろう, PukiWiki がもう少し使いやすくなるといいなと思っていたら,本日,またメールが来た。
     『freeWiki』FTP機能提供開始のお知らせ

 これは,かなりな変化だよなぁ。

 何はともあれ,スパム対策をやってみることにした。
 PukiWiki Plus! には, Blocking SPAM という機能があって,これがどんぴしゃりみたいなのだが,「I18N版(rev.923以降)に実装されています。」ということで,「o6asanの掲示板」の PukiWiki Plus! 1.4.7plus-u2-eucjp では使えないようだ。ほかにないかと調べてみたら, spam_filter.php という優れものがあるらしい。探してみたら,美麻Wiki で, spam_filter.php PukiWiki Plus! 1.4.7用パッチ済みファイル群という形で配布されていた。ありがたや―。

  1. 上記ページから,「Plus! 1.4.7用パッチ済みファイル群」をダウンロード。
  2. Zip を展開。
  3. 『freeWiki』で使われているファイル群で,いろいろカスタマイズがあるといけないと思って,比べてみた。
    plugin.php  特になし。美麻Wikiのファイルはスパム関係のカスタマイズだけだから,そのまま差し替えで問題なし。
    init.php  美麻Wikiのファイルで, Agent 関係の2行が,コメントになっていた。これも,スパムがらみの気がするので,そのまま差し替え。
    file.php  美麻Wikiのファイルで,下記の部分が付け加えられている。これも,スパムがらみの気がするので,そのまま差し替え。
    // add client info
    global $now;
    $referer = htmlspecialchars($_SERVER['HTTP_REFERER']);
    $user_agent = htmlspecialchars($_SERVER['HTTP_USER_AGENT']);
    $diffdata .= "IP:{$_SERVER['REMOTE_ADDR']}
    TIME:"$now"
    REFERER:"$referer"
    USER_AGENT:"$user_agent"n";

    改行コードが違っていたので,『freeWiki』にそろえておく。
  4. Net フォルダ,delegated-apnic-latest, dns_get_ns.cache は PukiWiki のルートディレクトリへ。 lib の中身はそっくり PukiWiki の lib へアップロード。
  5. pukiwiki.ini.php の Security settings の部分に下記を追加。
    // SPAM_FILTER
    define('SPAM_FILTER_COND', '#atag()');

 「o6asanの掲示板-PukiWiki版」を書き込み可能に戻して,しばらく,様子見。

早速の追記:
 英文スパムがすり抜けてきたので,太字斜字体を追加。
// SPAM_FILTER
define('SPAM_FILTER_COND', '#atag() or #onlyeng()');

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everyday life

富士通 30 ピン ディスプレイ コネクタ —>> DVI-D。

The same article in English
投稿アップデート情報  追記(4/7)

30 ピンプラグの形
図1 30 ピンプラグの形
 手元に, FMVH70K7V (実は,これも,もらい物PCなのだ)に付属していたディスプレイ(VL-17VS2)がある。本体は,もうとうに壊れているが,前には,サーバ機として使っていたこともある。このディスプレイ,地デジが始まってから,テレビ用モニタとして使ってきた(←もちろん,地デジ用チューナーは別にある。でないと,見れないもん。)。 KeyPaso に Windows VISTA を入れて以来,このディスプレイを PC モニタとしても使いたいなと思っていた。足を引っ張っていたのは,図1のような特殊な形のプラグである。
 
 ところが,1月2日に,
・ 「NEC F17W21」をDVI端子で使えるように改造する
・ ディスプレイケーブル変換アダプター配線図

3日に,
NECのF17W11の専用デジタル接続端子(30 pin)を通常のDVI-Dデジタル端子に変換しましたのでその記録です。
と,3ヶ所も関連の記事を見つけてしまった。

 KANさん からも,コメントで,以下の2カ所を教えていただいた。
・ Fujitsu 30 pin Display to DVI (魚拓です)
・ 富士通17インチ液晶モニタ(30ピンコネクタ)改造記録

図2 34本も入ってた
図2 34本も入ってた
 俄然,意欲が高まったのだが,御存じのように風邪をひいてしまって,実際に着手したときには,1月16日になっていた orz。
 
 初手としては,30 ピン コネクタの導通チェックをした。1本のケーブルになんと 34 本も線が入っていた(図2), grrrr。だからというわけでもないが,これに1か月以上かかってしまった。主として,体調のせいだが,テスタを使うのが,ものすごく久しぶりだったせいもあるのだろう。次にやった DVI-D ケーブルの導通チェックは,1日で済んだ。若干本数は少ないものの,差,大きすぎ(苦笑)。
 
 この間,ずっと, FHさんとこで相談に乗ってもらった。転載許可をいただいたので,関連する部分をまとめて,ここに載せさせていただく ⇒  「FHの掲示板」
 
 最終的に,こんな結果が得られた: 富士通 30 ピン ディスプレイ コネクタ ピンアサイン(PC 側)。
 
図3
図3

*** では,作業!!

  1. 結果の表を見ながら,結線。ここでの絶縁手段は,熱収縮チューブ(図3)。
    [注1] FHさんに,熱収縮チューブをうまく使う方法を,教えていただいた。熱収縮チューブの使い方
    [注2] USB でリモコンが使えるようになるという情報があったので,つないでみたが, FMVH70K7V 付属のリモコンは, PC からは使えなかった。ほかにも,何か必要なことがある模様。
  2. 図4
    図4
    もともと被覆されていた線については,アルミホイルでくるんだのち絶縁テープを巻いておく(図4)。
  3. 図5
    図5
    最後に,全部まとめて絶縁テープを巻く(図5)。

 
 
 
 でもって,結果。おーっ,よく見える。
 任務完了。バンザーイ。と思ったんだが,後日談があるのだ(号泣)。

追記(4/7):
 書き忘れたが,当該ディスプレイ(VL-17VS2)のケーブルは,ストレートケーブルではないそうだ。今回,私が調べたのは, PC 側なので,ディスプレイ側を扱う場合に,ピン番号は役に立たない。ただ,考えたら中の線の色分けにも規格があるだろうから,その色分けを頼りにすることはできるかもしれない。

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Windows

本家のお世話-#96。(MariaDB5.5.36へアップデート)

The same article in English

 本日,自鯖上 (Windows7HP+SP1(x86)) の MariaDB を 5.5.36 にアップデートした。 Changelog は,こんな感じ。

 何はともあれ,バックアップ。特に, MariaDB と MyDB

 で,アップデート。

  1. mariadb-5.5.36-win32.zip をダウンロード。
  2. Zip を展開。
  3. コントロールパネル >> 管理ツール >> サービス
    と行って, MyDB のサービスを停止。
  4. MariaDB にある bin,include,lib,share の4つを,そっくり,新しいものと入れ替える。
  5. コントロールパネル >> 管理ツール >> サービス
    と行って, MyDB のサービスを開始。

 以上。

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Windows

本家のお世話-#95。(PHP5.5.10へアップデート)

The same article in English

 WOFF にはまってたので書き忘れたが, 3/10 に PHP5.5.10 にアップデートした。

 ChangeLog によると, CVE-2014-1943CVE-2014-2270CVE-2013-7327 のパッチが含まれているらしい。

 php.ini-production から,以下の 31 行が削除されている。うちのサーバには特に影響なし。
———————————————
; session.bug_compat_42
; Default Value: On
; Development Value: On
; Production Value: Off
———————————————
; session.bug_compat_warn
; Default Value: On
; Development Value: On
; Production Value: Off
———————————————
; PHP 4.2 and less have an undocumented feature/bug that allows you to
; to initialize a session variable in the global scope.
; PHP 4.3 and later will warn you, if this feature is used.
; You can disable the feature and the warning separately. At this time,
; the warning is only displayed, if bug_compat_42 is enabled. This feature
; introduces some serious security problems if not handled correctly. It’s
; recommended that you do not use this feature on production servers. But you
; should enable this on development servers and enable the warning as well. If you
; do not enable the feature on development servers, you won’t be warned when it’s
; used and debugging errors caused by this can be difficult to track down.
; Default Value: On
; Development Value: On
; Production Value: Off
; http://php.net/session.bug-compat-42
session.bug_compat_42 = Off
———————————————
; This setting controls whether or not you are warned by PHP when initializing a
; session value into the global space. session.bug_compat_42 must be enabled before
; these warnings can be issued by PHP. See the directive above for more information.
; Default Value: On
; Development Value: On
; Production Value: Off
; http://php.net/session.bug-compat-warn
session.bug_compat_warn = Off
———————————————

 php5apache2_4.dll はオフィシャルバイナリに含まれているので,新旧のファイルを入れ替えて php.ini を放り込み, Apache をrestartするだけ。

 新規に導入する方は,必要なら「Windows7上にWamp系WebServerを建てる-#2。」を参考にしてください。

 ついでに,phpMyAdmin も 4.1.9 にアップデートした。こちらも,新規に導入する方は,必要なら「Windows7上にWamp系WebServerを建てる-#3。」を参考にしてください。

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WordPress

自作 WOFF を作ってみた-#3。

The same article in English
投稿アップデート情報  追記(7/17)

New Widgets Title on Japanese blog 「自作 WOFF を作ってみた-#2。」の続きです。

 前回で, ttf ファイル(Untitled1.ttf)を手にしたので,これから, WOFF ファイルを作る。まず,サブセット化し,後に WOFF ファイルを作る。実のところ,できた ttf には 31 文字しか含まれていないのだが,それでもサブセット化すると小さくなったので,この作業もやる意味はある。

 ネット上に,結構いくつも, ttf から woff を作ってくれるサイトがある。例えば, Webfont Generator とか ttf to woff converter とか Font2Web とか。日本語に対応しているところもあるし,対応していないところもある。コマンドライン系のツールで, sfnt2woff などもある。しかし,今回,私は武蔵システムが配布している WOFFコンバータという Windows 2000/XP/Vista/7/8 でも Mac OS X 10.6 以降でも動くありがたいソフトを使った。彼らはさらに,サブセットフォントメーカーまで配布してくれている。ありがたく使わせていただいた。本当に,感謝に堪えない。

  1. サブセットフォントメーカー と WOFFコンバータをインストール。
  2. サブセットフォントメーカーを実行。   — Fig.1
  3. 2が済むと, WOFFコンバータ が自動的に起動する。   — Fig.2

 以下の3つのファイルが作られる。
     ・Untitled1_sub.html
     ・Untitled1_sub.ttf
     ・Untitled1_sub.woff

 Untitled1_sub.html をテキストエディタで開けてみれば,必要な css コードは分かる。

 私の目的は,この WOFF を ‘Sugar and Spice’子テーマで―これをこのブログのテーマに使っているのだが―使うことだから,必要な変更を style.css に書き加えた。現時点の子テーマの style.css を以下に載せておく。太字の斜字体部分が今回の変更点である。当然ながら WOFF ファイルは,サーバにアップロードしておかなくてはならない。
 で,ウィジェットタイトルは,どんなふうになったかというと,この記事の右上の画像のように変わったわけだ。 WOFF ファイルのサイズはわずかに 10.8KB である。まぁ,なんちゅうか,自己満足の世界だけどねぇ (エへへ)。

 任務完了!! 拍手うーーーーーー。

/*
Theme Name: J blog
Theme URI: http://webtuts.pl/themes/sugar-spice
Description: sugarspice Child Theme
Author: Aleksandra Laczek
Author URI: http://webtuts.pl
Template: sugar-and-spice
Tags: light, white, gray, two-columns, fixed-layout, responsive-layout,
custom-background, custom-menu, featured-images, theme-options, threaded-comments,
translation-ready, full-width-template
Text Domain: sugarspice-child
*/

@import url("../sugar-and-spice/style.css");

/* =Theme customization starts here
-------------------------------------------------------------- */
@font-face {
font-family: 'MyFont';
src: url('Untitled1_sub.woff の URL を記入') format('woff');
}

body {
color: #000;
}

/* Typography */
h1, h2, h3, h4, h5, h6 {
color: #000;
}

/* Calendar Widget */
table th,
table td{
color: #000;
background: transparent;
border: none;
text-align: left;
}

.widget-title em {
font-family: 'MyFont';
font-size: 26px;
font-style: normal;
padding-left: 3px;
}

/* 07. Forms & buttons
================================================== */
.button,
button,
input[type="submit"],
input[type="reset"],
input[type="button"] {
color: #000;
}

/* #Forms */
input[type="text"],
input[type="search"],
input[type="password"],
input[type="email"],
textarea,
select {
color: #000;
}

input[type="text"]:focus,
input[type="search"]:focus,
input[type="password"]:focus,
input[type="email"]:focus,
textarea:focus {
color: #000;
}

label span,
legend span {
color: #000;
}

追記(7/17):
 みなさーん,いいお知らせです!! FontForge for Windows が普通に動くようになってるよぉ。現時点のバージョンは, 20-06-2014 みたい。

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WordPress

自作 WOFF を作ってみた-#2。

The same article in English
投稿アップデート情報  追記(7/17)

 「自作 WOFF を作ってみた-#1。」の続きです。
 やっと, FontForge が使えるようになったんだが, fontforge_cygwin-20090914.tar.bz2 くん,とにかく不安定。でもまあ,なんとか動く。 FontForgeSetup_2012-07-31_Windows.exe では,エラーが出たし, fontforge-20090923-1.i386.rpm は,さらに不安定だった。というわけで,ほかに道もなさそうなので, fontforge_cygwin で行く。 FontForge for Windows が使えるようになっているので,そちらを使ったほうが早い。追記参照。
 ところで, ttf ファイルの作り方を書いていくわけだが,ここを参考にする方がいたら,以下のことに留意しておいてほしい。手順通りにやれば,多分使えるレベルの ttf ファイルはできると思う。しかし,今回私が必要とするのは,大したものではないので,ちゃんとした ttf ファイルを作るために必要なことの多くを書いていない。もし,ちゃんとしたものを作ろうと思うなら,ご自分で更なる情報を集めていただきたい。手前味噌だが,一通り私の手順をやってみてからのほうが,下記のチュートリアルに書いてあることが飲み込みやすいと思う。
 FontForge についての詳しい話は,チュートリアルにあります。
 
**地道に #2**

  1. cygwin を実行 (cygwin のショートカットをクリックする)。
    $ xinit   — 図1

    X の大きな窓が開く。
    [注] WOFF のために,作業フォルダを作っておいたほうがよい。名前は MyFont とでもして, cygwinhome<username> に置く。 Inkscape SVG はすべてこの中に入れておくと,後の作業に便利である。

  2. $ cd MyFont
    $ fontforge -new   — 図2
    右上隅に新しい窓が現れる。
  3. ***フォントの作成開始
    1. 日本語フォントを作るので,Reencode を使って JIS 212 (Kanji) にする。   — 図3
    2. ****半角文字の作成

      例として半角文字の “p” を作る。緑色にしてあるところをダブルクリックする。   — 図4
      さらに,別の窓が左側に現れる。   — 図5

    3. ‘Import’を使う。   — 図6
    4. ‘Image’ をクリックして,出てきたドロップダウンメニューから ‘SVG’ を選択する。   — 図7図8
    5. p.SVG をダブルクリック。   — 図9
    6. ‘Close’ する。   — 図10
    7. “p” は半角文字なので ‘Metric Window’ を使って幅を縮めてやる。   — 図11
    8. 幅を ‘1000’ から ‘500’ に変更。   — 図12
    9. ‘Metric Window’ を閉じる。   — 図13
    10. ここまでの作業を sfd file (default: Untitled1.sfd) に保存する。   — 図14, 図15
      [注] FontForge がちゃんと動けば,ここでの保存作業必要ないのだが,うちの環境では,なにしろ,不安定だったので,こまめに保存した。
    11. [注] 半角文字を作るときは, 2(図4) から10(図15) の繰り返しになる。
       
    12. ****全角文字の作成

      全角文字の例として, “ン” を作る。全角文字を作るときは, ‘View’ → ‘Goto’ の機能を使う。文字の場所が見つけにくいからね。   — 図16

    13. “ン” を検索窓にコピー&ペースト後,[OK]。うちの環境では,キーボードから直に “ン” の入力はできなかった。   — 図17
    14. 黄色くなっているところをダブルクリック。   — 図18
      図5から図8をやる。
    15. U+30F3.SVG をダブルクリック。   — 図19図20
      [注] ‘U+30F3’ は’ン’のユニコードである。可能なら,ン.SVG とかのほうが便利なのだが,うちの環境では, FontForge 内では文字化けした。仕方がないので,半角文字でのファイル名になった。
    16. 窓を閉じる。   — 図10
    17. 前に作った sfd ファイルに,ここまでの作業を保存する。   — 図14
    18. [注] 作業を中断する場合は,図21図22図23 をやって, cygwin を抜ける。
    19. [注] 作業の再開時は, “fontforge -new” の代わりに, “fontforge 自分の sfd ファイル名” をタイプすると,前の sfd ファイルが使える。
    20. 必要な文字分,作業を繰り返す。最終的に,必要な glyph を含んだ sfd ファイルができることになる。
    21. さて, ttf を作る。   — 図24図25
      [注] ‘Validate Before Saving’ のチェックは,外しておく。いろいろ,検査をしてくれるみたいだが,今の場合は,外しておいたほうが,無難です。
  4. やっと, ttf ファイルができた。

 次回が,最終回になります。

追記(7/17):

 みなさーん,いいお知らせです!! FontForge for Windows が普通に動くようになってるよぉ。現時点のバージョンは, 20-06-2014 みたい。

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everyday life

確定申告,済みました?

投稿アップデート情報  追記(3/22)

 みなさ~ん,確定申告はお済ですかぁ?私は,毎年必ずやっております。いくばくかでも,戻ってくるものがあるもので(汗)。

 昨日,やっと,出しに行ってきました。毎年,持参です。清書は,ここのところ毎年,「確定申告書等作成コーナー」利用ですが,提出は e-Tax も郵送も使っていません。通りがかりに,ポストに入れるだけですモン。

 お役所は,しきりに e-Tax を進めてきますが,メリットが「e-Tax ならこんないいこと」レベルだと,私のようなヒマなものではあまり恩恵が感じられません。どちらかというと,「電子証明書の有効期間は3年です。」だから,そのたびに手続きが必要で,しかも手数料を取られるとか, IC カードリーダライタがいるとか,デメリットのほうが,頭をよぎりますねぇ。

 「いくばくかでも,戻ってくるものがある」理由は,毎年,大概,医療費ですワ。我が身ながら,参っちゃいます。何事もなき2013年でも,6ケタですもん。5ケタに近い6ケタですけどね。本当に,私の考えるレベルでの病気になったら,どういうことになるんでありましょうか。まっ,明日のことをくよくよしても仕方ないので,そんなことにならないように,真面目に泳ぎに行ったりしてるんですよー。どんだけ役立ってるかは ? ですが(苦笑)。

 それで,申告書作るのも一番面倒なのは,これ。医療費です。自分で確定申告した初年度でこりましたので,その後は,ずっと,地道に1年間エクセルに表を作ってます。で,提出時に「医療費集計フォーム」にコピーします。はじめから「医療費集計フォーム」形式にしていると,自分が見にくいもんで(爆)。

 6ケタなんて,「自分は関係ないや」と思ってるそこのあなた,医療費は,家族分で請求できますからね。関係あるかもしれませんよ。

追記(3/22):
 還付金来ましたよ。3/20に振り込まれてました。

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everyday life

この鳥,なんでしたっけ。

The same article in English

今日の鳥さん。
今日の鳥さん。
 今年も,梅が咲いてます。メジロも来てます。その梅と一緒に撮ろうと思ったのですが,屋根に上がられてしまいました。なんていう鳥でしたっけ。鳴き声は,おんなじ方向から聞こえてきたので,これだと思うんですが……
 ブラウザが,オーディオタグに未対応の場合は,ダウンロードして聞いてみてくださいませ m(_”_)m。
 
早速の追記:
 下のコメントで,りりさんに教えていただきました。シジュウカラですね。どっかで見たよなと,思ったんです。鳴き声もばっちり。春の縄張り宣言ですかね。オスのようです。

 りりさん,ありがとうございました。

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WordPress

自作 WOFF を作ってみた-#1。

The same article in English
投稿アップデート情報  追記(7/17)

Widgets Title on English blog テーマを “Sugar and Spice” に決めた理由の一つに,ウィジェットのタイトルデザインがあった。もともとは,ブログタイトルにもこのデザインが使われるようになっている。これに使われているフォントは Niconne という名前の Google Fonts で,使い方はこの辺にある。

Widgets Title on Japanese blog 間抜けな話だが, Niconne にはアルファベットと数字しか入っていないので,日本語ブログのほうの表示は,右図のようなことになってしまった。無味乾燥だし, wp だけが Nicconne なので,余計変に思える。日本語表示のほうは当然ビジターの環境に左右されるわけだ。これは,ヤダ,と思った。

 なんか使えるもんがないかと探してみたんだが,日本語というのが足を引っ張る。文字数の多さとファイルの馬鹿でかさ。はじめのころのパソコンと同じ理由だ。 NEC のパソコンなんて,漢字ROM が入ってましたからね。
 作るのが大変なため,無料で利用できるものが非常に限られる。丸ごと, WOFF にして乗っけると,ファイルのでかさのため,ブログの表示速度にも影響する。そのうち,パソコンの漢字ROM 同様,技術が解決してくれるだろうが,今は,間に合わない。

 で,自分で作ることにしちゃったのヨ。いるのは,(最近の投稿広告コメントタグアーカイブテゴリ日本公式キャラクwp)の31文字だけだから,サブセット化ということをやれば,自鯖でも行けそうだから d(^o^) 。

 はじめまっせ。

**地道に**

  1. 31 文字を手書きした。字に自信はないので,もとから変な形にした。ハハハ。右のタイトルの字をご覧あれ。
    テーマを替えちゃったので、サイドバーに自作の文字がなくなったのを忘れてた。こんなのだったんだよ。 ☞
  2. 書いた文字をスキャンして, png ファイルにする。 jpg でしか保存できないなら,コンバータがいる。後で, Inkscape をインストールするから,これをコンバータにしてもいい。ちょっと,使いにくいが。
  3. 1文字ずつ, 1000 pixels x 1000 pixels の png ファイルにする。 “p” と “w” は 500 pixels x 1000 pixels。
  4. できた png のは,ビットマップファイルなので,ベクターイメージファイルに変える必要がある。 inkscape-0.48.4-1-win32.7z をダウンロードする。うちのは Windows8 x86 用です。
  5. inkscape-0.48.4-1-win32.7z を適当な場所に展開する。
  6. inkscape.exe を実行。
    1. png を1枚開く。画像上でクリックして,フォーカスを当てる。
    2. ビットマップをトレースする。メニューバーから (パス → ビットマップをトレース)をやると,トレースビットマップの窓が現れる。 [OK] をクリック。窓を×で閉じる。
    3. パスを簡略化する。 (パス → 簡略化する),これだけ。 Inkscape SVG として,ファイルを保存。
    4. Rotate rule.1-3 を png ファイル分繰り返す。
      [注] 手作業でベクターイメージを作る場合には,次のことに気を付けること。右図で矢印方向に進むとき,右側が文字エリア,左側が空白エリアである。これが狂うと,ちゃんと字にならない。
  7. setup-x86.exe (32-bit installation) をダウンロード。 FontForge for Windows が使えるようになっているので,そちらを使ったほうが早い。追記参照。
  8. cygwin をインストールする。 FontForgeSetup_2012-07-31_Windows.exe があるんだが,残念ながらうまく動かなかったので, cygwin 版を使うことにした。
  9. setup-x86.exe を実行。
    • “Choose A Download Source” では “Install from Internet”。
    • “Install For” では “All Users”。空白を含む場所は避ける。たとえば, “Program Files” などはやめたほうがいいらしい。
    • “Internet Connection” では “Direct Connection”。
    • “Choose A Download Site” では,どっか好きなとこ選んで。
    • “Select Packages” では, X11 を “Defalt” から “INstall” に変更。
    • で,インストール。
  10. fontforge_cygwin-20090914.tar.bz2 をダウンロードする。
  11. fontforge_cygwin-20090914.tar.bz2 を cygwinhome<username> に移動する。
  12. FontForge のインストール。
    cygwin を実行 (cygwin のショートカットをクリックする)。

    1. $ bunzip2 fontforge_cygwin-*.tar.bz2
    2. $ tar xf fontforge_cygwin-*.tar
    3. $ cd fontforge
    4. $ ./doinstall
    5. $ cat >> ~/.bashrc
      PATH=${PATH}:/usr/local/bin ; export PATH
      MANPATH=${MANPATH:-}:/usr/local/man ; export MANPATH
      export LANG=ja
    6. $ exit
  13. mplus_bitmap_fonts-2.2.4.tar.gz をダウンロードする。
  14. mplus_bitmap_fonts-2.2.4.tar.gz を cygwinhome<username> に移動する。
  15. cygwin を実行 (cygwin のショートカットをクリックする)。
    1. $ tar zxvf mplus_bitmap_fonts-2.2.4.tar.gz
    2. $ cd mplus
    3. $ ./install_mplus_fonts
    4. $ cd ..
    5. $ cat >> ~/.bashrc
      xset fp+ /usr/X11R6/lib/X11/fonts/mplus
    6. $ exit

 やっと, FontForge が使える。

**参考サイト
   MS-Windows 上の cygwin への FontForge のインストール手順
   FontForgeを使う

追記(7/17):

 みなさーん,いいお知らせです!! FontForge for Windows が普通に動くようになってるよぉ。現時点のバージョンは, 20-06-2014 みたい。