カテゴリー
WordPress

WordPressのテーマでゼロデイだって?!

 なんか,TwitterでScottが「WordPressのテーマでゼロデイだって」とつぶやいていた。時差はあるとはいえ,日付は2日になっているのに,Twitterをほとんど見ないので,今気づいたという体たらくなんだけど,チェックしてみたら自鯖のWordPressについては,問題なかった。

 XREAのほうの「ネットワークの作成」で使っているテーマを調べたら,「delicate」がthumb.phpという名で問題のtimthumb.phpを使っていたので,脆弱性を回避するための方法として書かれていたように,
    $allowedSites = array (
     ‘flickr.com’,
     ‘picasa.com’,
     ‘blogger.com’,
     ‘wordpress.com’,
     ‘img.youtube.com’,
    );
のところを$allowedSites = array ();に直した。/delicate/cacheにも,/tmpにも,幸いにして怪しいファイルはなかった。もし,ハックされてるかどうかは,WordPressのインストールディレクトリで,base64_decodeのあるファイルを確認する。base64_decode関数の括弧内にエンコード・ストリングの長いのが見つかったら,多分ハックされてるって。

追記:
 「セキュリティホール memo」さんでも報告があっていた。

追記2:
 A secure rewrite of timthumb.php as WordThumb (魚拓です) を読んでて気になったので,縦書き集のcURL関数に, curl_setopt ($curl, CURLOPT_TIMEOUT_MS,5000); を追加。PHP5.2.3未満,cURL7.16.2未満だと,CURLOPT_TIMEOUTじゃないと使えないだろう。value の適切な設定値が分からないので一応5秒に設定。

追記3(8/6):
 今回の脆弱性の修正が施されたTimThumb 2.0がリリースされた。
http://timthumb.googlecode.com/svn/trunk/timthumb.php ☜ Google Code のサービスの終了とともにリンク先も消えたので,今掲載しているのは,魚拓である。新しい TimThumb のリポジトリは GitHub にあるようだが……。(2016.5.13 追記)
で配布されている。私は,まだ未検証。帰宅後,試すつもりです。

追記4(8/6):
 帰宅後,試すつもりと書いたのだが,帰ってきてXREAのWordPress3.2にアクセスしたら,早くも,Delicateのバージョン: 3.4.4の通知が来ていた。早速アップデート。したのち,確認したら,thumb.php,custom-thumb.php,cacheがきれいさっぱりなくなっている。えーっ,それはないよ。timthumb.php ver.2.0が試せないじゃん。テストサイトだから,そんなとこまでローカル・バックアップ取っていないし。アップデート前に試してみるべきだった。アチャーッ。

カテゴリー
everyday life

ウォシュレット-#3。

 本題に入る前にお約束を書いておこう。「ウォシュレット-#2。」を読んでくださった方は,またかと思うだろうが,ご容赦ください。
 TOTOのパーツセンターの注意書きに,朱書きで次の文章が書いてある。この注意書きは,販売できないことしか謳っていないが,販売しないということは,言外に,ユーザーがこれらの修理に手を出すことは認めないし,何かあっても関知しないということ言っているのである。今からこのブログで書くことを,メーカーは勧めていないし,何かあったときにも賠償はしてくれない。当サイトも,同じ方針である。やってみようと思う方は,あくまでも自分の責任で行なうようにお願いする。

  • お客様へ末永く安全・安心にご使用いただくために、お客様での修理・交換が出来ない部品(例:ウォシュレット・給湯機等の内部部品や電装部品)に関しましては、販売ができません。あらかじめご了承願います。

 さて,本題。  (ところで,この部分は電右衛門さんの掲示板では,記事No.135~No.166になる。)

 で,「やったぜ」ってことだったんだけど……
 20日の23:00に組み立て終わり,電右衛門さんのところ(記事No.130)に任務完了の報告を書いて,床についた。21日の朝から気持ちよく使用しだしたのに,夕方辺りには,なんか変だなという感じ。一晩待って,22日の朝,ありゃーっ,水漏れしてるワということになった。すぐに,電右衛門さんに報告したら,「早速にもカバーを取って,漏水場所を特定して下さい。漏れてるカ所が解れば,今のo6asanさんなら対処法が考えられます」という温かい励まし。気を取り直して,再修理に取り掛かる。

  1. 図1

    裏側からよく見ると,図1の上側の画像の赤丸のところから漏れている。反対側を考えると,前の修理中に漏れていたところが,これの真上になる。しかし,図1の下側の画像のようにカバーを外してじっくり見ても,前と違い見える側では漏れていない。今回の漏れは,上からでは全く見えない部分で発生しているようだ。

  2. 電右衛門さんの指示で,漏水原因が水の熱膨張のせいか,水圧だけによるものかを確かめるために,電源を切って漏水の具合を見る。漏水がわずかなので一晩放置した結果,水圧だけでも漏れることが判明した。
  3. 水基板は,左右2個だと思うという電右衛門さんの言葉で,水漏れの可能性のある部分に関係ある図2の赤丸の2個のネジを外し,様子を観察。やはり,漏れているのは,温水タンクのようだ。
  4. 図2

    裏側から水抜きの栓を外す。水がかなり出るので,注意。左の基板を引っ張り出しにくいので,図2の青丸の黒パイプも外す。これも,まだかなり水が残っている場合がある。

  5. 温水タンクを外すために,蓋のプラスチックと十字ゴムを外す(図2の白丸)。ノズルへの給水管と,排水桝につながっている2本のパイプも外す。左側の基板をいろいろなコードに注意しながら,温水タンクのほうから引っ張り出し,タンクの9個のネジを外す。開けると,図3のような状態だった。
    しかし,温水タンクより左側と温水タンクのある側では,コードの接続方式が違う。温水タンクより左側では基本的にPCの内部でもよくみられるようなソケット方式だが,温水タンクのある側では基本的にはんだ付けで防水カバーを被せた方式だ。こちら側は,単なる湿気ではなく,実際に水に濡れることを勘定に入れているのだろう。

    図3

    ところで,「ウォシュレット-#2。」のごく初めのころに,juneさんが「おまえもか・・ウォシュレットTCF331」という記事を見つけてくださったのだが,ここで見ていた温水タンク内の画像の実物に,やっと対面できた。しかし,我が家のは緑の苔状のものに覆われている。水道管にも銅管はあるらしいが,うちのあたりは違うので,これが緑青だとしたら,図3の白丸の部品が怪しいと思う。

  6. 劣化の激しいパッキンは,ペッチャンコ+固くなっていて,引っ張ったり曲げたりしたら,すぐに破壊されそうだった。
    juneさんが探してくださったページと同じようにゴムシートを買ってきて補強するのが,正規品のない状態ではベストだろう。ホームセンターにあると思いますよとjuneさんに教えていただいたので,近くの店に行って切り売りのゴムシートを10cm買ってきた。61円だった。

    図4

    で,パッキンを作ってみた。型貫きしてハサミで切った。うまくカットできてなくて不細工なのが,また水漏れの原因になるのではないかと心配だが,これをもとのパッキンの平たい方にあてがって補強し,組み直した。その前に,緑の苔もできるだけきれいに取り除いておいた。(図4)
    ネジが9本もあるので,車のタイヤと同じように均等に締め上げることに,注意!!

  7. さて,設置。ただし,前回で懲りたので,図5のように裸の状態で,仮置き。前科のある温水タンクの下あたりにはタライも見えるね。2・3日試して,漏水なし,無事作動を確かめてから,本設置の予定(29日 19:00)。

    図5

 一夜明けて,全く水漏れしていないのを確認。夜の間(19:00-7:00)の使用も問題なかった。

 ところで,実は前回の組み上げ後もう一つ困ったことがあった。ウォッシャーの水勢が,家屋内の他の水の使い方で,ものすごく激しく影響を受けるのだ。電右衛門さんの話では,止水栓を絞りすぎるとそうなるらしい。しかし,前回は温水タンクのところの漏水の問題があって,止水栓をそれ以上開けられなかった。今回,温水タンクの漏水が解決したので,止水栓を屋内の他の蛇口の影響を受けない程度まで開けてみた。すると,網戸のゴムビートで補強したところからの無駄水が復活してしまった。そういう訳で,改めて補強具を作り直し。

 補強具のところを開けてみると,鉄サビが出ていた。切断面から水が浸入して錆びたようだ。赤サビだというのが困る。被覆銅線がないのだが,それでも銅の方がましかなと思い,今回は接着剤で付けた後,銅細線で巻き上げた。

 止水栓の開きも大きくしたし,補強具も作り直したので,今晩(30日)もう一晩仮設置のままにし,問題がなければ,明日,本設置の予定。

 えーっ,明日(31日)です(笑)。水が漏れています(泣)。
 まだ,じかに開けて確認していないので,はっきりわからないが,温水タンクとは,別のところの模様。右側の水基板のどこかからのようだ。止水栓の開きをもとの位置に戻し,補強具も元に戻して様子を見ている。しかし,一度漏れ出すと,温水タンクのところと同じで,何かしてやらないと止まらないだろう。何しろ古い製品だから,補強してやると他の部分に無理が来るってことだね。
 どうしようかなぁ。ここまで来て癪だけど,そろそろギブアップ時期かしらん。今日で7月も終わりだし,大概,不便さを我慢してきたけど。まぁ,やめるにしてもここまで来たら,一度もばらしていない右の水基板のところはばらしてみておくべきだろうね。後学のために(笑)。

カテゴリー
WordPress

ネットワークの作成-#4。

本題の前にボヤキをちょっと。
うちの近くのMrMaxの話なんだけど,別に店の悪口ではないヨ。どこの店にだって,ああいう人はいるだろうからネ。でも,どこかでひとこと文句を言いたくて,ここになったわけ。発端は,23日に,友人の代わりに地デジチューナーの問い合わせをしたこと。まぁ,チューナーの対応をここまで放っておかなくてもと思うんだけど,そこはそれ,いろいろ事情もあるから。そのことは,今回の話には無関係。
MrMaxに電話して,接続端子の話になったら,相手の女性が詳しい者と代わりますと言って,別の男性と代わった。よくある話ダ。ボヤキというのは,この男(の子?)のこと。この男(の子?)が,コンポジット端子とコンポーネント端子を間違って覚えていた。まぁ,間違って覚えるくらいよくある話で,自分が間違っているにもかかわらず,相手を言い負かしてしまう(私自身のことだ―爆)こともない話じゃないから,それはいいんだ。だけど,自分が間違っているくせに,私のことをバカにしたような言い方が気に入らなかった。喧嘩するのも大人げないし,友人の代わりに電話してるんだから,用件を済ませなきゃ子供の使いみたいだから,置いといて話を進めたけど,やっぱり,ずーっと残る。こういう我慢て,精神衛生上によくないね。喧嘩したほうがよかったかなぁ。(溜息)
結局チューナーは売り切れ,在庫待ちで,友人に代わって私がネットショップで頼んだ。この人は,ネットをやらないんだ。今回は,便利だねぇ,とは言っていたが……品物は,まだ,着いていない。

閑話休題。本題に入ろう。

WordPress元々の「動画の追加」では,リンク形式でしか挿入ができない。こんな感じ。Wshlt1

 でも,自分のブログに動画を貼ってみたいということもあるだろう。たとえば,右のように。  ホークスの宗リン,ご存知ですか―本題と関係ないけど。(笑)
これは,YouTubeのものだが,ここで問題が発生。シングルサイトのWordPressではVer.3.2でもいまだに可能なのだが,「ネットワークの作成」をしたWordPressでは,タグのチェックが厳しくて,<iframe>,<embed>,<object>が使えない。この辺を緩めるのは,セキュリティ的に怖い面もあるが,今回の実験では無問題だろうということで,ちょっと古い情報だが,こちらを参考にUnfiltered MU Ver.1.3.1を入れた。無事,タグが使えるようになった。
さて,動画をYouTubeなどから持ってきて貼るのならこれだけでいいが,現時点で,自作の動画を自サーバにアップしてサイトに張るのには,まだ問題がある。結構面倒だからね。<object>タグ内に<embed>タグを入れ子にして,種々のオプションをつけたHTMLを書いてやらないといけない。
ネットワークの作成-#3。」で,ビジュアルエディターがXREAで使えるように手直ししたことを書いたが,ビジュアルエディターを使うというのは,基本的にHTMLには触れずにサイトを作るということだから,ビジュアルエディターから動画をタグ付きでアップできるプラグインが必要だろう。ということで,TinyMCE Advanced Ver.3.4.2.1を入れてやることにした。
もう少し,新しい形のタグを入れてくれる動画プラグインもあったが,当分は,既存のタグも扱えるTinyMCE Advancedのほうがいいだろうという判断をした。TinyMCE Advancedで動画を貼る場合は,先に,メディアとして,アップロードしておく必要がある。また,アップロード先のURLも覚えておかないといけない。ここが,少し面倒。それでも,手書きでタグを挿入するのに比べればましだよね。

追記(7/28):
Kairiさんからコメントをいただきましたので,ちょっと書き直しを!! <iframe>,<embed>,<object>を使わなくても,YouTubeなんかは,URL をそのままコピーして貼るだけで,プレーヤーが出ます。大手の動画サイトに関しては,たいていこの手が使えます。http://wpdocs.sourceforge.jp/Embedsなどを参照してください。いまのところ自作で自サイトにおいてある動画には,これが使えないです。
なんかも,インラインのリンクにしかならないんだよなぁ。サイズ設定まで入っているのに,なんで対応してないんだろ(溜息)。

カテゴリー
everyday life

ウォシュレット-#2。

 「ウォシュレット。」への電右衛門さんのコメントに力を得て,TOTOのウォシュレットSX TCF331の修理に取り組んでみた。始めたのは,7/8(金)だった。ほぼ2週間の経緯を,ここでは整理して書いていくが,手探り状態の実況を読みたいという方は,ぜひ,電右衛門さんの掲示板(記事No.37~No.131)にお運びいただきたい。

 話を始める前に,お約束で以下のことを書いておこう。TOTOのパーツセンターの注意書きに,朱書きで次の文章が書いてある。この注意書きは,販売できないことしか謳っていないが,販売しないということは,言外に,ユーザーがこれらの修理に手を出すことは認めないし,何かあっても関知しないということ言っているのである。今からこのブログで書くことを,メーカーは勧めていないし,何かあったときにも賠償はしてくれない。当サイトも,同じ方針である。やってみようと思う方は,あくまでも自分の責任で行なうようにお願いする。

  • お客様へ末永く安全・安心にご使用いただくために、お客様での修理・交換が出来ない部品(例:ウォシュレット・給湯機等の内部部品や電装部品)に関しましては、販売ができません。あらかじめご了承願います。

 さて,話を始めよう。当たり前だが,まず,「ウォシュレット。」の手順で,TCF331を取り外す。ところで,画像上の数字は丸付きだが,文章内は,環境依存文字の関係で,括弧付きで行きます。

  1. 図1

    とにかく開けなければいけないので,図1の(1)のつまみと,(2)~(6)までのネジを外す。つまみは,上に引っ張れば抜ける。(7)~(10)に爪があるので,折らないように気を付けて外す。

  2. 図2は開けたばかりのところ,ほこりだらけだね。(1)のところには,便座ヒーター用のコードがソケットでつながっているので,無理やり引っ張らないこと。ヒューズをつくづく見てみたが,切れていないみたい。開けてはみたが,どこをどうすればいいのか,さっぱりわからないので,この時点で電右衛門さんの掲示板に駆け込んだ。
    図2
    • (2)はウォッシャーのノズル。
    • (3)は排水管。右のほうに同じ番号のパイプがあるが,これが排水管につながっている。排水といっても,実体はあふれた水が出てくる管で,一度使われて後の排水とは違う。
    • (4)は排水溝で,見えている中では(6)と(7)がこれにつながっている。これも(3)と同じで,あふれた水が出てくる溝。
    • (5)はウォッシャーへの給水管で,右のほうにある(5)のところにつながっている。
  3. 図3

    図2の水道接続ジョイントにつながっていた給水管を,そっち側だけ外して,水勢テスト(図3)。用心しながらやっていたのだが,分岐金具止水栓を5°ばかり緩めたら,一気に勢いが強くなって1mばかり吹き上げ,頭から水をかぶってしまった。ということで,ここは問題なし。

  4. 最近のウォシュレットだと便座スイッチがあるらしいが,TCF331は出始めの機種なので,便座に人が座っているか座っていないかを判断して,ウォッシャーの水をコントロールする機能は,ついていなかった。
    図4

    そういえば,出始めのウォシュレットで,なんだろうと思ってスイッチを押したせいで,ずぶ濡れになったって話が,結構あったよね。したがって,つなぐのは給水管と電源だけで,テストの準備は完了(図4)。すぐに,セットしたり外したりできるように,便座はボルトで留めないほうがよい。

  5. ウォッシャーのノズル自体は壊れていなかったようで,水を出したまま引っ張ったり押したりしていたら,超スローだが,伸びてくるようになった(図5)。
    図5

    汚れがひどかったので,きれいに掃除した。また,ノズルの出し入れに関係するゴムベルトが少し劣化していた。20年物としてはましだと思うが,超スローな動きの原因のひとつはこれだろう。画像では,ノズルの左の管からも相当量の水が出ているが,この時点では,これが単なる余剰水の排水管であることは,分かっていなかった。

  6. ウォッシャーのノズルのチェックのために,水勢を最強にしてみた。正常品だと,60cm~70cmの高さまで水が上がるらしいが,30cm~40cm位しか上がらないし,図2の(3)から出る水の量が全然といっていいくらい変わらない。
  7. 図6

    図6の3本のネジを外す。左側の小さい窓内は上が外した部品(十字ゴムとプラスチックの蓋)の裏表,下は外した後の受けのほうの状態。画像を撮ったのが別の段階なので,はまっていたパイプや蓋と同じ色の貯水枡なども外れている。この時点では,パイプは1本も外していないし,枡もついたままなので,気を付けること。

  8. 図6の十字ゴムはかなり白く汚れていたので,きれいに掃除した。画像でプラスチックの蓋に張り付いているパッキンは,そのまま使った。プラスチックの蓋を外したまま,弁になっていると思われる十字ゴムを指で押さえ,ウォッシャーテストを行ったところ,蓋を外したままではノズルからは全く水が出なくなった。
    図7

    図2の(3)から出る水の量は相変わらず。ひとつ新たな問題が発生。十字ゴムを押さえたまま,水圧を上げたとき図7の赤丸の部分から水漏れがあった。やはり,あちこち弱っているんだなぁ。

  9. プラスチックの蓋をセットしてネジを留め,ウォッシャーテストを行ったところ,ノズルから水が出る。図6の下側の小窓の青矢印経由の水が,白い不透明の給水管に送られるためには,蓋をしておかなくてはいけないようだ。図2の(3)から出る水の量は相変わらず。
    図8

    しかし,ノズルから水が出ているのは,実は大進歩。この修理に取り掛かる前は全く出なかったんだから(図8)。

  10. ここで改めて,4本のパイプを流れる水の方向を確認したところ,図9のようになっていた。また,オレンジ色の線で囲んだ基板をめくってみると,緑の矢印で示されたパイプを通る水だけが,ノズル横の排水管を通って排出され,(ア)(イ)を通る水と(ウ)からあふれる水は,図9の小窓で示すような白い矢印方向にまとめられ,ノズル横の溝のほうに排出されることが分かった。
    したがって,4本のパイプを流れる水のうち,ここまでに全く改善していないのは,緑の矢印で示されるものだけであることが判明した。この水がどこからきているか探すことにした。
  11. 黒い帯状のコード下を見せてほしいという電右衛門さんからの指示で,表示基板を外し,図10の赤丸のネジを4個外して,蓋をめくると,ここにも十字ゴムがあった。
    図9

    このゴムもそれほど劣化しているようには見えなかった。図6の十字ゴムと比べてもそれほど汚れているようにも見えなかったが,ひとまず,このゴムやはまっていた管の頭部分をきれいに掃除した。そうそう,表示基板を外すときの注意として書いておくけど,押さえ金具とバネをなくさないようにね。

  12. このゴムを指で押さえて,通水試験をすると,ビンゴ。図2の(3)からの水がぴたりと止まった。ただ,ここでひとつ,後で問題を引き起こす不具合が起こっていた。図7の赤丸部分の水漏れがここでもやはり起こるのだ。
  13. 図10

    十字ゴムを指で押さえる代わりに,押さえになるものを,この間網戸を貼ったときのゴムビートの残りで自作した。温水に強くて,弾力があって長持ちのする物なら何でもよいのだが,家にあるものでほかのものが思いつかなかっただけの話。太さが1本分では足りなかったので二重に巻いて太くし,接着剤で張り合わせたが,心もとないので,上から被覆付きの細い針金で締めた。圧力を測る装置などないので,何度も試験して,気長にゴムの長さを調節した。(図11)

  14. 後は組み立てるだけ。その前に,適切な水勢を調べ,そこのところで止水栓に印をつけた。組み立てるときに気になったのは,図7の赤丸部分の水漏れ。指の入る範囲はゴム糊で目張りしてから,組み立てたんだけどねぇ。

    図11

 何はともあれ,一件落着。これが,21日の話。下の動画を見てください。GOODでしょ。
 で,「やったぜ」ってことだったんだけど,後日談があるのだ。orz


 
追記(7/31):
 上には書いていないが,ひとつ疑問に思っていたことがあった。なぜ,十字ゴムの補強にあんな長さの補強具がいるのだろうということだ。もともと,十字ゴムの構造と圧力発生のメカニズムが,今一つ,つかめていない。十字ゴムの頭(十字側)のほうにバネでも入っていたのだろうかと,不思議に思ってきた。
 昨夜,juneさんの掲示板に別件で書き込みをしたときに,juneさんが
> 私は十字の所に追加されたゴムの厚さが気になって眠れません(嘘)
> 素材にもよるのでしょうが、バネの効果が生かせるなら
> 追加ゴムの高さは1mm以下だと思うのですが・・・・
> ブログを拝見させていただいた限りかなり厚めのようですね?
> もっとも、何回も調整されての結果とお書きなので
> 私の思い違いかも?です。
と書かれていた。ああ,やはり同じところを不思議に思われるのだなと思い,ブログを読む方もそうだろうなと思って,この追記を書いている。補強具に使った材料の性質にもよるだろうが,なんでなんだろう。ゴムを指で押さえて無駄水を留める試験をした時点でも感じたことだ。十字ゴムを置いてあるだけで,この指で押さえているほどの力が得られるのだろうか?と。
 何か根本的に思い違いをしているのだろうか。

カテゴリー
WordPress

WordPress File Monitor Plus 1.3

投稿アップデート情報  追記 追記2(2013/8/15) 追記3(2017/1/24)

 WordPress File Monitor Plus 1.3 が出た。早速,入れてみた。リリースの前に,Scottがベータ版を送ってくれたので,同梱の日本語ファイルは1.3対応になっている。

 プラグインを自動インストールした場合はインストール後に,zipを解凍後アップロードする場合はアップ前に,/languages/のwordpress-file-monitor-plus-ja_JP.mo を wordpress-file-monitor-plus-ja.mo にすれば日本語表示になる。

 今回から,「インストール済みプラグイン」の説明のところも日本語にすることができた。Scottに,wordpress-file-monitor-plus.phpに
     Text Domain: wordpress-file-monitor-plus
     Domain Path: /languages
の2行を追加してもらい,私の方で,wordpress-file-monitor-plus-ja_JP.poに
     msgid “Monitor your website for added/changed/deleted files”
     msgstr “このプラグインはサイトのファイルの追加/変更/削除についてモニターします。”
の2行を追加して,poeditに.moを作らせたら,表示されるようになった。(パチパチ)

追記:
 今回の学習に伴い,SimilarPostについても説明のところを日本語に変えたものを作ってみた。右下のいろいろのところから落とせるのも,同じものです。

追記2(2013/8/15):
 「Similar Posts」のサポートが止まって長いので, Yet Another Related Posts Plugin を使うことにした。こちらには,はじめから日本語化ファイル(プラグイン作者自作)が付いている。どうも日系の方みたい。

追記3(2017/1/24):
 WordPress File Monitor Plus は開発終了の模様。 Fork として WordPress File Monitor があるのでそちらを使うといいと思う。

カテゴリー
WordPress

ネットワークの作成-#3。

投稿アップデート情報  追記(2012/7/16)

 17日(日)の午前0時過ぎに,弄り回していた「WordPressのネットワークの作成」関係のDNS・ドメイン関連の設定が終わって,眠りについた。午前7時ごろに起床して,いつも通り,wwwcを起動して,TODOS(記事No.37~)やら,juneさんとこ(記事[4266])やら,電右衛門さんのとこ(記事No.104)を見に行ったら,一大事(単に私のドジ設定です)が起きていた。その経緯については,「ネットワークの作成。」に追記したが,皆様,まことにお騒がせしました。平にご容赦!!

 で,その手当てが終わってから,りりさんにアカウントを送って使い勝手を見るのに付き合ってもらった。

 このブログで使っているのもWordPress3.2で,インストールしたのは同じwordpress-3.2-ja.zipなんだが,「ネットワークの作成」にすると使い勝手が全然違うね。まぁ,複数の人が使う形だから,自分が日ごろ使わない使い方をするわけで,人数が増えただけいろいろトラブルが出るのは当たり前かもしれない。今回はたった二人なんだけど(笑),それでも結構いろいろある。さて,番号を付けて書いていこうかナ。

  1. 固定ページをトップにすると,HOMEとその固定ページとダブルになってしまう件。
    これ,言われてから自分でやったら,二重にならない。あれっと思ったら,使っているテーマによって違っていた。そのとき,私が使っていたのは,現在のデフォルトテーマ「Twenty Eleven 1.2」,りりさんが使っていたのは,「AtahualpaのVersion 3.6.7」。
    まぁ,これは格好悪いけど,ブログの利用ができないわけではない。しかし,だんだん「Twenty Eleven 1.2」の仕様とそろっていくんだろうか。本体の変化が速すぎて周りがついていけてないんじゃないだろうか。
  2. ビジュアルエディターが使えなかった件。
    どうやら,XREAのサーバがgzの解凍をサポートしてなかった模様。XREAに確認はとっていない。WordPressのバージョンは違うが「Windows サーバーでビジュアルエディタが使えない (http://digitalbox.jp/happy-go-lucky-computing/wordpress/unused-wordpress-visual-editor-on-windows-server/)」の情報で解決。
    wp-tinymce.js.gz を展開して wp-tinymce.js を作成。これを wp-tinymce.js.gz のあったディレクトリにアップロード。wp-tinymce.phpを開いて,

    if ( isset($_GET['c']) && 1 == $_GET['c'] && isset($_SERVER['HTTP_ACCEPT_ENCODING'])
    	&& false !== stripos($_SERVER['HTTP_ACCEPT_ENCODING'], 'gzip') && ( $file = get_file($basepath . '/wp-tinymce.js.gz') ) ) {
    	header('Content-Encoding: gzip');
    	echo $file;
    } else {
    	echo get_file($basepath . '/tiny_mce.js');
    }
    exit;
    

    の部分をコメントアウト(あるいは削除)し,以下の2行に書き換える。
            echo get_file($basepath . ‘/wp-tinymce.js’);
            exit;
    これはなんで wp-tinymce.js.gz を使っているんだろう。はじめっから wp-tinymce.js にしてたらなんか不都合でもあるのかな。

    追記(2012/7/16)
     上記のことについて,Xreaではwp-includes/js/tinymceの直下に,以下の内容の.htaccessを置くことで,同様の効果を得ることができる。
       <Files wp-tinymce.php>
       AddHandler application/x-httpd-php5cgi .php
       </Files>
     Xreaの場合は,こっちを使ったほうが簡単だし,バージョンアップのときも気にしなくてよい。

  3. メディアの表示ができない件。
    メディアのアップロードはできるが,サイトに表示できなかったので,真っ先にmod_rewriteを疑ったが,.htaccessの記述に詳しくないので,どう書き直せばいいか分からない。いろいろググっていたらこんなのがあった。
            # uploaded files
            RewriteRule ^files/(.+) wp-includes/ms-files.php?file=$1 [L]

            RewriteEngine On
    の直下に移動する。しかし,まだうまくいかない。そこで,アップロードとなれば,PHPでホスト上にファイルを作る話になるから,セーフモードに引っかかっているのではと思い,.htaccessに次のディレクティブを追加してみた。
            <Files ms-files.php>
            AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
            </Files>
    ビンゴ!! うまく表示されるようになった。

 話は,まだまだ進行形なのだが,ちょっと長くなったので,このあたりで中休みということにしよう。

 ところで,りりさんが,「ネットワークの作成」という用語について,「わかりにくいんじゃないでしょうか」と言っておられた。実のところ,私も違和感があったのだが,インストール後,WordPress3.2 をこの形で使っているうちに,開発者たちがネットワークと名付けた意味も,分かってきた気がする。「ネットワークの作成」の一連の話が終わるころには,もう少ししっかりその辺を把握できるだろうから,そのころにもう一度この件に触れてみたいと思う。

追記(8/13):
 読み返していたら,「一度この件に触れてみたいと思う」なんて書いてある。大したことを把握したわけじゃないんだけど,宣言した手前,一応触れておく(苦笑)。
 開発者たちが,それまで別枠になっていたWordPressMUの機能をWordPress3.0で本体と一本化したときに,multi-userという名前を捨てて,ネットワークということにしたわけだが,彼らの頭の中には,Social Network Service (SNS) があったんじゃないかと思う。何の根拠もない私見だが,WordPressに複数のユーザを作って,ユーザ間の権限をいろいろ設定してみて,つくづくそう感じた。そして,そのネットワークには各自の独立したブログも書けるってわけだ。そして,SNSと違うのは,原則としてそのネットワークに参加していない人にも,ネットワーク内のブログが読めるってことだ。なかなか面白くなるコンセプトだと思う。

カテゴリー
WordPress

ネットワークの作成-#2。

 WordPressのネットワークインストールが終わったら,ログインしてネットワーク管理者になり,「設定」>>「ネットワーク設定」から初期設定言語をJapaneseにする。しかし,日本語版を使ったのになんでデフォルトで英語のままなんだろう。それから,テーマとプラグインをいくつかインストールしておかなくてはいけないようだ。これのインストールが,ネットワーク管理者しかできないらしい。

 さてここからしばらくは,シングルサイトの場合でも同様。

 何はともあれ,プラグインAkismetとWP Multibyte Patchを有効化。

 XREAに設置したWordpressの自動アップデートを有効にしたい場合は,PHPをCGI版で稼動させる必要があり,Wordpressの設置ディレクトリの.htaccessにAddHandler application/x-httpd-phpcgi .phpを記述すればよいということを書いたサイトがあったが,これだと,すべてのPHPをCGIで動かすことが可能になり,なんかいやだなと思っていたら,必要なファイルだけについての設定をするように書いたサイトがあって,「WordPress 自動アップデートを XREA や CORESERVER で使えるようにする (http://www.templatestyle.in/item/wordpress-auto-update-xrea-coreserver.html だったが,古い記事は消された模様)」を参考に,以下の<Files>ディレクティブをWordpressの設置ディレクトリの.htaccessに追加記入。

<Files upload.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</Files>
<Files update.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</Files>
<Files update-core.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</Files>
<Files plugin-install.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</Files>
<Files async-upload.php>
AddHandler application/x-httpd-phpcgi .php
</Files>

 これで自動アップデートしようとしたら,接続情報が表示されて,「開始」をクリックしたら,「エラー: サーバー接続中にエラーが発生しました。設定を確認してください。」が表示されていたのが,よくなった。また,テーマおよびメディアのアップロードのために,ドキュメントルートにtmp,wp-contentの直下にuploadsを作って,パーミッションを707にしておく。忘れるところだった。wp-config.phpの /* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */ という行より上にdefine( ‘WP_TEMP_DIR’ , ‘/virtual/ID/public_html/tmp/’);
を追加しておくこと。

 ダッシュボードのJavaScriptがまともに動いてくれないなと思っていたら,XREAの自動挿入の広告のせいだった。はやわかりXREAの「自動挿入広告」のFAQのページを読んで,ダッシュボードには広告を挿入しなくても違反にはならないと判断し,wp-adminの直下にLayoutIgnoreURI * を記入した.htaccessをアップしたら解決した。

 あとは,使ってみること(笑)。協力ユーザを何カ所かお願いしてみたけど,いいお返事は来るだろうか。

カテゴリー
WordPress

ネットワークの作成。

 今日は,7/16(土)です。先日(7/13)書いた当記事を少し書き直します。実は,http://新サイトドメイン.ユーザアカウント.s***.xrea.com/ がうまくいかなかったので,XREAのサポートフォーラムで聞いてみたところshimixさんからレスがいただけました。やはり,xreaのURLで使えるのは「アカウント.s***.xrea.com」だけのようです。ということで,DNS設定とドメインウェブ設定を少し変えて,WordPress3.2をインストールし直しました。
 DNS設定については,「サブドメインの練習。」の図3の「top」を「*」に変更

 7/17(日),さらに白字で挿入。上の消し線の件だが,これのせいで,7/17に入ってすぐから,朝,設定を弄るまで,o6asn.comへのアクセスがおかしくなってしまった。やっぱりの感が無きにしも非ず。サブドメイン関係をいちいち書く設定に直して,無事本家が元に戻った。==>>りりさん,電右衛門さん,ご連絡ありがとうございました。
 ドメインウェブ設定については,「サブドメインの練習。」の図5のSub2にdefault.o6asan.comを追加し,NoDirで設定。このdefault.o6asan.comの設定は少し変則だけど,我が家の場合は自鯖上で元々のサイトが稼働中だから,こういうことになる。

 ネットワークの作成というのは,WordPressをマルチユーザで使うための設定で,元は別建てでWordPressMUというのがあったのだが,Ver.3.0からWordPressコアに統合された。前から,考えるところもあって,これを使ってみたいと思っていたが,何分普通のWordPessのインストールよりは面倒ですとオフィシャルサイトにも断っているから,現在活動中の自鯖上で試すのは不安があって,躊躇していたのだ。さて,XREA上でこれをやってみよう。

 ネットワークの作成はサブドメインを使うことにする。SEO的にああだこうだという話もあるが,今回,特別な意味はない。自鯖の構成がサブディレクトリだから,今度は,サブドメインでやっておこう,みたいな程度。
 このためには,サーバでワイルドカード設定になっていなくてはいけないらしいが,XREAはデフォルトでこれなので,問題なし。
 今回は違うが,独自ドメインでこれをやるなら,「a *.独自ドメイン」については,設定フィールドでしてやらなければいけない。これをやると現在の自鯖で困ったことになるので,当たり前だけどやらないよ(笑)。

 さて,WordPress3.2をインストールしよう。

  1. wordpress-3.2-ja.zipを解凍し,FTPクライアントですべてをドキュメントルート(専用ディレクトリを作ってはいけない!!!)にアップロード。
  2. ブラウザから,http://www.o6asan.com/http://o6asan.s***.xrea.com/にアクセス。
  3. 画面の指示に従って,WordPressの設定を行う。
  4. パーミッションを変えるのを忘れていたせいかセーフモードのせいか,「wp-config.php ファイルへの書き込みができません。」が出てしまった。
    ローカルに表示された内容をコピー&ペーストしたwp-config.phpを作る。ついでに,/* That’s all, stop editing! Happy blogging. */ よりも上に次の行を追加。
             define (‘WP_ALLOW_MULTISITE’, true);
    その後,このファイルをFTPクライアントでドキュメントルートにアップロード。
  5. ブラウザに戻って,「インストール実行」をクリック。終了したら,ログイン。
  6. 「管理パネル」>>「プラグイン」>>「インストール済みプラグイン」から全てのプラグインが無効化されているか確認。
  7. 「管理パネル」>>「ツール」>>「 ネットワークの設定」で「サブドメイン」を選びインストール。
  8. 画面の指示に従って次のことをする。
    • FTPクライアントでwp-contentの直下にブログ用のディレクトリを作り,パーミッションを707にする。
    • wp-config.php のバックアップをとったのち,wp-config.phpの /* 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。 */ という行より上に表示されたコードを追加。ホスト側のwp-config.php を削除し,新しいwp-config.php をアップロード,パーミッション404。
      表示されたRewriteのコードを書き込んだhtaccess.txtをローカルに作り,ドキュメントルートにアップロード後,.htaccessに名前変更。パーミッション604。
    • ログイン
  9. 一応完了。

 忘れてたけど,readme.html,readme-ja.html,wp-config-sample.phpは削除しておこう。いらないファイルはホスト上には,置かないに越したことはないから。

カテゴリー
everyday life

サブドメインの練習。

投稿アップデート情報  追記(12/13)

図1

 私の独自ドメインはデジロック社のVALUE-DOMAINで取ったものである。まぁ,当初は何より安くがメインだったので,そうなった。今日も今日とて,「ドメイン有効期限のお知らせ」が来ていた。2007年からだから,4年たつわけだ。なんかもっと昔から自鯖はやっていたような気がするんだが,独自ドメインを取ってからはそんなものなんだろう。初めは,790円/年だったんだが,今は980円/年。ドメイン名を使っているだけだから,高いんだか,安いんだか。
 ところで,デジロック社にはXREAという無料レンタルサーバがある。現在,一般公募はしていないようだが,VALUE-DOMAINの独自ドメインを使っていれば,XREAの使用ができる。今まで一度も利用したことがないのだが,今回,ここでサブドメインの練習をしてみようと思い立った。

図2

 https://www.value-domain.com/ からログイン。
 無料サーバーアカウントを取得・作成する。(図1の(1))
 無料アカウント名を決めて,登録ボタンを押す(図2)。その後,メール(XREA.COM NEW SIGNUP)を確認。

図3

 ユーザのコントロールパネルに戻って,DNSレコード/URL転送の変更を選び(図1の(2)),ドメインの設定の変更を行う(図3)。この設定が有効になるまで,少し時間を要するので,注意。

 ユーザのコントロールパネルに戻って,サーバーアカウントの登録・管理・購入を選び(図1の(3)),サーバー設定(図4)をクリックして入室。入室できたら,https://www.value-domain.com/ のほうはログアウトする。【今後は,https://***.xrea.com/www.****.xrea.com/jp/admin.cgi から,ログインする。その場合は,メール(XREA.COM NEW SIGNUP)で送られてきた情報を使うこと。】
 左ペインからマイドメイン利用のドメインウェブを選びドメイン設定。

図4

 Mainにexample.comというように独自ドメインを設定すると,sub.example.comにhttp://sub.example.com/でもhttp://example.com/sub.example.com/でもアクセスできるそうだ。今回は,それは困るので,Mainはblankにし,Sub1にtop.o6asan.comを設定する。

 左ペインから,データベースを選び文字コードをUnicodeで,MySQLのデータベースを作成する。これは後でもいいんだが,ここでやっておこう。

図5

 FTPでアクセスし,top.example.comにファイルをアップロードする。パーミッションについて,一つだけ。アクセスカウンタ用のtxtファイルが,600で使えなかったので,606に。phpはモジュールで動いているはずなんだが,オナーが違う形になっているのかな。今のところ,結果オーライ。

 というわけで,top.o6asan.comに行くと例の瓢箪が見えます。

【注意】 ここを参考にサブドメインをやろうと思う方へ。
 ここでは,自鯖上のサイトは現行のまま,XRE上のサーバでサブドメインを試そうとしている。そのため,図3のようなDNS設定になっている。独自ドメインを一つのサーバ上で動かそうと思う方は,そのあたりちょっと注意が必要である。

追記(12/13):
 図3に追加書き込みをした。このあたりまだまだ勉強不足。

カテゴリー
WordPress

WordPress 3.2日本語版へのアップデート。

 7月5日にWordPress 3.2本家版(Gershwin)が出て,今日,WordPress 3.2日本語版が出た。
 早速,アップデート。
 今回から,PHP 5.2.4 以上と MySQL 5.0 以上が必要だが,自鯖は全く問題なし。ボタンをポチッとすると,無事,アップデート完了。一応,前もってのデータベースとファイルのバックアップはしたヨ。
 この機会に,うちで使っている,プラグインの種類を挙げとこうかな。今現在,以下の通り。うちでは,これらのプラグインについて,不具合はない模様。
  Akismet Ver.2.5.3
  Flash Calendar for WordPress Ver.1.0
  My Link Order Ver.3.1.4
  Picbox Ver.1.2
  Post-Plugin Library Ver.2.6.2.1
  Revision Control Ver.2.0.1
  Similar Posts Ver.2.6.2.0
  StatPress Reloaded Ver.1.5.21
  WordPress File Monitor Plus Ver.1.2.1
  WP Ajax Edit Comments Ver.4.1.8.3
  WP Multibyte Patch Ver.1.3