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XOOPS Cube Legacy導入記

 いつものことだが,今回もTODOSの話に触発されて,XOOPS Cube Legacyを導入してみた。導入先は自鯖ではなく,先日ちょっと遊んだ後そのままになっていた@PAGES。
 XOOPS Cube Legacyではデータベースが必要だが,@PAGESの無料サービスでは登録時に作られるもの一つしかデータベースが使えない。先日のWordPressでこれを使用する形になっている。そのデータベースにXOOPSのテーブルを追加ということでもよかったのだが,@PAGESのWordPressには大したことはやっていなかったので,すっきりさせるためにまずFTPクライアントで接続して,WordPress関連のすべてのファイルを削除した。その後,「アカウント管理ページ」から「ブラウザからデータベースを操作する」(←phpMyAdminを使う操作です。)に入ってテーブルもすべて削除。

 これでXOOPS Cube Legacyがさらな状態で導入できる。
 手順は以下の通り。
 (注) Package_Legacy_2_1_8a.zipに含まれるdocs内のINSTALL.ja.htmlの記述と,ver.2.1.8aのダウンロードページのリリースノートのページのサイドバーのリンクから跳べるインストールの解説ページのうち,「XOOPS Cube Legacy をインストールしてみよう!(魚拓です)」を参考にした。

  1. Package_Legacy_2_1_8a.zipをダウンロード
  2. Package_Legacy_2_1_8a.zipを解凍。
  3. FTPクライアントでアクセスして,public_htmlにXoXディレクトリを作成。(ここにXOOPSを入れる。名前は適当。もちろんXOOPSのままでもよいし,public_htmlにじかにファイルをアップロードしてもよい。)パーミッションは705。
  4. 解凍で出来たフォルダ内のhtmlフォルダのすべてを,XoXディレクトリにアップロード。
  5. 文字コードをUTF-8にするために,解凍フォルダ内のextrasextra_languagesja_utf8htmlの内容を,XoXディレクトリに追加アップロード。
  6. http://www22.atpages.jp/~o6asan/XoX/ にアクセスする。
  7. 画面指示に従って進めるが,準備のところで,「・uploads/、cache/およびtemplates_c/ディレクトリと、mainfile.phpファイルをPHPから書込み可能にする。」とあるので,3つのディレクトリのパーミッションを706に,mainfile.phpファイルを606に変更。
  8. 「データベース、およびパス・URLの設定」については,アカウント管理ページの「データベース(mysql)利用情報」を参照しながら記入。
  9. ここまではすんなり行って,インストール第2ステップへ。
  10. ところがここで,
    Warning [Xoops]: Smarty error: problem writing temporary file ‘該当ファイル名’ in file class/smarty/Smarty.class.php line 1093
    Warning [PHP]: include() [function.include]: Unable to access 該当.php in file class/smarty/Smarty.class.php line 1256
    Warning [PHP]: include(該当.php) [function.include]: failed to open stream: Permission denied in file class/smarty/Smarty.class.php line 1256
    Warning [PHP]: include() [function.include]: Failed opening ‘該当.php’ for inclusion (include_path=’.:/usr/local/lib/php’) in file class/smarty/Smarty.class.php line 1256
    が出たので,templates_cのパーミッションを707に変更。サーバの絶対パスなどが入るので上記では消してあるが,実は,該当と書いてある部分でtemplates_cがらみが分かる。
    706でPHPが書き込み可,707で実行可になるので,XOOPSのメッセージ通りなら本来は706で大丈夫なはずだが,このあたり,PHPの環境で違うのかもしれない。
    12/11(Sat) uploadsのパーミッションを707に変更。これを706にしていたせいで,FCKeditor で画像アップロードでハマちゃった(痛ッ)。@PAGESでは実行可能を付与しておかなくてはいけないようだ。
    cacheについても同様かもしれないが,エラーが出るまで待っておこう。
  11. Xoopsのサイト管理者名とパスワードを設定。
  12. ログイン後,必須モジュールとpmを導入。
  13. 「インストール完了!」が表示され,安全のためにinstall ディレクトリの削除がうながされたので,対処後ページを再読み込み。
  14. 右掲の画面が表示された。
  15. 管理者メニューに移動すると,mainfile.phpへの書き込みを禁止するようにうながされたので,パーミッションを404に変更。
    mainfile.phpをローカルにバックアップ。
  16. 「互換モジュール・全般設定」を行う。ほぼ,デフォルトのまま。
  17. 「ユーザーモジュール・一般設定」を行う。ほぼ,デフォルトのまま。

  以上で,下準備は完了。後は何に使うかによって,テーマやモジュールを追加していくということのようだ。
  何に使うかが一番問題だが,実際に自鯖に導入するなら,サイトの統合用に使うのがいいかもしれないと思っている。

    追記:

  • テーマを替えて見た。
    基本色は黒と決めているので,http://www.theme4u.net/xoopsthemearchive から fydarkblack.zip をダウンロードして入れた。アップロード場所はthemesフォルダに解凍したfydarkblackごと。その後サイトからログインして,「互換モジュール」→「テーマの管理」と行き,アクティベート。
    ついでにlogo.gifとファビコンを替えた。
  • 追記2:

  • cherrytiger さんのご指導で,altsysを入れて見た。サイトの説明によると,システム管理をしやすくしてくれるらしい。当りまえだろうが,見かけは変わらない。
    2011/1/2(Sun) 書き忘れていたこと。XOOPS_TRUST_PATHについてはドキュメントルート以外に設置するのがいいらしいが,無料レンタルサーバでは無理なことが多い。今回もドキュメントルートに設置せざるをえなかった。で,ディレクトリ名をランダム生成の文字列に変更した。
  • 追記3:

  • cherrytiger さんのご指導で,Protectorを入れて見た。サイトの説明によると,悪意ある攻撃から守ってくれるらしい。当りまえだろうが,見かけは変わらない。
    ところで,「Protector」の「セキュリティガイド」タグにおいて,mainfile.phpにパッチが当たっていないとのメッセージが出ていた。
    「当てたんだけどなぁ」と思いつつ,TODOSのcherrytiger さんの書き込みを見直したら,私が当てた「●XOOPS Cube Legacy 2.1へのインストール」のパッチではなく,一般的なほうを当てていた。「へぇ」と思いつつ,書き直したら「非推奨」メッセージが消えた。
    もうひとつは,’allow_url_fopen’ : on 「非推奨」なんだが,これは多分php.iniの中だから,@PAGESに頼んでみるかね。

    • PHP.iniの[Fopen wrappers]において
      allow_url_fopen = On
      になっているようですが,特別に何か使っているための仕様でしょうか。
      そうでなければ,気持ちが悪いのでOffにしていただけませんか。
    • というのを送ってみた。(12/6)

  • 追記4:

  • cherrytiger さんのご指導で,picoを入れて見た。サイトの説明によると,静的コンテンツ用モジュールらしい。当りまえだろうが,見かけは変わらない。と書いたけど,ちょっと変わったね。「トップ」と「ホーム」はどういう使いわけなんだろうね。
  • 追記5:(12/6)

  • cherrytiger さんのご指導で,d3blogを入れて見た。これを利用するのに早速altsysがいるらしい。で,これがD3版Xoopsブログシステムです。
    ファイルのアップロードにおいては以下の点に留意。

    • extra/html/class/smarty/plugins以下にあるsmartyプラグインのアップ先
      XC2.0.x 系を使っている場合は公開側/class/smarty/plugins以下へということで,こっちは普通。
      XCL2.1.xを使っている場合はtrust_path側/libs/smartypluginsへアップし,html/preload下にあるファイルを公開側へアップ。
      なんとも微妙なディレクトリ名の違いだねぇ。

    d3blogの使い方を参考にセッティングをやってみた。

    • 「管理者メニュー」→「D3ブログ」→「カテゴリ管理」と進み,カテゴリ「EverydayLife」を作成。
    • 「パミッション管理」で各グループの権限を設定。
    • 「ブロック管理/モジュールアクセス権限」/「言語定数管理」この2つがよくわからない。ひとまず,「ブロック管理/モジュールアクセス権限」のゲストに対して,「D3ブログ (1.08) モジュールアクセス権限」を与え,あとはデフォルトのまま。これでいいのかな?
    • 「CSSマネジャー」当面は,一般設定でダイナミックCSSを選択。

「XOOPS Cube Legacy導入記」への10件の返信

o6asanさま こんばんは
相変わらず凄い集中力ですね!

XOOPS自体私には正体が分かりませんでしたので、どんなもんかなと・・・

o6asanさまの取り組みから私にも分かる形が見えたらと期待して・・・
とりあえず外野席から応援しております。

実は文字化けで悩みインストールできないで放ったらかしにしていました(恥)

juneさん,こんばんは。

> 実は文字化けで悩みインストールできないで放ったらかしにしていました(恥)
文字コードを何にするかという問題でしょうかね。@PAGESだと,UTF-8です。MySqlでは,自鯖でも初めのころよく文字コードで手を焼きましたんです。
そこに,「5.文字コードをUTF-8にするために,~」というところが絡んできます。

> XOOPS自体私には正体が分かりませんでしたので、どんなもんかなと・・・
なんなんでしょうねぇ。私にもまだ,よくわかりませんが,統合CMSを目指しているということですかね。CMSはブログで有名になりましたけど,別にブログでしか使わないわけではないですから。

ところで,今「裏窓」を見ています。昨夜は「荒野の七人」を見ていました。「裏窓」はBSですが,CSもよく見てます。
最近は田舎でもチャンネルが増えてDVD借りることも少なくなりましたねぇ。

o6asanさま こんばんは

「裏窓」ですか、多分見ていないと思いますが
あの頃?の映画の感じですね
ほぼカメラが部屋から出ないで全編を通すのですから
凄い想像力ですね(見る方もです)
BSにCSですか・・・最近は何処にいても、色々視聴出来るんですね。
世間ではそんな環境ですが、ウチではアナログの地上波のみ・・・・
それも来年の7月までですね、その後はどうするか、未定です。

コロッと話は変わりまして
某ズープスに自分で不正アクセス?
”あなたのIPは不正なアクセスを行うIPとして登録されています。・・・・・・”
と蹴られ(アクセス拒否)ちゃいました(涙)
初めは何が起きたのかと訳が分からずビックリでした。

少し落ち着いてからデータベースのprotect_accessを見ましたら
自分でBRUTE FORCEをやっているそうです・・・・
実は、何故かログインできなくて、操作を繰り返してたんです。
この回数が設定値を超えたのかも?
総当たり攻撃と判断されるとは・・・笑うしか有りませんね。

badipsXXXXX(Xは数字)を削除で何とか入れるようになったんですが
なんかスッキリしない感じです。
前に進まず飽きてきました(爆)

juneさん,こんばんは。

> ”あなたのIPは不正なアクセスを行うIPとして登録されています。・・・・・・”
ご愁傷様です。(笑)

ところで,質問です。
> 少し落ち着いてからデータベースのprotect_accessを見ましたら
どうやってみるんですか?一回ダンプするんですか?

> badipsXXXXX(Xは数字)を削除で何とか入れるようになったんですが
削除はローカルでですか?その後,アップロードとか?
自鯖のデータベースしか触ったことがないので,よくわからなくて。まぁ,自鯖でもよくわかってないんですが……

o6asanさま こんにちは

何時も言葉足らずですみません・・・m(_~_)m

データベースの操作は以前教えていただいたphpMyAdminですかね?

@PAGESのホームページにある「管理画面」から
アカウント管理ページ(α版)
DB(mysql)利用
「ブラウザからデータベースを操作する」
xxxxx_protect_access
操作→表示で見ました。

badipsXXXXXの方はデータベースじゃなくてファイルです。
FTPで
xoops_trust_path/modules/protector/configs/
の中に出来ていたので削除しました。
ブロックする対象がない場合badipsXXXXXは出来ないというか
存在していないようですので削除したままです。

他にも方法が有るようで・・・
お書きの追記3:
で当てたパッチ部分をコメントアウトするとプロテクトが止まるので?
ログイン出来るらしいです
そうすると管理画面で設定を変更することが出来るようになりますね。
拒否IPから自分のIPアドレスを解除したら、良いのかも?
私のことですから、ヤレヤレでコメントアウトを元に戻すのを忘れそうです。(笑)

自分のIPが絶対に変わらないのなら、登録するんですが
何かの拍子に変わることがありまして、登録していません。

juneさん,こんばんは。

なるほど,了解いたしました。進めていらっしゃるんだなと思って,サイトを拝見しようとしましたが,見つけられませんでした。残念。

ところで先日,vlcのバージョン1.1.5が,FireFoxは本日3.6.13が出ました。もれなくついてきていたクラッシュに何か変化はあるでしょうか。

o6asanさま こんばんは

こちらのFireFoxはubuntuですので、どうかな?と思ってアップデイトしてみましたら3.6.13が入りました。
vlcに関しましては、見つからないと言いますか、よく分かっていません・・・・
そんなことで、ubuntu環境で試してみましたところ、やはりと言いますか
FireFoxを終了するときにはもれなく付いてきます(涙)

そんなことで、見るのは問題ないのですが、終了が気持ち悪いという感じです。

OS・ハード・他のアプリ等、組み合わせとか色々あるのでしょうね・・・・。

>サイトを拝見しようとしましたが,見つけられませんでした。残念。
申し訳ございません、使用を止めようかなと思っていたスペースですので・・・
出来たらですが、そのうちに整理して移動してみますm(_~_)m

juneさん,こんばんは。

> 申し訳ございません、使用を止めようかなと思っていたスペースですので・・・
> 出来たらですが、そのうちに整理して移動してみますm(_~_)m
いえいえ,こちらこそ m(_”_)m 拝見したいなと,思っただけですので。

> vlcに関しましては、見つからないと言いますか、よく分かっていません・・・
こちらに tarball があるようですが,これをマニュアルでインストは無理ですか。

我が家では,vlcを1.1.5にしたら,FireFoxの更新前にクラッシュが止まりました(多分)。

o6asan さま こんにちは
お教えに従いまして手動でと思ったのですが
やり方が分かりません(涙)

そんなことでネットをうろうろしていましたら
本家?(VLC media player for Ubuntu)のページに
Command line wayが有りましたので、末端で実行してみました

無事ver1.15が入ったようです

肝心の結果なんですが、お土産は付いてこなくなりました
正常に終了できるようです
スッキリしました、ありがとうございますm(_~_)m

juneさん,こんにちは。

すみません。お手数かけました。でも,おめでとうございます。私自身,マニュアルでのインストールがよくわかっていませんので,Puppyのときも手を焼きます。DazukoFSでは本当に泣きました。バイナリになっている場合はファイル自体を解凍後適当なところにおいて,SymLinkをはってデスクトップから使えばいいようなのですが,依存関係の解決が難しいです。

Command line wayが本家にあったんですね。tarballだけしか見つけられなくって。

> お土産は付いてこなくなりました
うちのWin版でもそのようです。1.1.3もほぼ大丈夫でしたから,1.1.4固有の問題なのかもしれません。

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