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本家のお世話-#20。(WordPress3.3へアップデート)

投稿アップデート情報  追記(2012/2/17)

 WordPress3.3日本語版がリリースされたのでアップデートをしようと思う。

 まずは,ドキュメントルート直下のWordPress3.2.1のファイルをバックアップする。
 ついでだから,データベースもバックアップしておこう。12/05の自鯖帰宅後DNS設定URL転送設定で手こずっていろいろそのままになっているが,そのうちの一つがphpMyAdminの設定。データベースのバックアップには使うから,この件もここで書いておこう。

  1. phpMyAdmin.confファイルを作り,/Apache2.2/conf/extra においてやる。中身は下記のようにする。
       Alias /phpMyAdmin "G:/phpMyAdmin/"
       <Directory "G:/phpMyAdmin">
         Options None
         AllowOverride None
         Order Allow,Deny
         Allow from 192.168.xxx.xxx  <<---- 我が家の場合はサーバ機からだけ許可。    </Directory>    <Directory "G:/phpmyadmin/libraries">      Order Allow,Deny    </Directory> httpd.confを開き,Supplemental configuration の区画に以下の2行を追加。    # phpMyAdmin settings    Include conf/extra/phpMyAdmin.conf
  2. phpMyAdmin-3.4.8-english.zipをダウンロードし展開する。
  3. 展開するとphpMyAdmin-3.4.8-englishフォルダが2重にできるが,中のほうのフォルダ名をphpMyAdmin に変更。
  4. config.sample.inc.phpをリネームしてconfig.inc.phpを作成。config.inc.phpを開き,以下の行の”にパスワードを設定する。なんでもよい。
       $cfg[‘blowfish_secret’] = ”
     フォルダphpMyAdmin を丸ごとG:/phpMyAdmin に移動する。ここで,Apacheを再起動する。新たにconfファイルを追加したので。
  5.  phpMyAdmin configuration storage の設定が必要な場合は,phpMyAdmin configuration storagephpMyAdmin 環境保管領域を参考にしてもらいたい。
  6. ブラウザで /phpMyAdmin/ にアクセスし,データベースをバックアップ。

 ここまで,下準備が済んだら,サイトネットワーク管理者になり,「ダッシュボード」>>「ツール」のページに行き,今すぐアップデートのボタンをポチッと。

 最上部に「更新していただきありがとうございます ! ネットワークの更新ページへ移動して、すべてのサイトをアップグレードしてください。」というメッセージが出たので仰せに従い移動して,ネットワークの更新ボタンをクリック。
 「さまざまなファイルを追加できるアップローダーをひとつのメディアアイコンで開くことができるようになりました。また、ドラッグ & ドロップでアップロードが簡単になりました。」ということで,メディアアイコンが1つになった。
 というか,なんかメニュー関係があちこち変わっているんだね。WordPress 3.3「Sonny」に開発者関係でもいろいろあったんで,使っているプラグインとかで動かないものがあったらどうしようと思っていたけど,今のところ不具合には気づかない。ホッ。

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本家のお世話-#18。(Contentsの移動)

 さて,自鯖の帰宅(!!)もいよいよ最後の部分になる。移転そのものは,一応,5日の23:00に終了したんだけど,まだちょこちょこと手直しはありそうです。

 ブログの引っ越しにあたって,今回ひとまず,WordPressデフォルトのエクスポート・インポートを使ってみた。ちゃんと移ったんだよ。でもね,やってみてからよく見ると,テーマやら,リンクやらの再設定がすべて手動になるということに気づいた。少し,努力してはみたが,これは,大変。やる気が失せる。

 で,結局,phpMyAdminを使ってデータベースごと移動することにした。なんでコンソール(=コマンド プロンプト)からコマンドラインでやらないかというと,文字コードUTF-8のデータベースをどうしてもうまく移せなかった経験があって,トラウマになっているからだ。なんか方法はあるのかもしれないが,phpMyAdminという便利なものが作られているので今回もこれを使った。

 いゃー,ほんとに簡単に移るよ。ただし,sqlファイルのサイズが,一括だと8MB近くもあったので,移動の間だけ,php.iniの下記の行を8Mにしておいた。これは自鯖だとほんと簡単。レンタルだと,sqlファイルのほうを分割しないといけない。当然ながら,終わったら元に戻す。php.iniの書き換えはhttpd.exeをRestartしないとだめなのでこの点も注意。
   upload_max_filesize = 8M

 sqlファイル以外のプラグインとかテーマとか画像などのファイルは,旧サイトから新サイトの対応するディレクトリにコピーすればいい。今回は,全く同じ形式のサイトの移転だから,何にも考えなくていい。楽ちん。
 移した後で直したのは,確かWordPress File Monitor Plus の「調査ルートディレクトリ:」関連のところだけ。

 で,本日気づいたこと。DDNSになったら,WordPressからの通知メールが届かなくなっていた。今日,外出から戻って「o6asan’s soliloquy-part2 」を見たら,シバケンさんのコメントが入っていた。外出先で,メールチェックはしたのにと思って調べたら,通知メールが来なくなっている。そういえば,固定IP契約をしたのはメールサーバを自前で持つためだった。今回,自前のメールについてはXREAのサービスを使うつもりで,それでいいと思っていたんだけど,ここにも響くのかー。どうしようと思ってググったら,つい最近同じことで困っていた方の記事を見つけた。「WordPressからの通知メールが届かない」 ドンピシャじゃん。「WP Mail SMTP」をインストールした。

 テストメールを送ってみたら,エラーが出る。
   The SMTP debugging output is shown below:
   SMTP -> ERROR: Failed to connect to server:
   Unable to find the socket transport “ssl” –
   did you forget to enable it when you configured PHP? (5)
   SMTP Error: Could not connect to SMTP host.
だって。あはーん。php.iniの下記の部分をアンコメントして,httpd.exeをRestartしたら,テストメールが通った。
   extension=php_openssl.dll

 多分これで,O.K. 今回,終了間際になって,だんだん書き方が雑になってきたって気がする。書き落としで,次回,自分が困らないかなぁと危惧している(苦笑)。

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リンク切れチェックについて-#2。

 オフラインの忙しさが続いてROMっている今日この頃である。

 ところで前に「リンク切れチェックについて。」という記事を書いたが,最近,Broken Link CheckerというWordPressのpluginを知って導入していた。9/8に自サイトのCMSの統合をやって,WordPressに一本化した。そのときに,サーバを暫定的にXREA+に移した。自鯖上ではWebsite ExplorerXenu’s Link Sleuthでリンク切れのチェックをやっていたわけだが,これは手動でやらなくてはいけないし,なんでもpluginのあるWordPressなら何かいいものがあるのではないだろうかと探していて見つけたのが,これだった。

 このpluginから,21日と24日にメールがやってきた。
      リンクエラーの一覧 :   <<-------------21日分       リンク テキスト: 旧暦を載っけてあるサイト       リンクのURL : http://koyomi8.com/       ソース : 菊のこと。

      リンクエラーの一覧 :   <<-------------24日分       リンク テキスト: FlashCalendar_1_10.zip       リンクのURL : http://www.h-fj.com/ou_plugin/FlashCalendar_1_10.zip       ソース : 本家のカレンダー。
で,メールの一番下に貼られた /~/tools.php?page=view-broken-links をクリックして,状況を見に行った。タイムアウトとサイトが見つかりませんエラーが出ていた。

 ググって調べてみたら,http://koyomi8.com/については,ドメイン名がそっくりhttp://koyomi.vis.ne.jp/に変わっていた。どこかにお知らせがあったんだろうが,Broken Link Checkerが教えてくれなければ,全く知らなかった。FlashCalendar_1_10.zipについてはH.Fujimotoさんがサイトの自鯖移転に伴い,各pluginのリンク構成を整理されたらしくディレクトリが変わっていた。

 WordPress用だから,WordPressでしか使えないのだろうが,全く,ありがたいpluginです。

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XREAのCatchAllについて。

 どうも,体調のすぐれない一週間だ。急に寒くなったせいなのかもしれないが,久しぶりに胃痛が激しかった。リタイアしてから,めったと痛むこともなかったのに……
 ピロリ菌の治療をしてからずいぶん経つので,もしかしたら彼らが復活しているのかもしれない。10月のいつもの通院でちょっと確認してみようと思う今日この頃だ。せっかく涼しくなって,食事もおいしくなってきたはずなのに,そう感じられないって損だよねぇ。

 りりさんからコメントが入ったので,返事を書いていたんだが,長くなってきたので別記事として書くことにした。書くことって,CatchAllの話くらいしかないが,他のレンタルサーバはどうなっているのかなと思っていた点でもあるので,立てておけばどこかから情報が得られる可能性もあるという期待で。ちと,さもしいかしらん。

 りりさんは,Xserverでのネットワーク(マルチサイト、複数サイト)の構築に手こずってられるらしい。WordPressの日本語Codexのネットワークの作成のサーバ要件のところには,

  • サブディレクトリ型サイト
    .htaccess ファイルを読み込めるサーバの mod_rewrite 機能を用いて動作します。
  • サブドメイン型サイト
    ワイルドカードサブドメインを用いて動作します。Apacheでこれを有効にし、DNSレコードにワイルドカードサブドメインを追加する必要があります。(設定方法は手順2を参照のこと)
    と書いてあって,手順2では,

    1. webサーバ(例としてはApacheだけしか上がっていないが)で
      httpd.conf fileか自分用のバーチャルホスト・エントリーで
           ServerAlias *.example.com
      を付け加えてワイルドカードを有効にせよ。
    2. DNSレコード設定でAレコードとして
           A *.example.com
      を付け加えてサブドメインでのランダム文字列を有効にせよ。

    が書いてある。

  • 注意として,
    1. サーバ側でワイルドカード設定済みのホストであれば、自分で行なうのはDNSレコードの追加のみです。
    2. 共有サーバは対応していないかもしれません。この機能を有効にする前に、自分のウェブホストを確認してください。

    と書いてあるんだが,この辺どうなんだろうか。

 Xserverのこの辺の説明を読んだところ,Xreaとの違いはCatchAllの機能がないことのようだ。XreaのCatchAll機能というのは,*.example.comにあったアクセスをすべてdefaults.example.comにまとめる機能で,ここに集まったアクセスをWordPresstが.haccessのrewriteディレクティブで各ユーザに割り振ってやっているようだ。Xreaのhttpd.conf やバーチャルホスト・エントリーがどうなっているかは,私には全然わからないのだが,共有サーバで単純にCodexに書いてやっているようなことだけしかしていなかったら,違反者の管理が大変だろうから,いろいろとこまごましたことがあるんだろう。
 ところで,CatchAll機能というのはメールサーバでは聞いたことあるけど,レンタルサーバのこの手の機能の呼び名としても一般的なんですか。ググってみても,他ではあんまり出てこないようですが。

 XserverのDNSレコードについてを読むと,*.xserver-sample.comのAレコードは設定できるようになっている。しかし,*はなんでもいいわけだから,ここにアクセスされたものをすべてWordPressがインストールされている/public_htmlにアクセスさせる必要があるが,これができないようだ。サブドメインの使い方を読むとそうなっている。ここで,サブドメインを設定するとそれ用のディレクトリが勝手にできてしまう。この点は,CatchAllの機能を使わない場合のXreaでも同じだが,Xserverの場合これをFTPで削除しても,CatchAll機能が使えないとだめなんだろうなぁ。できたサブドメイン用のディレクトリを全部削除し,下のデフォルトのDNS設定を*.xserver-sample.comのAレコード以外全部削除しても,機能してくれないかな。まぁ,その辺の設定は,安全を考えてきっちりやっているだろうから,無理かなという気もする。

     ホスト名 種別 内容 優先度
     xserver-sample.com A xxx.xxx.xxx.xxx  
     www.xserver-sample.com A xxx.xxx.xxx.xxx  
     xserver-sample.com MX xserver-sample.com 0
     *.xserver-sample.com A xxx.xxx.xxx.xxx  
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Redirection,入れました。

 サイトをWordPressにまとめたのに伴い,301や404エラーが出ている。
 Redirectionという,優れもののプラグインを入れてみた。日本語ブログの方は,旧/BLOG-J/を新/blog-j/に飛ばしてやる設定をしただけで,もうすっかりよくなって嬉しいんだが,英語ブログの方はMTからWPに替わってURLがずいぶん変わってるので,一気というのはちょっと無理そうだ。
 仕方ないので,結構404が出ているページだけ,ぼちぼち変えていってやることにした。

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本家のお世話-#9。

 ミッション完了。
 いやー,参った。思いもかけないところで,穴に落ちました。

 今朝11時ごろ,この間からやっていたXREA+上でのサイトの一本化が終わったので,さくっとドメインを書き換えて,o6asan.comのファイルの場所を,自鯖からXREA+に移そうと,DNS転送設定を変更後しばらくして,XREA+にアクセスしたら,WordPress遣いにはおなじみの「データベース接続が確立できません。」が出る。

 しばらくやっていたけど,らちが明かないので,自鯖は落としたまま,XREA+は非公開のまま,頭を冷やしに休憩に入った。

 夕食後,改めて取り掛かり先ほど完了。何とか,8日中に終わった。よかったよかった。

 何が悪かったのか,落ち着いて考えてみたんだけど,多分,XREA+のサーバ上の前のデータベース・ファイルを入れ物としてそのまま使おうとしたのがいけなかった。ドメインも変わるわけだから,データベース君にしてみれば,縁も所縁もないところからのアクセスになるわけだもんね。たぶんこれが原因だと思う。しかし,参りました。

 自鯖のリニューアルが済み次第,すぐに,ファイルの実場所は元に戻すつもりだったけど,当分このままで行こうっと。懲りた。

 ところで,日英両ブログとも見かけはほとんど変わっていない。私の苦労の跡が少しは見えるのは,/だから,見に行って労ってやってください。<<—–ヘヘヘ,強要です(爆)。

 見捨てたはずのIE6でも,そこそこレイアウトが狂わずに見えるとこまでは,こぎつけたよ。

 今日はさ,実は別記事の予定があったんだけど,何も書けなかった。明日(9日)書きます。

追記(9/12):
 css2.1の仕様で勘違いがありました。http://o6asan.comのテーマで,外箱に影をつけるために,box-shadowを使っているのですが,これはcss3でした。したがってここだけはcss2.1の仕様に外れてます。ごめんなさい。でも,影が捨てがたいのでこのままにしておきます。

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本家のお世話-#8。

投稿アップデート情報  追記2(2012/7/16)  追記3(2013/8/15)

 前の記事の続きで,XREA+での話です。長くなったので分けました。

  1. XREAの管理画面の「データベース」操作で,文字コードをUNICODEにして,MySQLのデータベースを作成。
  2. 解凍したWordPress ver.3.2.1をFTPで/public_htmlにアップロード。あとで,ネットワーク化するので,WordPress専用ディレクトリを作ってはいけません。
  3. ブラウザで,http://example.s***.xrea.com/にアクセス。
  4. WordPressの設定ファイル(wp-config.php)を作る。
  5. wp-config.phpのパーミッションを直していないままのせいかセーフモードのせいか,「wp-config.php ファイルへの書き込みができません。」が出る。
    ローカルのテキストエディタを使い表示されたコードを使ってwp-config.phpを作成。このときにWindowsのメモ帳は使わないこと(BOM対策)。それと,うちのサイトはマルチサイト仕様なので,
        define (‘WP_ALLOW_MULTISITE’, true);
    を,「/* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */」 よりも上に忘れずに追加すること。
  6. 作成したwp-config.phpをFTPでアップロード。インストールを実行。次画面で各データを記入。実行するとインストール終了。設定メールアドレスに「新しい WordPress サイト」という題名のメールが来る。
  7. ブラウザからhttp://example.s***.xrea.com/にアクセスして,改めてログイン。
  8. XREAの自動広告のせいで,ダッシュボードのJavaScriptがまともに動かないため表示がおかしいので(もちろん,XREA+では広告は入らないけど,この時点では,まだ+の契約をしていなかった。),
        LayoutIgnoreURI *
    を記入した.htaccess(パーミッションは604)を作り,wp-admin直下にアップロード。この情報は,はやわかりXREAの「自動挿入広告」のFAQのページを参考にした。
  9. ダッシュボードのメニューから,「ツール」>>「ネットワークの設定」を選ぶ。サブディレクトリ型を選び,インストール続行。
  10. WordPress サイトのネットワークを作成のページの,
    1. blogs.dirの作成(パーミッションは707)
    2. 訂正したwp-config.php(パーミッションは404)を上書きアップロード。
    3. 作成した.htaccess(パーミッションは604)をアップロード。

    の作業を間違いなく実行。

  11. 終わったらログインし直す。
  12. 右上の「こんにちはxxxさんのメニューからプロフィールを選ぶ。」
    • 「ビジュアルリッチエディターを使用しない」をチェック。これは好き好き。
    • この時点では,ユーザー名とニックネームが同じなので,ニックネームをo6asanに変更。
      ブログ上の表示名もo6asanに変更。
    • プロフィールの更新をクリック。
  13. 「設定」>>「ネットワーク設定」へ移動。
    アップロード設定のメディアアップロードのボタンの画像・動画・音楽にチェック。
    日本語デフォルトで使う場合は,ここで初期設定言語をJapaneseにする。
  14. プラグインを削除しようとしたらエラーが出るので,/public_html/wp-admin の.htaccessに
        <Files plugins.php>
        AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
        </Files>
    を追加。(PHPのセーフモード対策。)
  15. プラグインを追加しようとしたらエラーが出るので,/public_html/wp-admin の.htaccessに
        <Files update.php>
        AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
        </Files>
    を追加。(PHPのセーフモード対策。)
    必要なプラグインをインストールし,いくつかを除いて「ネットワークで有効化」しておく。

      現在インストールしてあるプラグインは以下の通り。一般的なのも一般的でないのもあるが,簡単に機能を書いておく。

    • 「ネットワークで有効化」をするもの
          Akismet <—– 定番のスパム対策。
          Contact Form by ContactMe.com <—– メールフォーム用(今まで使用の自前は止めた)
          Flash Calendar for WordPress <—– 前から使っているカレンダ
          Jetpack by WordPress.com <—– アクセス解析。これも前と替えた。
          Movable Type and TypePad Importer <—– MovableTypeデータのインポート用
          My Link Order <—– リンク表示順のカスタマイズ用
          Picbox <—– 画像表示用
          Revision Control <—– 名前の通り
          WordPress Importer <—– WordPressデータのインポート用
          WP Multibyte Patch <—– 定番のマルチバイト文字パッチ
          WP Wapuu Widget <—– redcockerさん配布のワプー表示用プラグイン
    • 「ネットワークで有効化」をしない,または,してはいけないもの
          Similar Postssとそのために必要なPost-Plugin Library <—– Similar Postss用。
          WordPress File Monitor Plus <—– サーバ上のファイル変更監視用
          WP Ajax Edit Comments <—– コメント編集用

    Similar Postssについては,初めは子サイトでうまく動かなかった。やっているうちに動かせる方法が分かったので,フォーラムに投稿した。同じ使い方をする場合はこちらを読んでほしい。。

  16. ビジュアルエディターは使わない設定にしているが,XREAのサーバがgzの解凍をサポートしてないせいか有効にしても使えなかった件を解決するために,「Windows サーバーでビジュアルエディタが使えない (http://digitalbox.jp/happy-go-lucky-computing/wordpress/unused-wordpress-visual-editor-on-windows-server/)」の情報を参考に以下の変更を行なう。
    wp-tinymce.js.gz を展開して wp-tinymce.js を作成。これを wp-tinymce.js.gz のあったディレクトリにアップロード。wp-tinymce.phpを開いて,

    if ( isset($_GET['c']) && 1 == $_GET['c'] && isset($_SERVER['HTTP_ACCEPT_ENCODING'])
    	&& false !== stripos($_SERVER['HTTP_ACCEPT_ENCODING'], 'gzip') && ( $file = get_file($basepath . '/wp-tinymce.js.gz') ) ) {
    	header('Content-Encoding: gzip');
    	echo $file;
    } else {
    	echo get_file($basepath . '/tiny_mce.js');
    }
    exit;
    

    の部分をコメントアウト(あるいは削除)し,以下の2行に書き換える。
            echo get_file($basepath . ‘/wp-tinymce.js’);
            exit;

    追記2(2012/7/16)
     上記のことについて,Xreaではwp-includes/js/tinymceの直下に,以下の内容の.htaccessを置くことで,同様の効果を得ることができる。
       <Files wp-tinymce.php>
       AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
       </Files>
     Xreaの場合は,こっちを使ったほうが簡単だし,バージョンアップのときも気にしなくてよい。

  17. サイトを追加する。
    • サイトのアドレス:BLOG1(英字は小文字のみ。うっかり,最後に / をつけないこと。これでハマった。)
    • サイトのタイトル:ブログ1
    • 管理者メールアドレス:hoge@example.com

    この後,XREAの管理画面から,「ツール」>>「ファイル所有者の修正」をやっておく。やっておかなかったら,データのインポートでエラーが出る。まぁ,その時点でやっても問題ないけど。
    どこで追加したか忘れたが,/public_html/wp-admin の.htaccessには以下の2つも追加しておく。忘れると,あとでやるインポートやテーマのインストールがうまくいかない。
        <Files themes.php>
        AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
        </Files>
        <Files admin.php>
        AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
        </Files>

  18. 各サイトの管理画面から「設定」に行き,一般的な設定(一般~パーマリンク設定)をする。WordPressの場合は,全体を非公開にする設定がない(?)ので,テストサイトへのアクセス制限は.htaccessで行う。
    全体の比率の関係でサイト全体の言語を英語にしているので,日本語ブログの設定を忘れないように日本語に直しておく。
  19. 作成したすべてのサイトのAkismet API キーを有効にする。
  20. MovableType5.12の「Tools」>>「EXport Entries」でエクスポートしたファイル(.txt)をテキストエディタで開き,旧URIの対応する部分を新URIの対応するものに書き換えたのち,
         (例) /BLOG/ を http://xxx.s***.xrea.com/blog-e/files/
    Movable Type and TypePad Importer を使ってインポート。
    同様に,WordPress 3.2.1のエクスポートファイル(.xml)をテキストエディタで開き,旧URIの対応する部分を新URIの対応するものに書き換えたのち,
         (例) /BLOG-J/~/uploads/ を http://xxx.s***.xrea.com/blog-j/files/
    WordPress Importer を使ってインポート。
    どちらの場合もサイズが大きいと(デフォルトでは,Maximum size: 1.46484375MB になっている。)エラーが出るので,分割してアップロードする。どちらも本体はテキストファイルなので分割はできるが,xmlの場合,分割したそれぞれにヘッダーをつけておかないといけなかった。
    忘れるところだったが,最後の2行
         </channel>
         </rss>
    があると,ファイルサイズが小さくてもエラーが出る。なんでだかわからないが,分割ファイルをアップしたときに怪我の功名で気づいた。エラーメッセージは,下記のようなものだった。
         Import WordPress
         *** glibc detected *** corrupted double-linked list: 0x088210f0 ***
    MovableTypeのタグ関係がうまく移せなかったので,手作業で処理した。大した量じゃなかったからいいけど,この件はもうちょっと勉強しないといけないみたい。
  21. 画像をアップしようとしたら,「ディレクトリ /virtual/o6asan/public_html/wp-content/uploads を作成できませんでした。」が出たので,FTP接続してディレクトリ uploads(パーミッションは707)を作成。
  22. 画像の表示ができない(これも前と同じ)ので,/public_html の.htaccessで
            uploaded files
            RewriteRule ^([_0-9a-zA-Z-]+/)?files/(.+) wp-includes/ms-files.php?file=$2 [L]

            RewriteEngine On
    の直下に移動する。
    /public_html/wp-includes の.htaccessに次のディレクティブを追加。(PHPのセーフモード対策。)
            <Files ms-files.php>
            AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
            </Files>
    画像のアップロード時点で,サイトの容量制限を超えてしまったので,XREA+の契約をし,サイトネットワーク管理者の管理画面から,各サイトのアップロード容量のアップロードファイルの合計を100MBに制限に変更。

 2つのブログの引っ越しについてはこんなところかな。何か忘れていることがあるかもしれない。あー,長かった。しかし,これでまだ道半ばなんだよ。orz

追記(9/9):blogs.dir以下のディレクトリパーミッションは707にしておかないと,filesディレクトリへの移動ができないのでファイルのアップロードが完了しない。

追記3(2013/8/15):
 「Similar Posts」のサポートが止まって長いので, Yet Another Related Posts Plugin を使うことにした。こちらには,はじめから日本語化ファイル(プラグイン作者自作)が付いている。どうも日系の方みたい。

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本家のお世話-#7。

 10日ばかり前(8/27)から,WordPress3.2.1をXREA+上でネットワーク化しサブディレクトリ型のマルチサイトとして使おうと,これにどっぷり浸かっている。前のときに,「サブドメインの練習。」から「ネットワークの作成-#4。」までの一連の記事で,XREA上のWordPress3.2.1でのサブドメイン型のマルチサイトのお勉強の様子を書いたわけだが,あれは単にお勉強だった。しかし,これは本当に勉強になって今度のサブディレクトリ型の構築でも大変に役に立っている。

 今回のは,表題の通り自鯖のお世話の関係になる。自鯖については,Apacheやメールサーバの勉強をしたいと思ってローカルで建てていたもの(これは仕事先のサイトの管理をやっていたので,仕事場とほぼ同じ環境を作って,チェックに使うために構築したのが発端。)を,DDNSで公開するところから始めて,独自ドメインを取り(これが2007年),その上でMovableTypeを利用したブログを書くようになった。当初,目的がサーバ自体の勉強であったため,ブログを書ける環境は作ったものの記事を書くことにはあまり興味がなかった。サイトのコンテンツを書くことについては,仕事関係の分だけでお腹いっぱいだったせいもある。

 ひょんなこと(「WordPress インストール。」参照)から,無料レンタルサーバ上にWordPress2.9.2でブログを書き始めたが,このレンタルサーバの接続があまりにも不安定なのに業を煮やし,このブログも自鯖上に移してしまった(「ブログを引っ越す。」参照。)ので,自鯖上にMovablTypeとWordPressと手書きのコンテンツが同居することになった。サーバ管理の勉強がしたくて始めたとはいうものの,昨今のようにセキュリティ・アップデートが引き続くとWAMP系の,しかし,パッケージではなく別々に構築したサーバソフトウェアの世話だけでも面倒なのに,両ブログCMSの世話が結構大変になってきてうんざりしていた。

 そこで,一大事業になるのは目に見えていたが,サイトのコンテンツの管理をWordPressに一本化しようと思い立った。一本化の骨をどのCMSにするかということは前もって考えてみた。
 Xoopsをインストールしてみたことや,近頃のMovableTypeの使い心地や,この間,XREA上のWordPress3.2.1でのサブドメイン型のマルチサイトを構築したときのことから考えると,いろいろ問題はあるもののWordPressがいいかなと思ったわけだ。今の勢いを考えると,WordPressのマルチサイトの使いやすさが上がってくるのもそう時間はかからない気がする。いちいち動的にページを表示するのでサーバのその都度の負担は若干大きいかもしれないが,うちのサイト程度では,問題にもならないだろう。主なコンテンツは2つのブログだから使い慣れていない汎用CMSよりも使い慣れたのがいいだろうということもある。
 MovableTypeももともとオープンソースのMTOSを使っていたので,費用の点ではこちらも無料だが,Perl系のMovableTypeとPHP系のWordPressでは,素人には後者の方がアップデート管理がしやすい気がする。PHPは膏薬(?)のようにどこにでもくっつくので,そのせいだろうか。反面,セキュリティではあっちこっち危ないということがあるのだろう。

 (注) 半可通の書いていることなので,鵜呑みにしないようにお願いします。―笑

 で取りかかったのだが,「一大事業になるのは目に見えていた」という覚悟はしていたものの,大変です(号泣―爆)。

 何はともあれ,稼働中のサーバなのでどこかにテストサイトを作ろうと考えた。自鯖のWindowsXPでVirtualPCということも候補に入れたが,使っているPC上でやるのは性格からくるうっかりミスで,間違って何かを削除するのが怖い(実は,実際にやらかして青ざめ,そっからやりなおしたのっス。―恥)。で,この間使ったXREA上で未公開のままテストサイトを構築することにした。

 まぁ,2ブログの引っ越しまでは,あんまり問題もなくうまくいったんだ。大体29日には終わっていた。
 今,手を焼いてるのは,旧手書き部分用のWordPressテーマのカスタマイズとWordPressの投稿画面を使ってBBSを作ること。これも,ほぼ出来たんだけど,cssに手こずっている。cssはねぇ,むかーし,やったことはあるんだけど,どうもそのころから苦手で。こう書けばこうなるはずと思って,書いたstyle.cssをアップしてみると意図したようになっていない。これの繰り返し。その過程で,IEについて7以下は見捨てることにした。7については,全く環境がないのでテストができないし,6についてはあまりにもやんちゃなのでギブアップ。その昔cssをやったころは,IE6だけを念頭に置いておけば,ほぼ無問題だったんだけど,今日日は,IE8とIE9を蚊帳の外に置くわけにいかないし,IE6とこの2つは全くと言っていいほど挙動が違う。もちろん,IE6のほうが,仕様に準拠していないのだ。
 他の人気ブラウザについては,当初から最新版しか念頭にない(爆)。これは,IEを使わずに他のモダンブラウザを使っている方たちは,だいたい最新版にアップして使っているのが普通だろうという希望的観測がもとになっている。

 2ブログの引っ越しくらいまでは,メモを取っていたんだけど,そっから先はグズグズになって何をやったかよくわからん。後で一番必要なところなのに(泣^2)。そういうわけで,引っ越しくらいまで,報告しておきます。XREA+での話です。しかし,すごく長くなっているので残りは,次記事にします。

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WordPress日本公式キャラクター。

 ご存知の方も多いと思いますが,WP日本公式キャラクターの名前が「ワプー(アルファベット表記:Wapuu)」に決まりました。10日に一度別名に決まったのですが,既存のものとの兼ね合いで,12日に変更されました。

 このイラストは,WordCamp Fukuoka 2011(九州産業大学で2/19に開催)でお目見えしました。デザインは,カネウチカズコさんで,GPLライセンスになっています。

 名前の募集が始まったのは,6月25日でした。私も応募はしてみました(笑)。67個の候補が集まったそうで,投票は8月2日に開始されました。その集計の結果「ワプー」は2位だったのですが,1位の名前が既存の会社の名称とかぶるためこちらになったそうです。

 前置きが長くなりました。その「ワプー」を右サイドバーの下の方に載せるようにしてみました。redcockerさんが作られたプラグインを利用させていただきました。

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ネットワークの作成-#5。(accident)

 夕べ遅く,XREAのWordPressネットワークにアクセスしようとしたらできなかった。DNS設定ができていない旨のメッセージが出る。
 管理ページにログインしてみたら,ドメインウェブのdefault.example.comが消え失せていた。また,VALUE-DOMAINの方で見てみると,DNS設定で手動設定していたWordPress関係のサブドメインが,これも消え失せていた。よく読んでみたら,無料サーバでは,サブドメインは10個までと書いてある。これを間違えて20個していたのだが,このせいだろうか。他に原因があるとしたら,なんだろうか。

 とにかく,再設定してみた。サーバにアップされているファイル自体には,何も変わりはないようだ。

 DNS設定について,再度,www,mirror,www1を設定。ドメインウェブについては,default.example.comを復活させるのはやめて,現在使用中の先の3つについて設定し,NoDirで保存した。これで,問題なくアクセスができるように復旧した。このままで,また,しばらく様子を見てみようと思う。