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Windows

本家のお世話-#56。(AWStats7.1へのアップデート)

投稿アップデート情報  追記(4/24)

 AWStats7.1 が出ているので,アップデートしようと思い立った。いろいろすぐれた解析サイトもただで使える時代なのに,無理して AWStats 使わなくてもという意見もあるだろうけど……。 Win サーバなので,当然ながら awstats-7.1.zip を落としてくる。そういえば, ActivePerl もバージョンがかわっていたよなと思い出し, ActivePerl-5.16.1.1601-MSWin32-x86-296175.msi を落としてきて,これを先にインストール。

 ActivePerl-5.16.1.1601-MSWin32-x86-296175.msi をいつもの通り,いつもの場所に上書きインストールしようとしたら,「互換性がありませんので,別のディレクトリにインストールしてください」が出た。これ変えると, cgi の先頭パスを 全部変えなくてはいけない。最近, LINUX の勉強をしていて,こういうときは SymLink の貼り替えを使うみたいなので, Win だとショートカットを作ればいいのだろうか,それとも,通すパスだけやり替えてやればいいのかななどと考えたが,面倒になって前バージョンをアンインストールしてから,新バージョンをインストールした(爆)。インストールがうまくいったかどうかの確認の仕方は,「本家のお世話-#28。」と同じ。

 さて, AWStats7.1 のほうだが,まず使用中の awstats.myserverdomain.conf と awstats.model.conf を WinMerge で比較。カスタマイズのために変更した以下のところ以外違いはなかったので, awstats.myserverdomain.conf をそのまま使用する。うちのサーバの場合は,以下の6ヵ所を書き換えている。

  • LogFile=”/var/log/httpd/mylog.log”
  • SiteDomain=””
  • HostAliases=”localhost 127.0.0.1 REGEX[myserver.com$]”
  • DNSLookup=2
  • DirIcons=”/icon”
  • AllowAccessFromWebToFollowingIPAddresses=””

DNSLookup=2 や DirIcons=”/icon” については,環境が許せば,特に変えなくてもいいんだけど。

 使用中の httpd-awstats.conf も特に問題がないので,このまま使う。

 うちではいろいろなツールを使っていないので,使っている .pl は実は awstats.pl だけ(キッパリ←そんなとこで威張ってどうすんだ)。というわけで, awstats.pl の1行めを自分のサーバのperlの置き所のパスに直す。
(#!ドライブ文字:/~/~/perl なんちゃらです。)

 あとは,設置。普通に使える。と,思ったら大きな間違いだった。またまた,

  1. OSの参照がすべて不明になる
  2. 検索文字列が一切捕捉されない

になっちゃいまして(泣)。で, http://vouters.dyndns.org/public/awstats-7.0.pl.diff.tar.gz ( <--- これは,AWStats7.0 かつ ActivePerl-5.14.2.1402-MSWin32-x86-295342.msi のパッチ )を参考にして,自前パッチを作っちゃった(もとがさほど変わっていないから,そんな大層なものじゃないが―汗)。使う方は,どうぞ。これです。
 下の追記のように,7.1.1にアップデートしてから,パッチなしでちゃんと動いている。

 ここで, Win 上でのパッチの当て方を書いておく。この間,ドボンしているので,リベンジ。

  1. patch-2.5.9-7-bin.zip を落としてくる。
  2. zip を展開して, patch.exe をゲット。
  3. patch.exe の使い方だが,コマンドプロンプトから使う。今回, Win8 上で使ったが, patch.exe を普通のディレクトリに置いておけば,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要はなかった。また,しょっちゅう使うなら,パスを通しておいてもいいが,一番簡単なのは, pachh.exe , awstats.pl , awstats.pl.diff を一つのディレクトリに入れておいて, cd コマンドでそのディレクトリに移動してから,
         patch -u awstats.pl awstats.pl.diff
    を走らせる。瞬時で終わる。ハヤッ。

 この間,沈没した原因は, -u (diffがユニファイドだった)を使わなかったのと,間違って –binary オプションをつけたせいらしい。それから, diff ファイルの改行コードが LF だとうまくいかなかった。また,完成した awstats.pl の改行コードも CR+LF に変わってしまうので,必要ならば,後で直すこと。 ActivPerl , AWStats とも我が家と同じバージョンで,同じ障害が出る場合,上の zip を落として, diff を使ってみてください。うまくいくかどうかは,わかりません(断言―大汗)。

 それから,書き落としましたが, patch.exe を走らせる前に,awstats.pl と awstats.pl.diff の行指定が違っていないか,確認してください。

追記(4/24):
 Mar-08@20:19UTC に Ver.7.1.1 が出たが,これにアップデートしてから,上記のパッチ当てなしで,ちゃんと,動くようになった。

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Windows

本家のお世話-#55。(PHP5.4.10へアップデート)

 昨日は,冬至だったけど,南瓜とか柚子湯とかやった?うちは,南瓜だけ,煮て食べた。柚子も木にたくさんなってるけど,面倒で。そんな贅沢なこと言ってるとバチが当たるかな(汗)。

 さて,PHP5.4.10が Dec-20 @00:23:47UTC に出た。我が家用としては,VC9 x86 Thread Safe 版の php-5.4.10-Win32-VC9-x86.zip を落とす。

 Apache Lounge を見に行ったら, VC9 – PHP Handler の説明のところに,official PHP binary の 5.4.10 から php5apache2_4.dll が同梱されるようになったと書いてあった。実際,上の zip を展開したら中に php5apache2_4.dll があった。Apache 2.4 用の PHP Handler も,汎用性が増し安定してきたということか。

 ところで,いつも引用しようと思いながら忘れる Apache Lounge についての Steffen 自身の言及がある。ここで, Steffen は Apache Lounge で配布している Win binaries の有用性を説いているのだが,この中に,「The ASF provides binaries only as a convenience and at our leisure;」というStatement of the ASF からの引用がある。

 「なかなかはっきり言っているなあ。誰の文責によるものだろう」と思っていたのだが,今回,Steffen の言及にリンクを貼るにあたって,ソースを調べてみた。ソースは httpd-users mailing list での William A. Rowe Jr. による 「Upgrading OpenSSL without upgrading Apache. Can it be done???」に対する回答の中で現れたもののようだ。日付から言ってもこれで間違いないだろうと思うのだが,彼の発言だから,Steffen は「Statement of the ASF」のと書いたのかなあ。はじめ,もとの文章を The Apache Software Foundation Blog あたりで探したんだけど,見つけられなかった。 mailing list での個人に対する回答という以外の形で書かれたのがあるのだろうか。

 それはさておき,アップデートのほう。
 php.ini-productionは5.4.9からの変更点なしだし,上で書いたように, php5apache2_4.dll も同梱されているから,新旧のファイルを入れ替えて Apache をrestartするだけ。あっと,php.iniを入れ忘れないように!! 新規に導入する方は,「本家のお世話-#28。」を参考にしてください。

 忘れるところだった。MySQLも5.5.29にアップデートした。こちらの方も新規に導入する方は,「本家のお世話-#16。」を参考にしてください。ただし,MySQLのアップデート時に,msiのUIが変わっていたので,新規インストールのときも見かけは違うかもしれない。

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WordPress

WordPress3.5へアップデート(xrea,atpages)

投稿アップデート情報  追記(12/23)

 WordPress3.5 についてのアップデートを, xrea の s370 と @pages の www39 でやってみた。

 前にも書いたが, @pages の www39 での自動アップデートはうまくいかない。やはり,phpスクリプトでのアップロード制限に引っかかっているようだ。いくらになっているか不明だが,今回, Jetpack Ver.2.0.4(5.5MB程度)もうまくいかなかったので,Maxが5MBあたりではないかと思う。

 @pages のフリースペースの場合は,FTPでも一度にアップできるのは,10MB程度。どっちでやるにしても,アップデートが面倒なので,もう少し,上限を緩めてほしいなあ。まあ,うちの場合はメインで使っているわけではないから,それほど切実ではないが(爆)。

 @pages でのテーマを Twenty Twelve にしてみた。カスタマイズが楽になっているが,デフォは味もそっけもない。Twenty xxxxx 系列は「そのままで使えるというテーマ」のつもりだったが,ここまでデフォが味もそっけもないと,WordPress完全初心者が使うについてはどうなんだろう。確かに,ものすごくカスタマイズはしやすくなっているみたいではあるが……

 xrea の方は問題なく自動更新されたが,今回も WordPress のトップディレクトリの wp-app.php が消え残った。子ディレクトリにおいては,変更のあったファイルについて,自動で削除もやってくれるんだが,トップディレクトリのものはこの間も残った。トップにはいろんなものがある可能性があるということで用心なんだろうか。しかし,wp-という接頭詞は,そういうときの識別のためのものだと思うんだが。

 更新後の動作については,どちらの場合も問題なく動いているようだ。どっちも,あまり利用していないので,さしたるプラグインは使っていない。

追記(12/23):
 Twenty Twelve について上のようなことを書いたが,Twenty Twelve の基本的な考え方は,以下の通りらしい。よく調べないでうかつなことを書いてはいけないという見本のようなものだな(汗)。

 「3.5 には、新しいデフォルトテーマ Twenty Twelve(http://wordpress.org/extend/themes/twentytwelve) が含まれています。このテーマは、何も追加の作業をしなくてもモバイルデバイスで美しく表示されるレスポンシブなテーマです。Twenty Twelve は、WordPress のデフォルトテーマとしては初の、ブログだけではなく一般的なサイトでも使えるデザインとなっています。」  引用元は,ここ

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WordPress

本家のお世話-#54。(WordPress3.5へアップデート)

 今日,日本語版のWordPress 3.5 が出た。本家が昨日だから,すごく早い。Version 3.5 の Codex (すでに日本語訳もかなり整っている。)を見るとすごくいろいろ変わっているみたい。それでアップデートはびくびくだったんだが,特に問題なく動いてるようだ。よかった。ホッ。

 WordPressのルートディレクトリから, wp-app.php が消えた。Codex には,同様の機能はプラグインを使って再有効化できる,と書いてある。Trac にいろいろ書いてあったけど,そのせいでコアから消されたのだろうか。

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Windows

本家のお世話-#53。(PHP5.4.9へアップデート)

投稿アップデート情報  追記(12/1)  追記2(2013/2/14)

 本日ようやく(29 November 2012となってるが,多分ついさっきだね,向こう時間だから。今,うちのPCで00:51 JST),PHP5.4.9用のphp handlerが出たので,アップデートする。handlerが出るのを待っていたのだが,こんな話もあるようなので,mbstring.encoding_translation=On にしているサーバは対処したほうがいいかも。うちは,Offです。iniの設定は,「本家のお世話-#28。」と同じ。

 PHPのおニューはいつも通り,VC9のTS版を落としてくる PHP5.4.9(Nov-21 21:22:38 UTC)。待ちかねた5.4.9用のphp handler(php5apache2_4.dll-php-5.4-win32.zipに入っている。)を,Apache Loungeから落として,PHPのフォルダ内にコピーして使う。今回,php.ini-productionは5.4.8からの変更点なし。

追記(12/1):
 上記のこんな話の件,徳丸さんとこに検証と対処法の記事が出てるのに気づいたので,リンクを貼っておく。「PHP5.4.8、PHP5.3.18以前にhashdos脆弱性 」。

追記2(2013/2/14):
 php5apache2_4.dll でググって来られる方がおられるようなので,追記。 PHP5.4.10 から php5apache2_4.dll も PHP のオフィシャルバイナリに同梱されるようになりました。

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Windows

本家のお世話-#52。(PHP5.4.8へアップデート)

投稿アップデート情報  全然関係のない追記  追記2(2013/2/14)

 Win用のPHP5.4.8が出たので,アップデート。iniの設定は,「本家のお世話-#28。」と同じ。

 PHPのおニューはいつも通り,VC9のTS版を落としてくる。PHP5.4.8(Oct-17 22:45:30UTC),Apache Loungeから5.4.8用のphp handler(php5apache2_4.dll-php-5.4-win32.zipに入っている。)を落として,PHPのフォルダ内にコピーして使う。今回,php.ini-productionは5.4.7からの変更点なし。

全然関係のない追記:
 昨日は後の月(旧9月13夜)だったんだが,天気が悪くて雲で見えなかった。本日は打って変わって冴えわたる名月。うまくいかないもんだ。でも,きれいだから,外に出て,お月さんを見上げてみてください。⇒我が家の近くの方限定(爆笑)。

追記2(2013/2/14):
 php5apache2_4.dll でググって来られる方がおられるようなので,追記。 PHP5.4.10 から php5apache2_4.dll も PHP のオフィシャルバイナリに同梱されるようになりました。

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Windows

本家のお世話-#51。(phpMyAdmin3.5.3,MySQL5.5.28へアップデート)

 phpMyAdmin-3.5.3-english.zipとmysql-5.5.28-win32.msiにアップデートした。

 phpMyAdmin-3.5.3-english.zipの手動アップデート。

  1. phpMyAdmin-3.5.3-english.zipを展開する。
  2. 現在使用中のconfig.inc.phpを,展開して出来たフォルダ内のconfig.sample.inc.phpがある階層にコピーする。新規インストールの場合は,本家のお世話-#20。phpMyAdmin configuration storagephpMyAdmin 環境保管領域あたりを参照してください。ただし,3.5.0から若干仕様が変わっています。その場合はConfig/Serversなどを参照。
  3. 展開して出来たフォルダ内から,config.sample.inc.php,examplesフォルダ,setupフォルダを削除する。
  4. 現在使用中のphpMyAdminのファイルをバックアップする。
  5. 新しいファイルと古いファイルをそっくり差し替える。
  6. ブラウザのキャッシュを削除後,新しいphpMyAdminにアクセスする。
  7. 見慣れた画面が現れ,右下のVersion information が 3.5.3 になっていれば,完了。
  8. バックアップ等を削除する。

 mysql-5.5.28-win32.msiのアップデート。

  1. 現在のデータベースをバックアップする。
  2. mysql-5.5.28-win32.msiをインストール。新規インストールの場合は,本家のお世話-#16。を参照してください。
  3. インストール後,ウィザードを動かしても,新旧が変わらない場合があるので,MySQLサービスを停止・開始する。
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マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2757760)

 出ましたね。ここ2・3日忙しくて,Zero-Day Season Is Really Not Over Yetを見た後も記事を書き損ねて「ウーム」とか思ってたら,早速出ましたね。

 関連するMSの記事としては,以下のようなところですね。
     マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ (2757760)
     マイクロソフト セキュリティ情報 MS12-063 – 緊急
     CVE-2012-4969  <<—  ここはMSのサイトではない。

 「Zero-Day Season Is Really Not Over Yet」を読んでもよくわからなかったのが,正直なところだけど―特に後半は。「リモートでコードが実行される」というのは大変な問題なので,速やかにパッチを当てましょうネ。更新プログラムの履歴に KB2744842 (成功)があれば,既に,システムはパッチされてまーす。

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Windows

本家のお世話-#50。(PHP5.4.7へアップデート)

投稿アップデート情報  追記(2013/2/14)

 Win用のPHP5.4.7が出たので,アップデート。iniの設定は,「本家のお世話-#28。」と同じ。

 PHPのおニューはいつも通り,VC9のTS版を落としてくる。PHP5.4.7(Sep-13 01:18:16UTC),Apache Loungeから5.4.7用のphp handler(php5apache2_4.dll-php-5.4-win32.zipに入っている。)を落として,PHPのフォルダ内にコピーして使う。今回,php.ini-productionは5.4.6からの変更点なし。

追記(2013/2/14):
 php5apache2_4.dll でググって来られる方がおられるようなので,追記。 PHP5.4.10 から php5apache2_4.dll も PHP のオフィシャルバイナリに同梱されるようになりました。

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本家のお世話-#49。(WordPress3.4.2へアップデート)

 いつもに比べてアナウンスが遅いなあと思っていたWordPress 3.4.2の日本語版が,本日リリースされた。メンテナンスとセキュリティの関係ということ早速アップデート。

 本家はマルチサイトなので,アップデートすると上部に,
 「更新していただきありがとうございます ! ネットワークの更新ページへ移動して、すべてのサイトをアップグレードしてください。」
が表示される。リンクをクリックして,
  Update Network
に行き,
 「You can update all the sites on your network through this page. It works by calling the update script of each site automatically. Hit the link below to update.」
の左下にあるボタンをポチッと。

 ついでに,XREAと@pagesも3.4.2にした。XREAは自動でできたが,@pagesは無理。これはやはりアップロードファイルのサイズ制限のせいだと思う。

 更新後の動作については,3つとも,特に問題無し。