カテゴリー
Windows

本家のお世話-#57。(PHP5.4.11へアップデート)

 17日の17時ごろから,降雪。見る間に,真っ白になったので,スイミングをサボってしまった(テヘヘ)が,その後あまり降らなくて,18日の昼までには,ほとんど消えた。もっとも,昨日の昼くらいまでは,屋根の北側にはまだわずかに消え残った雪が見えていた。今朝は,とっても,いい天気。

 ところで,例の Let’s note J10 ,ついに入院。今(10時過ぎ),クロネコくんが取りに来てくれた。
 実は,昨年10月ごろから,無線ランの調子が悪くて,いろいろやってみたが,結局,ハードの問題のようだというところに落ち着いた。そういうわけで,メーカー修理と相成った。しかし,1年経たずにこういうことの起こる個体って,1か所修理しても不具合が続く恐れがあって,ハズレ個体と言っていい。本当のところ,修理ではなく,丸ごと交換してほしいけど,そうはならないだろうなあ(悲)。

 さて,PHP5.4.11が Jan-16 @21:52:07UTC に出たので,我が家用として,VC9 x86 Thread Safe 版の php-5.4.11-Win32-VC9-x86.zip を落とす。 ChangeLog を読んでも,大きな変更はなさそうだし,2・3日たつけど,怖い話も聞かないので,アップデートしても大丈夫かなというところである。official PHP binary の 5.4.10 以降は php5apache2_4.dll が同梱されるようになったのだが,その辺にも変わりはないか,一応, Apache Lounge の該当部分も見に行った。特に変わりなし。

 php.ini-productionは5.4.10からの変更点なしだし, php5apache2_4.dll も同梱されているから,新旧のファイルを入れ替えて Apache をrestartするだけ。あっと,php.iniを入れ忘れないように!! 新規に導入する方は,「本家のお世話-#28。」を参考にしてください。

 今,気づきましたが,大鵬が亡くなったんですね。ご冥福をお祈りします。合掌。

カテゴリー
Windows

本家のお世話-#56。(AWStats7.1へのアップデート)

投稿アップデート情報  追記(4/24)

 AWStats7.1 が出ているので,アップデートしようと思い立った。いろいろすぐれた解析サイトもただで使える時代なのに,無理して AWStats 使わなくてもという意見もあるだろうけど……。 Win サーバなので,当然ながら awstats-7.1.zip を落としてくる。そういえば, ActivePerl もバージョンがかわっていたよなと思い出し, ActivePerl-5.16.1.1601-MSWin32-x86-296175.msi を落としてきて,これを先にインストール。

 ActivePerl-5.16.1.1601-MSWin32-x86-296175.msi をいつもの通り,いつもの場所に上書きインストールしようとしたら,「互換性がありませんので,別のディレクトリにインストールしてください」が出た。これ変えると, cgi の先頭パスを 全部変えなくてはいけない。最近, LINUX の勉強をしていて,こういうときは SymLink の貼り替えを使うみたいなので, Win だとショートカットを作ればいいのだろうか,それとも,通すパスだけやり替えてやればいいのかななどと考えたが,面倒になって前バージョンをアンインストールしてから,新バージョンをインストールした(爆)。インストールがうまくいったかどうかの確認の仕方は,「本家のお世話-#28。」と同じ。

 さて, AWStats7.1 のほうだが,まず使用中の awstats.myserverdomain.conf と awstats.model.conf を WinMerge で比較。カスタマイズのために変更した以下のところ以外違いはなかったので, awstats.myserverdomain.conf をそのまま使用する。うちのサーバの場合は,以下の6ヵ所を書き換えている。

  • LogFile=”/var/log/httpd/mylog.log”
  • SiteDomain=””
  • HostAliases=”localhost 127.0.0.1 REGEX[myserver.com$]”
  • DNSLookup=2
  • DirIcons=”/icon”
  • AllowAccessFromWebToFollowingIPAddresses=””

DNSLookup=2 や DirIcons=”/icon” については,環境が許せば,特に変えなくてもいいんだけど。

 使用中の httpd-awstats.conf も特に問題がないので,このまま使う。

 うちではいろいろなツールを使っていないので,使っている .pl は実は awstats.pl だけ(キッパリ←そんなとこで威張ってどうすんだ)。というわけで, awstats.pl の1行めを自分のサーバのperlの置き所のパスに直す。
(#!ドライブ文字:/~/~/perl なんちゃらです。)

 あとは,設置。普通に使える。と,思ったら大きな間違いだった。またまた,

  1. OSの参照がすべて不明になる
  2. 検索文字列が一切捕捉されない

になっちゃいまして(泣)。で, http://vouters.dyndns.org/public/awstats-7.0.pl.diff.tar.gz ( <--- これは,AWStats7.0 かつ ActivePerl-5.14.2.1402-MSWin32-x86-295342.msi のパッチ )を参考にして,自前パッチを作っちゃった(もとがさほど変わっていないから,そんな大層なものじゃないが―汗)。使う方は,どうぞ。これです。
 下の追記のように,7.1.1にアップデートしてから,パッチなしでちゃんと動いている。

 ここで, Win 上でのパッチの当て方を書いておく。この間,ドボンしているので,リベンジ。

  1. patch-2.5.9-7-bin.zip を落としてくる。
  2. zip を展開して, patch.exe をゲット。
  3. patch.exe の使い方だが,コマンドプロンプトから使う。今回, Win8 上で使ったが, patch.exe を普通のディレクトリに置いておけば,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要はなかった。また,しょっちゅう使うなら,パスを通しておいてもいいが,一番簡単なのは, pachh.exe , awstats.pl , awstats.pl.diff を一つのディレクトリに入れておいて, cd コマンドでそのディレクトリに移動してから,
         patch -u awstats.pl awstats.pl.diff
    を走らせる。瞬時で終わる。ハヤッ。

 この間,沈没した原因は, -u (diffがユニファイドだった)を使わなかったのと,間違って –binary オプションをつけたせいらしい。それから, diff ファイルの改行コードが LF だとうまくいかなかった。また,完成した awstats.pl の改行コードも CR+LF に変わってしまうので,必要ならば,後で直すこと。 ActivPerl , AWStats とも我が家と同じバージョンで,同じ障害が出る場合,上の zip を落として, diff を使ってみてください。うまくいくかどうかは,わかりません(断言―大汗)。

 それから,書き落としましたが, patch.exe を走らせる前に,awstats.pl と awstats.pl.diff の行指定が違っていないか,確認してください。

追記(4/24):
 Mar-08@20:19UTC に Ver.7.1.1 が出たが,これにアップデートしてから,上記のパッチ当てなしで,ちゃんと,動くようになった。

カテゴリー
Windows

Win8のクリーン・インストール。

投稿アップデート情報  追記(12/26)  追記2(12/27)  追記3(12/28)  追記4(2013/1/3)

【注】 記事中に,Windows8 としか書いてありませんが, Windows8 Pro の話です。無印の場合,違いがあるかもしれません。

 昨日ようやく,windows8 のアップグレード DVD が着いた。実は,前の記事の後,アップグレード DVD メディアを追加注文した。というのが,アップグレード DVD からなら Win8 のクリーン・インストールができるという情報を,ネット上に見つけたからだ。

 しかし,追加発注したのが6日,発送通知が来たのが10日。で,着いたのが昨日,24日,って時間かかりすぎだろ。あんまり時間がかかったので船便かと思っていたら,昨日着いた封筒には,AirMail の文字があった。びっくり。

 とにかく,DVD が着いたので,クリーンインストールをやってみることにした。PC が 64 bit をサポートしているかどうかは,システムのプロパティか,マニュアルか,パソコンに貼ってあるシールあたりでわかると思う。どうしてもわからない場合は, Windows 7 Upgrade Advisor を使えば調べることができる。

 もうひとつ大事なのは, BIOS が Memory Remap Feature をサポートしているかどうかだが, NJ2100 はこれがだめだった。エプダイはもう長いこと BIOS アップデートを出していない。昔からの流れで,NJ2100 のマザーボードは ASUSTeK の製品のどれかだろうと思うのだが,大分ググっても確証がつかめなかった。どなたか,情報を持ってらっしゃいませんか。確証のつかめないまま, ASUSTeK の BIOS を流用するのも不安だし,そういうことだと無理して 64 bit をインストールしなくてもいいかなということになる。

 というわけで, 32 bit version DVD で PC を起動。

 ネット上で見つけた情報では,32 bit Win 旧バージョンから 64 bit Win8 にアップグレードするときのみ,クリーン・インストールが可能なような書き方だったが,これは別にそんな制限はなかった。どちらを使っても,クリーン・インストールは可能だ。

 さて,インストールを始めるとすぐに,「アップグレード」と「カスタム」というオプションがあるが,このうち「カスタム」を選ぶと,旧OS が入っているパーティションを削除してそこに Win8 を新規インストールすることができる。インストールは問題なく終わった。

 実はこの間のアップグレードの後,パッとしないディスプレイ・アダプタのドライバ関係をいろいろいじっていたら,すごく調子が悪くなった。それで,セーフモードを使おうとしたのだが, Win8 では [F8]キーでは入れないように仕様が変わっていて,モニターが映らなくなった後では,うまく入れなくて困った。今回は「転ばぬ先の杖」ということで,初のログイン後まず「Safe Mode」のエントリを作ることにした。Win8 でのセーフモードの起動の仕方はいろいろあるようだが,この方法だと,Win8のチャームまでたどり着けない場合でも起動できるから,これにした。

  1. まず,コマンド・プロンプトを,管理者として起動。
    bcdedit /enum /v[Enter]
    表示された情報の中から,identifier の右に表示されている {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx} の値をクリップボードにコピー。
  2. bcdedit /copy {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx} /d “Safe Mode”[Enter]
    “Safe Mode” の名前は何でもよい。
    コマンド・プロンプトを,閉じる。
  3. [Win]+[r] で「ファイル名を指定して実行」を起こし, msconfig で「システム構成」の窓を出す。
    ブートタグをクリック。
    Safe Mode にフォーカス。
    ブートオプションで「セーフブート」にチェックし,「最小」のラジオボタンをマーク。
    「適用」をクリック。
    「OK」をクリック。
    OS を再起動。

これで, “Safe Mode” が使えるようになったので,少し安心。さて,うまく自動で当たらなかったドライバを手動で当てていく。

 Ricoh xxx Host Controllers と High Definition Audio については,NJ2100 に付属してきた Vista 用のドライバを当てた。 SiS Mirage 3 Graphics ドライバは, SiS DOWNLOAD CENTER から落とした R529_Logo.zip をインストールした。

 以上。

 ああ,そうそう。Win8 ではまた,システム付属のソフトでは DVD Video が見られない状態に戻っている。しかも,WinXP と違いデコーダをインストールしたら,WMPで見れるようになるということもなくなっている。したがって,正式にはそれ用にアプリを購入しなければいけないのだが,これについても 2013/01/31 までキャンペーンが実施されている。ネットから, Windows Media Center のプロダクトキー (魚拓です)をただで入手できる。キーを手に入れたのち,「機能の追加」というのをやれば, DVD video をパソコンで見られるようになる。私としては,使い勝手がいいとは言えないアプリである。 (^^;)。

追記(12/26):
 書き忘れ。
 当たり前かもしれないが,アップグレード DVD から起動するとき,本体に旧バージョン Win が入っていないとうまく起動しなかった。私の要領が悪かっただけかもしれないが,起動時に何かチェックしているのかも。

追記2(12/27):
 こんなのも役立つ情報かなあと……
 アップグレード前に,「Windows 8 アップグレード アシスタント」で互換性のチェックをしたが,その中で問題ありそうと言われたり,情報が手に入らなかった有料プログラムのうち,いくつか動いたものがあるので,列記しておく。

  • 大本のexeとNero 8 Nero AG, Version 8.3.20.0 から落としたアップデートファイル, Nero8 のシリアルナンバーがあれば問題なくインストールできた。機能が多いのですべてを確認したわけではないが,使えそうな感じ。この頃一番使う,オーディオファイルの変換はまともにできた。
  • いきなりPDF Professional 3 Ver.1.0.4 特に問題なし。
  • いきなりPDF from スキャナ 2 特に問題なし。
  • 読取革命Lite Canon MP950 バンドルのもの。オフィシャルサイトから,アップデートファイルを落として,Ver.1.2.0.1にすれば問題なし。
  • 同じくバンドルのらくちんCDダイレクトプリント for Canonも問題なし。だだし,最新のアップデートファイルを落とすには,ユーザIDとメールアドレスが必要。
  • 筆ぐるめVer.12 最終のアップデートファイルが,2006.03.23に出ているが,これにすれば大丈夫なようだ。

 今後,気づいたことは,ここに追加していくつもり。

追記3(12/28):
 Win8 にしてから,マルチメディア関係のハングアップに悩まされていた。どうも,激しくて悩みの種なので,今日真剣にググってみた。で,見つけたのが,これ http://support.microsoft.com/kb/2727113 (現在は存在しない – 2013.5.26)。で,ここには「この問題は, Win8・Win Serv2012 の正規版までには解決する」と書いてあって, Win8 RP・Win Serv2012 RC 用のアップデートは Windows Update から使えると書いてあった。

 しかーし,うちの NJ2100 においては解決してないし,Win8 正規版なので,アップデートの適用もできなかったし, orz 。まっ,エプダイの公式ページには,一言も NJ2100 で Win8 サポートというセリフはないから,彼らにしてみれば,「そう言われてもー」ってとこかね。

 見つけたページには,アップデートが出るまでの回避策だったのかなと思うことが書いてあったので,それをやってみた。

     管理者として,コマンド・プロンプトを起動。
     bcdedit /set disabledynamictick yes

 これだけ。 dynamictick をオフにするとバッテリの持ちに響くだろうが, NJ2100 はノートとはいってもモバイルで使うわけではないから,無問題。ハングアップは起こらなくなった。満足!!

 しかし,見つけた情報ページ,日本語訳はないし。今回のアップグレードDVDの到着といい,M$は日本を冷遇しているのではないのかな。考えすぎかしらん。

追記4(2013/1/3):
 あっ,そうそう。これも転ばぬ先の杖で,「システム修復ディスク」も作った。実は,Windows8の新しい機能として,USBフラッシュメモリを使った「回復ドライブ」というのが作れるようになったので,これも作ってみたのだが,NJ2100くん,USBフラッシュからは起動してくれなかった(泣)。

カテゴリー
Windows

本家のお世話-#55。(PHP5.4.10へアップデート)

 昨日は,冬至だったけど,南瓜とか柚子湯とかやった?うちは,南瓜だけ,煮て食べた。柚子も木にたくさんなってるけど,面倒で。そんな贅沢なこと言ってるとバチが当たるかな(汗)。

 さて,PHP5.4.10が Dec-20 @00:23:47UTC に出た。我が家用としては,VC9 x86 Thread Safe 版の php-5.4.10-Win32-VC9-x86.zip を落とす。

 Apache Lounge を見に行ったら, VC9 – PHP Handler の説明のところに,official PHP binary の 5.4.10 から php5apache2_4.dll が同梱されるようになったと書いてあった。実際,上の zip を展開したら中に php5apache2_4.dll があった。Apache 2.4 用の PHP Handler も,汎用性が増し安定してきたということか。

 ところで,いつも引用しようと思いながら忘れる Apache Lounge についての Steffen 自身の言及がある。ここで, Steffen は Apache Lounge で配布している Win binaries の有用性を説いているのだが,この中に,「The ASF provides binaries only as a convenience and at our leisure;」というStatement of the ASF からの引用がある。

 「なかなかはっきり言っているなあ。誰の文責によるものだろう」と思っていたのだが,今回,Steffen の言及にリンクを貼るにあたって,ソースを調べてみた。ソースは httpd-users mailing list での William A. Rowe Jr. による 「Upgrading OpenSSL without upgrading Apache. Can it be done???」に対する回答の中で現れたもののようだ。日付から言ってもこれで間違いないだろうと思うのだが,彼の発言だから,Steffen は「Statement of the ASF」のと書いたのかなあ。はじめ,もとの文章を The Apache Software Foundation Blog あたりで探したんだけど,見つけられなかった。 mailing list での個人に対する回答という以外の形で書かれたのがあるのだろうか。

 それはさておき,アップデートのほう。
 php.ini-productionは5.4.9からの変更点なしだし,上で書いたように, php5apache2_4.dll も同梱されているから,新旧のファイルを入れ替えて Apache をrestartするだけ。あっと,php.iniを入れ忘れないように!! 新規に導入する方は,「本家のお世話-#28。」を参考にしてください。

 忘れるところだった。MySQLも5.5.29にアップデートした。こちらの方も新規に導入する方は,「本家のお世話-#16。」を参考にしてください。ただし,MySQLのアップデート時に,msiのUIが変わっていたので,新規インストールのときも見かけは違うかもしれない。

カテゴリー
Windows

ノートをWin8 Proにアップグレード。

投稿アップデート情報  追記4(12/28)  追記5(2013/10/14)  追記6(10/16)  追記7(12/4)

【注】 記事中に,Windows8 としか書いてありませんが, Windows8 Pro の話です。無印の場合,違いがあるかもしれません。

 一昨日のことだけど,ずっとちょろちょろ見ていたWin8の評判がそこそこいいので,安いうちにメインのノートをアップグレードしてやろうと思い立った。メインのノートというのは,2008年の3月ごろに買ったやつなんだが,Endeavor NJ2100でWinXP Proが載っている。この WinXP は Vista のダウングレード版だった。取り掛かる前に,エプダイのページを見に行ったが,NJ2100については一言もWin8サポートというセリフがない orz。というわけで,何よりも失敗してもいいように下準備だけは念入りにやった(爆)。

  1. 何はともあれ,「お得にアップグレードしましょう(魚拓です)を見に行った。
  2. Windows8-UpgradeAssistant.exe というのが提供されているので,落として走らせてみた。「Windows 8 アップグレード アシスタント.mht」っていうのが表示されるのだが,読んでみたところ致命的な問題はなさそうなので,しめしめと,アップグレードに踏み込むことにした。
  3. 万が一,アップグレードに失敗しても3300円損するだけで(使用許諾書を読むと1台で使うなら,別のPCにインストールしても,ライセンス丸ごと他人に譲ってもいいらしいから,時間が無駄になるだけかもしれんが)泣かなくていいように,転ばぬ先の杖としてバックアップイメージを作った。
  4. ついでに WinVista のクリーンインストールをやった。これは,やらなくてもいいのだが,ずっとリカバリしていないノートだし,いい機会だと思ったからだ。
    • ボヤキ — ところがさ,アップグレード作業が終わってからググっていたら,新旧OSのアーキテクチャが違う場合,アップグレードDVDからなら,Win8そのもののクリーンインストールができるような情報があった。うーん,2000円ケチったのが,裏目に出たかしらん(泣)。(実は,後日,アップグレードDVDを追加注文し,クリーンインストールしてみた。ナンだったら,そちらもご覧ください。―爆)
  5. ま,とにかく,WinVistaのクリーンインストールをやったのだッ。

  6. その後,再度,Windows8-UpgradeAssistant.exe を走らせて,ダウンロード版を購入。インストールのために空きスペースは 16GB ばかりいる模様。しばらく,忍耐。オッ,無事動くじゃん。
  7. Windows8 にログオンして真っ先にやったのは,ディスクのクリーンアップ。なんか新しいオプションがついていて,旧のWindowsのシステムファイルも,ここから掃除できるようになっていた。古いシステムファイルを手作業で削除しなくてよくなっていて,この作業だけで,空きスペースが10GB以上増えた (^^)。
  8. 一つ心配していたのは,プリンタの件で,キャノンの MP950 なんだが,これがまたWin8でサポートの予定なしということらしかった。いろいろ取り越し苦労してたんだが,「案ずるより産むがやすし」か.結果としては,Win8がドライバを持っていたし Windows7 用のも使えた。ラッキー!!
  9. Win8 doesn't have the drivers for them.Win8にはRicoh xxx Host Controllerのドライバがなかったので,NJ2100を買ったときに入っていたのを焼いたVistaのドライバCDからインストールした。メモリスティックは持っていないが,SDカードで試してみたら,普通に動いているようだ。
  10. さて,今,この記事は Win8 機から書いてるんですよぉ。それに,思ったよりサクサク感があるよ。ウフォ。

 ノートのスペックを,参考までに書いておきまーす。
 

OS MicroSoft Windows 8 Pro (x86)
CPU Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU T8300 @ 2.40GHz
チップセット SiS M672 + SiS968
メモリ PC2-5300 DDR2 SDRAM 1GBx2
ディスプレイアダプタ SiS Mirage 3 Graphics (128MBx2)
ハードディスク 120GB S-ATA 5400rpm
BIOS AM8-216-DG3 2008/10/27
光学ドライブ MATSHITA DVD-RAM UJ870QJ
セキュアブート 未サポート
PAE サポート (Win8のインストール要件を満たしている)
NX サポート (Win8のインストール要件を満たしている)
SSE2以上 SSE3 (Win8のインストール要件を満たしている)

High_Definition_Audio1追記(12/8):
 今日,ちょっとSoundEngine Freeを使おうとして,ステレオミキサーが使えないことに気付いた。ドライバは右図のような状態だった。

 これは困るので,Realtekに行ってVista_Win7_Win8_R270.zipを落としてインストールしてみた。エプダイの場合は,今までもBIOS・ディスプレイアダプタのドライバなんかで,パーツメーカの出してるので使えた経験があるので,これも大丈夫だろうと思ってのことだ。ドライバの更新をしてやったら,期待通りこんなふうに使えるようになった。

追記2(12/9):
 アップグレード後,画面の解像度が 1280×768 までしかなくなっていて違和感があったので,SiS Mirage 3 Graphics の Win 8 用ドライバを探した。SiS のオフィシャルに R529_Logo.zip があったので落としてきて,ドライバを更新したら,1440×900 が使えるようになった。メデタシ。

  • 公式ページに行ったら,[I accept to the above.]をチェックして[I agree]ボタンを押すと選択ページにジャンプする。さらに,
       [Windows 7] (Win 8 は今のところなし。)
       [IGP Graphics Drivers]
       [SiS671 & SiS672 series]
    を選んで,[go]ボタンをクリックするとドライバページにジャンプする。

 ドライバ更新したら, グラフィックスの Windows エクスペリエンス インデックス スコアが 2.0 から 2.6 に改善した。まっ,それでも低いけど……
 

追記5(2013/10/14):

 SiS の R529_Logo.zip がらみと思われる件で,一言。
 「Windows8 を NJ2100 にインストール」に触発されて,現システムをバックアップののち, NJ2100 に Windows8 Pro 64 bit 版を入れてみた。入るのは入ったが, BIOS でメモリを 3968MB 認識しているのにも拘わらず, OS 上は 4.00 GB (3.00 GB 使用可能)のまま。結局,やはり Memory Remap Feature はサポートされていないようだ。まあ, BIOS にその項目がないもんね。
 加えて,上のリンク先にも書かれているように, Metro UI が使えなくなった( <--- これが, R529_Logo.zip がらみと思われる件です)。  まあ, NJ2100 で Metro なんか使うつもりはないから構わないが…… そんなわけで,試しただけで,逆戻り(爆)。  ここで,はまらずに済んだ恐ろしい落とし穴について書いておく。ナンチャッテ。  ご存知のように, Windows には 7 から「システム イメージの作成」機能がついている。これ,イメージそのものは,パーティションごとに作成可能。だったら,復元もパーティションごとに可能と思うのが真人間の陥るワナ。なんと,恐ろしいことに,物理ドライブのフォーマットをかけないと,中のひとつのパーティションの復元作業に入れないようなのだ(ゾーッ)。  今回,私は「システム イメージの作成」機能では,Cドライブしかバックアップしなかった。しかーし,虫の知らせか天の助け, AOMEI Backupper というのでも,イメージを作っておいたので事なきを得た。あー,よかった。このソフトなかなかいいですよ。WindowsXP ~ 8 まで対応しているし。

追記3(12/15):

 Realtek High Definition Audio ドライバのバージョンを 6.0.1.6662 から 6.0.1.5506 に落とした。現時点の最新バージョンが 6.0.1.6662 で, 6.0.1.5506 は古いし Vista 用だが,NJ2100についてきたやつなので,エプダイの純正なわけ。 Win 8 にアップグレードして以降,上にも書いたようにサウンド関係で手を焼いてきたが,これで確定かもしれない。
 バージョンダウンの理由は,o6asan’s netradi 用に,SoundEngine Free を使って録音するときのノイズである。これがひどかった。セキュリティ面から言えば,最新のドライバがベストだが,音質となると別問題で,純正に勝るものはなかったりする。で,バージョンダウンしてみたわけだ。
 今回も音質に関しては,これが正解だった。見事に雑音が消えた。古くても,純正のドライバのコピーを取っておくのは大事だと再認識したねぇ。

追記4(12/28):

 Win8 にしてから,マルチメディア関係のハングアップに悩まされていた。どうも,激しくて悩みの種なので,今日真剣にググってみた。で,見つけたのが,これ http://support.microsoft.com/kb/2727113 (現在は存在しない – 2013.5.26)。で,ここには「この問題は, Win8・Win Serv2012 の正規版までには解決する」と書いてあって, Win8 RP・Win Serv2012 RC 用のアップデートは Windows Update から使えると書いてあった。

 しかーし,うちの NJ2100 においては解決してないし,Win8 正規版なので,アップデートの適用もできなかったし, orz 。まっ,エプダイの公式ページには,一言も NJ2100 で Win8 サポートというセリフはないから,彼らにしてみれば,「そう言われてもー」ってとこかね。

 見つけたページには,アップデートが出るまでの回避策だったのかなと思うことが書いてあったので,それをやってみた。

     管理者として,コマンド・プロンプトを起動。
     bcdedit /set disabledynamictick yes

 これだけ。 dynamictick をオフにするとバッテリの持ちに響くだろうが, NJ2100 はノートとはいってもモバイルで使うわけではないから,無問題。ハングアップは起こらなくなった。満足!!

 しかし,見つけた情報ページ,日本語訳はないし。今回のアップグレードDVDの到着といい,M$は日本を冷遇しているのではないのかな。考えすぎかしらん。
 

追記6(2013/10/16):

 こないだうちから,イジイジ弄ってたんだが,ちょっと,裏ブタを脱がしてみた。ついでにエアダスターでファン周りを吹いてやったら,結構なほこりが出た。まぁ,掃除ができたので,それだけでもよかったわけだ(汗)。
 なんで脱がしたかというと,マザーボードが何か気になってネ。で,中に T12C という表示があった。ところが後でよく見たら,脱がせなくてもフタにあったシリアルナンバーのシールに MODEL T12C 12M というのが書いてあった(ha-ha)。 ASUS に見に行ったら,これは ASUS のモデルの書き方のひとつらしい。 ASUS はいろんな言語でサポートページを書いていて,ほぼ同等のページが日本語にもあるのだが,どういうわけか,日本語のページではモデル名には触れていなかった。
 この後, T12C というのは ASUS のどんなプロダクトなのかを調べてみたら,どうやら T12C というのは X51C と同等のモデルらしい。確認のために X51C の Specification を見たかったんだが,見つけられなかった。ただ, ASUS 外で, Asus ,HCL X51C (T12C) Motherboard schematic というのを見つけたので,これが NJ2100 の ASUS 版に間違いないようだ。
 というわけで,勇んで ASUS のダウンロードページを見に行ったのだが, X51C 関係の BIOS アップデートは 2008/10/10 の1度しか出ていなかった。これは,エプダイからも提供された。 Windows8 の Support Information にも上がっていなかったから, 64bit 版は無理みたい。 32bit 版の Win8 が割とまともに動いているだけで御の字としなくてはいけないのかもネ。

追記7(12/4):
 今日,我が家の検索ワードに「win8 nx回避」というのがあって,へえ,とか思って Google 先生に聞いてみたら,こんなのがあった。 Windows 8 CPU Feature Patch (Bypass Windows 8 CPU feature checks) 。 NJ2100 は Windows8 x86 でそこそこ動いているので,そこまで際物に挑戦する気もないが,興味があればのぞいてみてください。
 全く試していないので,安全性も動作も一切保証しません。挑戦する方は,各自の責任でどうぞ。

カテゴリー
Windows

本家のお世話-#53。(PHP5.4.9へアップデート)

投稿アップデート情報  追記(12/1)  追記2(2013/2/14)

 本日ようやく(29 November 2012となってるが,多分ついさっきだね,向こう時間だから。今,うちのPCで00:51 JST),PHP5.4.9用のphp handlerが出たので,アップデートする。handlerが出るのを待っていたのだが,こんな話もあるようなので,mbstring.encoding_translation=On にしているサーバは対処したほうがいいかも。うちは,Offです。iniの設定は,「本家のお世話-#28。」と同じ。

 PHPのおニューはいつも通り,VC9のTS版を落としてくる PHP5.4.9(Nov-21 21:22:38 UTC)。待ちかねた5.4.9用のphp handler(php5apache2_4.dll-php-5.4-win32.zipに入っている。)を,Apache Loungeから落として,PHPのフォルダ内にコピーして使う。今回,php.ini-productionは5.4.8からの変更点なし。

追記(12/1):
 上記のこんな話の件,徳丸さんとこに検証と対処法の記事が出てるのに気づいたので,リンクを貼っておく。「PHP5.4.8、PHP5.3.18以前にhashdos脆弱性 」。

追記2(2013/2/14):
 php5apache2_4.dll でググって来られる方がおられるようなので,追記。 PHP5.4.10 から php5apache2_4.dll も PHP のオフィシャルバイナリに同梱されるようになりました。

カテゴリー
Windows

覚え書-#12。

 「本家のお世話-#20。」のところで,phpMyAdminのconfファイルを作り,Apacheのconf/extraに追加して使う話を書いた。これが出来るんなら,ほかのことも可能なはずとふと思った。実際,awstatsについては,もともともconfの雛形がzipに入っていて,同じようなことをしている。
 で,頭の中にあったのはなんについてかというと,PHPについてなのだ。ちょっと,設定ファイルを読んでみたが,特に問題はなさそう。というわけで,php54.confという名前で作ってみた。

 「本家のお世話-#28。」を見てもらえばわかるが,バラバラにソフトをインストールして,WAMP系サーバを建てるに当たって,オリジナルのhttpd.confにいろいろ付け加えたりしているのは,PHPだけなのだ。他のは,付け加えではなくアンコメントしたり,デフォを書き直したりしているに過ぎない。だから,これをextra-confにしてしまえば,分かりやすく,管理しやすくなるだろってこと。

 php54.confに書いたのは,以下の3行。
     LoadModule php5_module “C:/PHP/php5apache2_4.dll”
     AddHandler application/x-httpd-php .php
     PHPIniDir “C:/PHP”

 もちろん,httpd.confの
     LoadModule php5_module “c:/php/php5apache2_4.dll”

     <IfModule mod_php5.c>
       AddHandler application/x-httpd-php .php
       PHPIniDir “C:/PHP”
     </IfModule>
については,コメントアウトし,Supplemental configurationの区画の末尾に以下の2行を付け加える。
     # PHP settings
     Include conf/extra/php54.conf

 ApacheをRestartする。うまくいった。ちゃんと使える。

カテゴリー
Windows

本家のお世話-#52。(PHP5.4.8へアップデート)

投稿アップデート情報  全然関係のない追記  追記2(2013/2/14)

 Win用のPHP5.4.8が出たので,アップデート。iniの設定は,「本家のお世話-#28。」と同じ。

 PHPのおニューはいつも通り,VC9のTS版を落としてくる。PHP5.4.8(Oct-17 22:45:30UTC),Apache Loungeから5.4.8用のphp handler(php5apache2_4.dll-php-5.4-win32.zipに入っている。)を落として,PHPのフォルダ内にコピーして使う。今回,php.ini-productionは5.4.7からの変更点なし。

全然関係のない追記:
 昨日は後の月(旧9月13夜)だったんだが,天気が悪くて雲で見えなかった。本日は打って変わって冴えわたる名月。うまくいかないもんだ。でも,きれいだから,外に出て,お月さんを見上げてみてください。⇒我が家の近くの方限定(爆笑)。

追記2(2013/2/14):
 php5apache2_4.dll でググって来られる方がおられるようなので,追記。 PHP5.4.10 から php5apache2_4.dll も PHP のオフィシャルバイナリに同梱されるようになりました。

カテゴリー
Windows

本家のお世話-#51。(phpMyAdmin3.5.3,MySQL5.5.28へアップデート)

 phpMyAdmin-3.5.3-english.zipとmysql-5.5.28-win32.msiにアップデートした。

 phpMyAdmin-3.5.3-english.zipの手動アップデート。

  1. phpMyAdmin-3.5.3-english.zipを展開する。
  2. 現在使用中のconfig.inc.phpを,展開して出来たフォルダ内のconfig.sample.inc.phpがある階層にコピーする。新規インストールの場合は,本家のお世話-#20。phpMyAdmin configuration storagephpMyAdmin 環境保管領域あたりを参照してください。ただし,3.5.0から若干仕様が変わっています。その場合はConfig/Serversなどを参照。
  3. 展開して出来たフォルダ内から,config.sample.inc.php,examplesフォルダ,setupフォルダを削除する。
  4. 現在使用中のphpMyAdminのファイルをバックアップする。
  5. 新しいファイルと古いファイルをそっくり差し替える。
  6. ブラウザのキャッシュを削除後,新しいphpMyAdminにアクセスする。
  7. 見慣れた画面が現れ,右下のVersion information が 3.5.3 になっていれば,完了。
  8. バックアップ等を削除する。

 mysql-5.5.28-win32.msiのアップデート。

  1. 現在のデータベースをバックアップする。
  2. mysql-5.5.28-win32.msiをインストール。新規インストールの場合は,本家のお世話-#16。を参照してください。
  3. インストール後,ウィザードを動かしても,新旧が変わらない場合があるので,MySQLサービスを停止・開始する。
カテゴリー
Windows

マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2757760)

 出ましたね。ここ2・3日忙しくて,Zero-Day Season Is Really Not Over Yetを見た後も記事を書き損ねて「ウーム」とか思ってたら,早速出ましたね。

 関連するMSの記事としては,以下のようなところですね。
     マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2757760)
     マイクロソフト セキュリティ情報 MS12-063 – 緊急
     CVE-2012-4969  <<—  ここはMSのサイトではない。

 「Zero-Day Season Is Really Not Over Yet」を読んでもよくわからなかったのが,正直なところだけど―特に後半は。「リモートでコードが実行される」というのは大変な問題なので,速やかにパッチを当てましょうネ。更新プログラムの履歴に KB2744842 (成功)があれば,既に,システムはパッチされてまーす。