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CentOS6の練習-#2(uhelperの話)。

 ちょっと内蔵フロッピィを使おうとしただけなのに,こーんなにハマったというお話(爆)。

 あるデータをフロッピィに移そうとして気づいたのだが,内蔵のフロッピィドライブが見えていない。どうやら,floppy moduleがロードされていないようだ。
   $ modprobe floppy
でmoduleをロードしてやろうとすると,
   FATAL: Error inserting floppy (/lib/modules/2.6.32-220.23.1.el6.i686
   /kernel/drivers/block/floppy.ko): Operation not permitted
と怒られるが,rootならロード可能。この間 sudoers file をいじって,sudoを使えるようにしたところなので,
   $ sudo modprobe floppy
で,moduleをロードする。

 デスクトップのコンピュータ内に「フロッピー・ドライブ: フロッピーディスク」というなんか鬱陶しい名前のアイコンが現れた。

 この段階では未マウントなので,mountではフロッピィに関して何も見つからないが,
   $ sudo parted -l
で,すべてのパーティションを表示させてみると,
   エラー: /dev/fd0: ディスクラベルが認識できません。
というように表示される。フロッピィディスクを挿入し,mount pointを作ろうとすると,どういうわけかファイルが存在すると蹴られる。ではというわけで,存在すると蹴られたmouny point名を使って,sudo mount /media/disk でマウントしてみたが,
   mount: /etc/fstab や /etc/mtab 内に /media/disk を見つけられません
というエラーが戻ってきた。

 しかし,/etc/fstab や /etc/mtabにはなくても,さっきのメッセージから考えて,「何かフロッピィ関係で変化があってるはずだ」と思いながらゴソゴソやっていて,「フロッピー・ドライブ: フロッピーディスク」アイコンのコンテキストメニューに「マウント」があるのに気づいた。それっと,クリックしてみたらダメだったが,「メディアを検出」というのを先にやったらマウントできた。mountで確認してみると,
   /dev/fd0 on /media/disk_ type vfat (rw,nosuid,nodev,uhelper=udisks)
となっている。アンマウントもデスクトップ上で,コンテキストメニューから出来た。

 これを参考に,下記で端末からマウントしてみたら出来た。
   sudo mount -o rw,nosuid,nodev,uhelper=udisks /dev/fd0 /media/disk

 mountで確認してみると,下のようになっていて「同じだぁ」と思ったんだが,ちょっと違った。まず,デスクトップ上でアンマウントしようと思うと,さっきと違ってrootのパスワードを要求される。
   /dev/fd0 on /media/disk type vfat (rw,nosuid,nodev,uhelper=udisks)

 よく見ると,上は disk_ になっている。もう一回これでやってみた。
   sudo mount -o defaults,nosuid,nodev,uhelper=udisks /dev/fd0 /media/disk_
 なんとというか当然というか,
   mount: マウントポイント /media/disk_ が存在しません
と蹴られた。

 端末からのマウントに成功した,さっきの
   sudo mount -o rw,nosuid,nodev,uhelper=udisks /dev/fd0 /media/disk
の方なんだが,
   sudo mount -o rw,nosuid,nodev /dev/fd0 /media/disk
というように,uhelper=udisksがない形でやっても,動きは同じ見たいなんだよな。で,ググって見ました。

 uhelper=udisksというのはなかったんだけど,uhelper=halという題名で,uhelperのことを書いているページが見つかった。uhelper は unprivileged umount request helper ということで,特権なしでアンマウントするときのヘルパーとらしい。というわけで,これがちゃんと動いているときはrootのパスワードなしでアンマウントできたわけだ。

 しかし,manに記載がないのはどうしてだろうかと,uhelperでググってみたら,UMOUNT(8)があった。man mount には書いていないが,man umount に書いてあるじゃないのと,UMOUNTを見たら記載がない。英日のLinux Programmer’s Manual の バージョンも日付(26-July-1997)も同じようなのに何でだろう。単なる訳落ちですか。

 ちなみに,CentOS6の英語manと日本語manを調べてみたが,これの場合も日本語manにおいて,下記の訳がそっくりなかった。日本語訳はすべて訳が終わっているわけでは無いので,ページごとそっくりないほうが納得いくんだが……部分だけって何でだろう。
——————————————————————————————————————
   NOTES
      The syntax of external umount helpers is:

      /sbin/umount.<suffix> [-nlfvr] dir | device

      where the <suffix> is filesystem type or a value from “uhelper=” mtab
      option.

      The uhelper (unprivileged umount request helper) is possible used when
      non-root user wants to umount a mountpoint which is not defined in the
      /etc/fstab file (e.g devices mounted by HAL).
——————————————————————————————————————

 ところで,上記の場合,どっちのマウントでもroot権限になってしまい使いにくいので,実際には,下記でマウントする形にした。メディアを検出をやっていない場合は,-t オプションも必要なようだ(多分)。
   sudo mount -t vfat -o rw,uid=xxx,gid=xxx /dev/fd0 /media/disk

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CentOS6の練習(sudoers fileの編集)。

 LINUX Serverを建てなくてはいけないのだが,その前にちょっと,CentOS6の使い方の練習をやってみようと思う。

  • Ubuntuでお馴染みのsudoだが,CentOSのデフォルトでは使えない。
    $ sudo yum update
    [sudo] password for centos:
    とやって気づいた。以下のエラーが戻ってくる。centosというのは,使用中の一般ユーザ名。
    centos is not in the sudoers file. This incident will be reported.
    どうやら自分でsudoers fileにユーザを追加しなければいけないらしい。ところで,CentOS6デフォのインストールではSELinuxは有効だ。これは
    # getenforce
    で確認できるが,現時点でこれを打つと,Enforcingが戻ってくる。SELinuxが有効で,なおかつ,他の人が使うわけでもないので,サーバ上でsudoが使えなくても別にいいのだが,練習のためにsudoers fileとやらをいじってみることにした。

    /etc/sudoersというのがあるようなので,rootになって,
    gedit /etc/sudoers
    とやってみたら,何かすごく怒られたけど,sudoersが開くことは開いた。
    ## Allow root to run any commands anywhere
    のエリアに,
    centos ALL=(ALL) ALL
    を追加して上書き保存しようとしたら,「読み込み専用のディスクにファイルを保存しようとしています。」とまた怒られた。「読み込み専用のディスク」と言うことなので,sudoers fileだけの問題ではないらしい。

    よく見てみると,sudoers fileの8行目に
    This file must be edited with the ‘visudo’ command.
    というのがあった。visudoでググってみた。Man page of VISUDOというのがあった。しかし,いいページを見つけたな。JM Projectって,「JM Project は日本語オンラインマニュアルパッケージの作成、 配布を行なっているプロジェクトです。」ってことらしい。日本語Manの大元じゃん。

    # visudo
    とやったら今度はなんのお叱りもなく,sudoers fileが開いた。ただし,苦手なviで(泣)。ひとまず「↓」で該当場所まで移動する。「i」で挿入モードに切り替え,
    centos ALL=(ALL) ALL
    をさっきいれたいと思ったところに追加し,「←」で行頭まで移動。「Esc」で編集モードを抜ける。「o」で空白行を1行,挿入した次の行に追加する。挿入モードになっているので,再度「Esc」で編集モードを抜ける。普通のviは,「:wq」で上書き保存終了だが,visudoの場合は,「Q」と書いているので,恐る恐る押してみる。すぐに終わらずに下記のメッセージが出た。

    Entering Ex mode. Type “visual” to go to Normal mode.
    :
    「Ex mode.」と言うことなので,「w[Enter]」を打って上書き。

    “/etc/sudoers.tmp” 116L, 3819C written
    :
    と表示されたので,「q[Enter]」を打って終了。フーッ,終わった(苦笑)。
    他のページで,viの使い方説明ページじゃないのに,ここまでviの使い方を細かく書いてるとこないよな。いつも,昔知り合いに教わったノートを引っ張り出してきて,見ながらやってるんだ。「習うより慣れろ」で,常時使っていると慣れるんだろうけど……LINUX Serverに移行するんなら,本当に慣れなくては!!

    gedit /etc/sudoers で中を確認してみたら,ちゃんと行が付け加えられていた。
    $ sudo yum updateをやってみる。出来た。

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本家のお世話-#40。(サーバ機テンヤワンヤ-#4)

 一昨日,2週間ぶりくらいで勝った鷹が,昨日も勝った(喜)。今日は月曜日だが,交流戦の変則日程で試合があるので,勝ってほしいな(祈)。

 第4弾は切りづらくてバカ長くなってしまった。読みづらいこと甚だしいが,今のところ書き直す元気がない。だって,夕べまた,臨時サーバの調子が悪くて,おいでいただいた方のアクセスを別場所にとばして,弄っていたのだよー。このノートも本当に厳しい状態になってきた。やっぱり,ハードディスクかなあ。しかし,多少腑に落ちないところもある。何とか,サーバを帰宅させるまでは,LC550にがんばってもらいたいんだが……

 ところで,転載分のFHさんの掲示板の話を読むと,自分の考えや皆さんの提案の紆余曲折が分かって面白い。あとになって振り返ってみれば,「あれは,違っていたなあ」と思うこともあるが,リアルワールドで,ゴチャゴチャ話しながらすると,ひょいと考えもしなかったようなことを思いつくことがあるのに,似たところがある。これが複数で当たることのよさ。昔から「3人寄れば文殊の知恵」というではありませんか。みなさま,ありがとうございました。

図1

 本家のお世話-#39。での,誤差確認を経て,皆さんの意見も「やはりちょっと温度が高すぎるようだ」と言うところに落ち着いた。また,xw4200の内部の構造から考えて,「ふたを開けて稼働させても,あまり冷却効果は上がらないだろうと思う」というjuneさんからのお話もあった。実際,xw4200のふたを開けて連続稼働してみたが,さして冷却効果は増さなかった。

 しかし,私はここでちょっと脇道にそれた。本筋と全く関係ないわけではないのだが,Pen4のHyper-Threading Technologyの話が出てきて,サーバ機ならそっちの方が温度にもよさそうだというので,試そうとしたのだ。juneさんが,「セットアップとトラブルシューティング」の「3.7 Hyper-Threading 技術を有効にする(22ページ)」に書いてあるやり方を調べてくださったのだが,あとから考えるとこの説明書の記述が若干違っていた。「Device Options (デバイスオプション)」のところにあるという記述に引きずられて,ハマってしまったが,Hyper-Threadingの項目は,結局,「電源投入時オプション」のところにあった。いつものことながら,自分の思い込みにはあきれてしまう。ホント,困ったもんだ(爆)。

 まぁ,最終的には達成できて,図1のように,デバイス・マネージャ上にCPUが2つ表示されるようになった。それから,xw4200には MAS3367NP がついていたが,このSCSI Diskの温度が,HWMonitorでもEverestでも測れていなかった。SCSI DISK対応のフリーソフトをネット上で探した。他にもあるのだろうが,HDDScanHDD-SCANとは別のソフト)というのがあったので測ってみたが,朝一の電源投入直後,室温より4℃も低い17℃で,どうも,あんまり当てにできない。(転載Part4です。)

 さて,ここに至って,チョクチョク C0000218 エラーが出るようになった。これが,xw4200の中をもう一回掃除し,使っていないIEEE1394のボード(AFW-2100)を外したりした後だったので,その辺に原因があるのかと思ったのだが,あとから考えると本家のお世話-#34。に書いたように, MAS3367NP がご臨終寸前だったらしい。しかし,この時点ではそんなことはわからないから,悪あがきもしてみたけど,
C0000218エラーのメッセージが,ハード関係でなく出ることもあるらしいということにすがって(何かソフトですむ手がありそうだと,そっちに走ってしまうのが常。リアルワールドでも,そうです。 <<--- なんちゃって。),CentOS6をインストールしてしまった。で,それでやれやれ起動するようになったワイと喜んでいたら,Disk Read Errorが出るようになった。改めて,前とは別方法で地道に MAS3367NP を調べてみたら,すごい数の不良セクタが見つかったわけだ。  SCSI DISKは MAS3367NP だけしか手持ちがないから,この際,ボード(LSI Logic LSI20320A-R Ultra320)も込みで外してしまった。

 Maxtor 6Y160M0を整理して,CentOS6をインストールし直すことにしたのだが,そのためには,データの入ったままのMaxtor 6Y160M0のパーティションを,切りなおさないといけない。どういう訳か,この間利用したGparted-live0.12.0-5では起動できなかったので,たまたま手元にあった,Knoppix 5.1.0のLiveCDで起動し,該当のパーティションを切り直した。Knoppix 6.7.1でも起動できなかった。今回はその辺が目的ではないので細かく調べていないが,なんでだろう。

 Knoppix LiveCDのGpartedをGUIで使用しようとするとrootのパスワードを要求されるので,Gpartedの使用前に,rootのパスワードを設定する必要がある。
 コンソールを立ち上げて,
     su
でrootになり,
     passwd
と打つとパスワード設定画面になるので,使いやすいパスワードを設定する。このパスワードは,Knoppix LiveCDのこのセッションが終われば破棄されるので,使いやすいわかりやすいもので構わない。あとは,GUIでGpartedを起動し,普通通りパーティションを切りなおす。この作業は,CentOS6のLiveCD(i386)でも可能なのかもしれない。

 ところで,xw4200はx64にも対応しているらしいが,メモリも2ギガしか積んていないし,x64関係をインストールするとどうなるかもよくわからないので,今回使ったものは,SCSI DISKに入れたのも,空けたパーティションにインストールしたのも,理研ミラーから落としたCentOS-6.2-i386-bin-DVD1.isoとCentOS-6.2-i386-bin-DVD2.isoだ。手順はWindows7 HP 64bit SP1+CentOS6のデュアルブート-#2。を参照。実は,「Minimal Desktop」のインストールだと,CentOS-6.2-i386-bin-DVD2.isoは必要ない。また,Hyper-Threading Technologyについては,「セットアップとトラブルシューティング」の「4.3 Hyper-Threading 技術を有効にする(28ページ)」に「Linux システムでは最新のシステムBIOS とSMP カーネル が必要です。」という文言があったが,インストール前にBIOSでHyper-Threading 技術を有効にしておけば,何も問題は生じなかった(インストール後 less /proc/cpuinfo をやってみたら,cpuが2つ表示された。 <<--- cpu情報を表示させるコマンド,終了は「q」キー)。BIOSについては,今回のドタバタの間に,メーカサイトからver.01.09 Rev. a (15 7 2005)を落としてアップデートしている。ずいぶん古い日付だが,xw4200の公式BIOSとしては,これが最新のようだ。  再起動する。  ようこそ画面で基本情報設定後,作ったばかりの一般ユーザでログイン。すぐに,端末を立ち上げてrootになり,yum update する。  ≪注意≫この後しばらくは端末上のrootでの話です。

  1. viを使い慣れていないので,GUIのテキストエディタとして,Text editor for the GNOME desktop(つまりgedit)をインストール。
     yum install gedit

     hostsファイルを編集して,現サーバに接続できるようにする。
      gedit /etc/hosts
    と打つ。自宅サーバのIPv4を追加して保存。

  2. CentOSはデフォルトでは,ntfsに対応していなくて残存しているデータエリアが読めなくて不便なので,Unable to mount ntfs partition on CentOS 6.を参照しながら,ntfs-3gをインストールする。

         wget http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.2-2.el6.rf.i686.rpm
         rpm -Uvh rpmforge-release-0.5.2-2.el6.rf.i686.rpm
     インストール直後のCentOS6には,fuse-ntfs-3gが入っていないので,
         yum install fuse-ntfs-3g
    でこれをインストール。デスクトップから,データエリア内のパーティションを開いて読み書きを試してみる。できた。

  3. Clamavをインストールする。デーモンとして使うので,
         yum install clamd
    これで,clamav-db,clamav,clamdがインストールされる。
     clamd.conf(gedit /etc/clamd.conf)の編集。この辺は,新・懸案のLoox(DazukoFS+ClamAV+HAVP on LuPu)。の経験をもとに書いているのだが,パッケージとして出来上がっているものなので,スゴーク楽ちん。freshclam.logなんかも既にあってデフォルトのままで使えるのだ!!189行をコメントアウト。
         # User clamav <--- root権限だけに制限。Puppyのときはルートしかいなかったから関係なかったとこ。User rootの明記も必要ないみたい。  Clamavをデーモンとして起動する。      /etc/rc.d/init.d/clamd start  以下のように注意されるので,      Starting Clam AntiVirus Daemon: LibClamAV Warning: **************************************************      LibClamAV Warning: *** The virus database is older than 7 days! ***      LibClamAV Warning: *** Please update it as soon as possible. ***      LibClamAV Warning: ************************************************** 定義ファイルを更新しよう。      freshclam  まぁここまではいいとして,後のcronの使い方がよく分からん。ひとまず,テストスキャンだけやってみるか。      clamscan --infected --remove --recursive /home    ----------- SCAN SUMMARY -----------    Known viruses: 1217320    Engine version: 0.97.4    Scanned directories: 340    Scanned files: 315    Infected files: 0    Data scanned: 81.66 MB    Data read: 102.06 MB (ratio 0.80:1)    Time: 23.913 sec (0 m 23 s)  その後のスッタモンダでまだこのまま。つまり,ときどき手動でスキャンしている。今は,何かやるとき以外は,ほとんど電源OFFなので問題ないだろうが,サーバとして稼働させる前にちゃんと対処しなくては(汗)。
  4. ブログ上のflash video が見れない。FireFoxで
         http://get.adobe.com/jp/flashplayer/
    に行き,tar.gzファイルを選んでダウンロード。端末に戻り,
         cd /home/User_ID/ダウンロード
    でダウンロードフォルダに移動し,
         tar -zxvf install_flash_player_11_linux.i386.tar.gz
    で,libflashplayer.soを抽出後,これをFireFoxのプラグインフォルダにコピーする。うちの場合は,/usr/lib/mozilla/pluginsだった。
         cp libflashplayer.so /usr/lib/mozilla/plugins
     FireFoxを再起動すると,flash videoを見れるようになった。Adobe Flash Playerの更新は,手動になるなぁ。
  5. 今回の件には,温度がからんでいるので,lm_sensorsをインストールする。
         yum install lm_sensors
     自機のセンサーを捜索する。
         sensors-detect
     いろいろ質問が続くが,すべて[Enter]で構わない。質問の内容は,センサをscanするかと,/etc/sysconfig/lm_sensorsを見つけた結果で上書きするかということである。うちで,見つかったのは以下の2つだった。
    —————————————————————————–
       Driver `smsc47b397′:
         * ISA bus, address 0x480
          Chip `SMSC LPC47B397-NC Super IO’ (confidence: 9)

       Driver `lm90′:
         * Bus `nouveau-0000:01:00.0-2′
          Busdriver `drm’, I2C address 0x4c
          Chip `National Semiconductor LM89/LM99′ (confidence: 8)
    —————————————————————————–

  6. この際,hddtempも入れることにする。
         wget http://fedora-mirror01.rbc.ru/pub/epel/6/i386/hddtemp-0.3-0.20.beta15.el6.i686.rpm
         rpm -Uvh http://fedora-mirror01.rbc.ru/pub/epel/6/i386/hddtemp-0.3-0.20.beta15.el6.i686.rpm
  7. まとめてリアルタイムで表示させるために,gnome-applet-sensorsを使うことにする。(http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/893hddtemp.htmlを参照。)
         wget ftp://ftp.univie.ac.at/systems/linux/dag/redhat/el6/en/i386/dag/RPMS/gnome-applet-sensors-2.2.7-1.el6.rf.i686.rpm
         rpm -Uvh ftp://ftp.univie.ac.at/systems/linux/dag/redhat/el6/en/i386/dag/RPMS/gnome-applet-sensors-2.2.7-1.el6.rf.i686.rpm

≪注意≫ここでrootをexitします。

 端末でsensorsとやって測定。大したデータ取れず。以下のとおり。しかも,どっちがどっちか分からないorz。
   smsc47b397-isa-0480
   Adapter: ISA adapter
   fan1: 2898 RPM
   fan2: 0 RPM
   fan3: 0 RPM
   fan4: 1535 RPM
   temp1: +60.0°C
   temp2: +0.0°C
   temp3: +41.0°C
   temp4: +0.0°C
 hddtempでも測ってみた。ほんとかいな。今室温25℃なんだが。
     # hddtemp /dev/sda
     /dev/sda: Maxtor 6Y160M0: 39°C

 HDDTEMPを自動起動するアプリに登録する。コマンドの欄には,hddtemp -d /dev/sda を記入する。ここで,OSを再起動。先の参考ページにはログインしなおすと書いてあるのだが,それではだめだった。
 パネルにGNOME Sensors Appletを追加する。パネルを右クリックして,[パネルへ追加]を選択し,[パネルへ追加]ダイアログボックスから[Hardware Sensors Monitor]を選択して[追加]ボタンをクリックする。[Preferences]や[Configure Sensor]を自環境に合わせて,設定する。この辺が,転載Part5になる。

 さて,このあとFHさんの掲示板を読み直していて,扇風機で冷やしてみるということをまだやっていなかったのに気づいた。なにしろ,次から次へと問題が起こったので。<<--- 言い訳(汗)。やってみなくてはということで,冷やしてみた。結構,冷えたねぇ。    fan1: 2202 RPM    fan4: 1249 RPM    temp1: +53.0℃    temp3: +30.0℃    /dev/sda:Maxtor 6Y160M0: 30℃  それと,このときの副産物として,ほぼ同じものを測定していると思っていたtemp3と/dev/sdaは,まったく違うものを測っているらしいことが分かった。temp3が何を示しているのかは,はっきりしないままだが。  この辺で,juneさんにAMIBIOSのHealth Statusを教えていただいたので,その関連でBIOS項目を見直していた。そして,システムファンのアイドル段階を手動ではあるが,7段階も変更できるということを初めて知った(大汗)。  で,これを7段階の5番目(「低 <-- 1234(5)67 --> 高」)にしてみたら,
   fan1: 4026 RPM
   fan4: 2671 RPM
   temp1: +49.0°C
   temp3: +36.0°C
   /dev/sda: Maxtor 6Y160M0: 36°C
すごい。なんで5番目かというと、7番目だと,単に,ものすごーくうるさかったので(爆)。

 FHさんから,「夏場に設定”7”で無事通過できればイイですね。」というレスをいただいて,長かった「FHの掲示板」での相談を終えた。最終 —>> 転載Part6です。
 本当に,お世話になりました m(_”_)m。

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Windows7 HP 64bit SP1+CentOS6のデュアルブート-#2。

—–さて,《本編》です。—–

 CentOSの理研ミラーに行き,CentOS-6.2-x86_64-bin-DVD1.isoとCentOS-6.2-x86_64-bin-DVD2.isoをダウンロード。ダウンロードファイルの破損などがないか確認後―ハッシュとかを調べておけばいいかな―DVD-Rに焼く。これをDVSM-PC58U2Vを使って起動し,Let’s note J10にインストール。事前にBiosに入って,「起動オプション優先度」の#1を「USB光学ドライブ」にしておくこと。後で,「yum update」をするので,あらかじめランケーブルはつないでおく。

  1. 表示されたメニューの内,「Install or upgrade an existing system」を選んで[Enter]。
  2. メディアテストは時間がかかるので,スキップ。
  3. anacondaが走り出したので,これ以降は,「Shift+PrintScreen」でスクリーンショットが撮れる。 画像はpng形式で「/root/anaconda-screenshots/」ディレクトリに保存される。「Next」ボタンをクリック(図1参照)。
  4. 既定の言語(Japanese(日本語))を選んだのち,「Next」ボタンをクリック(図2参照)。
  5. 既定のキーボード(日本語)を選んだのち,「次」ボタンをクリック(図3参照)。
  6. Basic Storage Devicesを選んだのち,「次」ボタンをクリック(図4参照)。
  7. 自宅のランに参加させるので,ホスト名(デフォルトはlocalhost.localdomain)を設定し,左下の「Configure Network」ボタンをクリックして,以下の設定をする(図5参照)。
    有線の「System eth0」を「編集」ボタンをクリックし,「IPv4のセッティング」をクリックする。
       方式:手動
       アドレス:192.168.xxx.xxx
         <<-- 本機用のアドレス(サーバのアドレス:例192.168.1.2)    ネットマスク:255.255.255.xxx      <<-- 自宅ランのネットマスク(例255.255.255.0)
       ゲートウェイ:192.168.xxx.xxx
         <<-- 自宅ランのゲートウェイ(ルータのアドレス:例192.168.1.1)    DNSサーバ:192.168.xxx.xxx      <<-- 自宅ランのDNSサーバ(ルータのアドレス:例192.168.1.1) 「適用」「閉じる」ボタンをクリックして,元画面に戻り,「次」ボタンをクリック。
  8. タイムゾーンは東京のまま,左下の「システムクロックでUTCを使用」のチェックを外し,「次」ボタンをクリック(図6参照)。
  9. rootパスワードの設定後,「次」ボタンをクリック。
  10. 「Use Free Space」を選び,左下の「パーティションのレイアウトをレビューまたは修正する」にチェックをしたのち,「次」ボタンをクリック(図7参照)。
  11. 特に変更する点はないので,「次」ボタンをクリック(図8参照)。
  12. 「Write changes to disk」ボタンをクリック(図9参照)。
  13. 「デバイスの変更」ボタンをクリックして,ブートローダーのインストール場所を「ブートパーティションの最初のセクタ – /dev/sda6」に変更して,「OK」ボタンをクリックして,元画面に戻ったのち,「次」ボタンをクリック(図10参照)。
  14. インストールオプションから,「Minimal Desktop」「後でカスタマイズ」を選び,「次」ボタンをクリック(図11参照)。
  15. HDDへのインストールが始まり,少し時間がかかる。
  16. インストール終了後,DVDが排出され再起動を促す画面が表示される(図12参照)。ブートローダーを/dev/sda6にインストールしたので,このままではCentOSの起動はできない。DVDを再挿入して,「再起動」ボタンをクリック。
    一般的には,これでもう一度DVDからブートしてくれるらしいのだが,J10ではMACHINE CHECK ERRORというのが表示され,起動アクションが繰り返されたので,DVDを抜いてみたら,Window7が起動した。MBRがそのままなので当たり前だが……
    いずれにしても,このままでは,CentOSを起動できないので,まともに起動したWiondows7を使ってシャットダウン。

 
 実は,上の段階でかなり長いこと悩んだ。何が悪いのかわからなかった。CentOSを再起動しようとしているのに,それが見つからないので何か変なことになるのだろうが,どうしてこんな症状なんだろ。

 ところで,上記の手順で注意すべきところは,10.の「パーティションのレイアウトをレビューまたは修正する」にチェックをするだ。これをしないと,ブートローダーのインストール場所のオプションが出てこないで,MBRに上書きされてしまう。要注意!!!!

 さて,改めてDVDから起動する。

  1. 表示されたメニューの内,「Rescue installed system」を選んで[Enter]。
  2. 既定の言語(English)を選んだのち,「OK」。
    選択肢にJapaneseもあるが,どうせ2バイト文字は表示できないので,選んでも意味なし。
  3. 既定のキーボード(jp106)を選んだのち,「OK」。
  4. レスキュー イメージのあるメディア(ここでは,CD/DVD)を選んだのち,「OK」。
  5. Setup Networkingでは,「No」。
  6. Rescueでは,「Continue」。
  7. 「システムは,/mnt/sysimageとしてマウントされた。root environment でやりたいときは,chroot /mnt/sysimage を使って」などと書かれた確認ダイアログが出るので,「OK」。
  8. 再度「システムは,/mnt/sysimageとしてマウントされた」という確認ダイアログが出るので,「OK」。
  9. Start shell を選んで,「OK」。
  10. bash-4.1# が出たら,dfコマンドを打ってファイルシステムの現状を調べる。
    Filesystem 1K-blocks Used Available Use%  Mounted on
    /dev 1981576 220 1981356 1%  /dev
    none 256000 132616 123384 52%  /tmp
    /dev/loop0 132224 132224 0 100%  /mnt/runtime
    /dev/mapper/vg_o6asan-lv_root
    24484236 2364000 20876488 11%  /mnt/sysimage
    /dev/sda6 495844 32897 437347 7%  /mnt/sysimage/boot
    /dev 1981576 220 1981356 1%  /mnt/sysimage/dev
    /dev/tmpfs 1981576 0 1981576 0%  /mnt/sysimage/dev/shm

    我が家のは,こんな状態だった。

  11. ddコマンドで,GRUBをインストールしたパーティション(ここでは,/dev/sda6)のブートイメージを作成する。Ⅴ.Linux の起動 (by grub)によると,grubの分割方法は 2分割 (stage1 + stage2)と 3分割 (stage1 + stage1.5 + stage2)があるが,Linux と同時に (CD から) インストールした grub では、通常 2分割でインストールされるらしい。というわけで,今回のような場合に作るブートイメージとしては,stage1だけをコピーすればいいらしい。したがって,bs=512,count=1ということになる。
       dd if=/dev/sda6 of=CentOS6.img bs=512 count=1
  12. 256MBのUSBフラッシュメモリを挿す。fdiskコマンドにlオプションをつけて,パーティション情報を一覧表示する。
         fdisk -l
    一番下に,/dev/sdb 262MB というのが表示され,その下に,/dev/sdb1 があるのが分かる。ここに,CentOS6.img をコピーする。
    USBフラッシュメモリ用のマウントポイントを作成する。
         mkdir /mnt/usbfm
    次にマウントするが,先ほどのfdiskにより,ファイルシステムが,W95 FAT32 であることが分かっているので,[ファイルシステム]=-t vfat,[デバイス]=/dev/sdb1,先ほど作った[マウントポイント]=/mnt/usbfm 。したがって,下記でマウントできる。
         mount -t vfat /dev/sdb1 /mnt/usbfm
    cpコマンドで,CentOS6.imgを/mnt/usbfmにコピーする。
         cp CentOS6.img /mnt/usbfm
    lsコマンドに-lオプションをつけて,ファイルがコピーされたこととサイズなどを,確認する。
    USBフラッシュメモリをアンマウントして,抜く。
         umount /mnt/usbfm
    Shellをexitし,DVDを取り出したのち,Rebootを選んで,「OK」。

    コマンドを調べるのには,Linuxコマンド百科辞典が便利です。<<--- お世話になっております。m(_"_)m  

  13. Windows7が起動したら,USBフラッシュメモリからCentOS6.imgをDドライブにコピーし(Cドライブでも別にかまいません),cmd.exeを「管理者として実行」で起動する。
  14. bcdedit /? として調べてみると,createが関係ありそうなので,bcdedit /? /create で確認すると,例に
    bcdedit /create /d “Windows Vista” /application osloader
    というのがある。これを手直しすればいいと思われるが,<apptype>として,
    BOOTSECTOR,OSLOADER,RESUME,STARTUP があるので,この中では,多分,BOOTSECTORだろうと思い,
    bcdedit /create /d “CentOS 6” /application BOOTSECTOR
    として,エントリを作ってみた。
    「エントリ {bcbcfa1a-0646-11e4-8a98-a6d104c38882} は正常に作成されました。」というのが出る。
  15. bcdedit /enum {bcbcfa1a-0646-11e4-8a98-a6d104c38882} で確認してみると,
         identifier     {bcbcfa1a-0646-11e4-8a98-a6d104c38882}
         description     CentOS 6
    だけができている。
    Windows VistaとLinuxを共存させるには(Windows Vista編)を見る限り,オプションとして最低限必要なものは,deviceとpathなようなので,
         bcdedit /set {bcbcfa1a-0646-11e4-8a98-a6d104c38882} device partition=D:
         bcdedit /set {bcbcfa1a-0646-11e4-8a98-a6d104c38882} path CentOS6.img
    を実行。
    最後に,
         bcdedit /displayorder {bcbcfa1a-0646-11e4-8a98-a6d104c38882} /addlast
    でブートマネージャーの表示順序の最後に追加。
  16. bcdedit[Enter]でリストを確認してみたら,確かに最後に追加されている。
  17. さて,再起動してみるかな。おー,起きましたね。
    では,改めて,Windows7にログインして,新しいブートイメージのバックアップもとっておきますか。
  18. 保存   bcdedit /export F:Dualbcd
    確認   bcdedit /store F:Dualbcd

 
 こんなとこかな。起こしてみると,Grubの起動一覧にWindows7が入ったまま(上の図10のところで削除しときゃよかった)とかが気になるが,その辺の修正は後回しにしておいて,ひとまず,Windows7のBOOTMGRを使ってのデュアルブートという所期の目的は達成した。yum update も済んだし,めでたし,めでたし。

《蛇足》
 ところで,サーバ練習機なのに「Minimal Desktop」をインストールしたのは,サーバ関係のプログラムについては,後でカスタマイズしていった方が,何を入れるかがはっきりしていいだろうと思ったからで,Desktopにしたのは,Windowsで根っからのGUIっ子になっているから,X が入っていないと不安なのだ(爆)。

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Crusoe,TM5800。

 現時点で,PHP5.4.0へアップデートには成功していないし,httpd 2.4の導入もやっていない。<<– Apache Loungeでステイブルなバイナリがまだ出ていないし,自分でビルドするスキルもないので。

 しかし,PHP5.4.x系には別の問題もある。windows.php.netには,PHP 5.4 series will be the last versions to support Windows XP and Windows 2003. We will not provide binary packages for these Windows versions anymore after PHP 5.4.と書いてある。自鯖のOSはWindowsXP Sp3なので,これのサポート自体が2014年4月8日で終了。WinXPとWin7の関係から言っても,WinXPのライフサイクルがこれ以上延びるというのは考えにくい。というわけで,どっちにしても新しいサーバOSを考えなくてはいけない。この際,WAMP系からLAMP系に替えるかと思って,サーバディストリの人気ランクを調べてみた。
 最近はCentOS(The Community ENTerprise Operating System)の人気が上がってきているみたい。1年あれば,かなりまともに運営できるところまで練習できるかもしれん(汗)。

 早速,CentOSのサイトに行き,CentOS-5.8-i386-bin-DVD-1of2.isoとCentOS-5.8-i386-bin-DVD-2of2.isoを落としてきた。実際には,理研のミラーからダウンロードしたんだが。インストールの練習機が,例のLoox T93B。CPUがCrusoeのTM5800でPAE(Physical Address Extension)をサポートしていないので,最新の6.x系はインストールできない。これについてはQuestions about CentOS 6の3.に書いてあった。
 ところが,あらかたインストールがすんだあたりで「不適切なアーキテクチャ用のパッケージ」がでる。改めてググってみると,CentOSは5からCrusoeのサポートをしていないみたい。しかし,来年以降のリニューアルサーバの練習するのに,CentOS4まで戻るってのもどうなんだろう。

 Ubuntuは10までは動いた記憶があるので,そっちにするかな。みなさん,どう思います?
 えっ,練習機を変えろって。うーん,それが正解かもしれない(爆)。

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Linux

XREAのフリースペース。

投稿アップデート情報  追記(2014.2.24)

 表題とは関係ないけど,知り合いのところで今日初めてiPadに触った。トレンドに遅れてるでしょ(笑)。それでも30分以上触っていたので,楽しかったよ。

 ところで,自鯖が帰宅したので,XREAのフリースペースが空いたままになっている。で,そこにWordPressを入れてみた。自鯖は,WAMP系なので,LAMP系のものにも触っていたいからネ。URLはこちらです。

 暇があったら,のぞいてみてください。m(_”_)m

追記(2014.2.24):
 ドメインを移管したので, XREA においてあったものは,なくなった。

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Linux

初代LooxでU-lite-#3

投稿アップデート情報  追記(10/19)

 Fluxboxは軽くっていいんだけど,かなりカスタマイズしないと使いにくい。
 10.04へのアップグレードが成功したので,もともと使いたかったLubuntuデスクトップを導入してみる。

  1. まず,Synapticパッケージマネージャを立ち上げ,lubuntuを検索。検索結果から,lubuntu-desktopを選択してインストール。依存関係で必要なものもすべてインストール。
  2. インストール後,lxdmを選択。
  3. ひとまず,ログアウト。
  4. 改めて,「LXDE」でログイン。
  5. FAMあるいはGaminはインストールされていますかというメッセージが出たので,確認したがGaminはインストールされているようだ。
  6. メッセージをO.K.で閉じて,メニューからPCManファイルマネージャを起動するとデスクトップ上にマイドキュメントフォルダが現れた。USBメモリを指すとファイルマネージャの左ペインにそのメモリについての情報が現れる。ということは,この時点でGamin-Serverは動いてるってことじゃないんですか?よくわからないけど,とにかくPCの起動時点では,FAMへの接続に失敗してるらしい。でも,その後使えるようになるってこと?いまのところ,これでいいことにしようかな,どうもモヤモヤするけど……

 ところで,本日,WordPress ver.3.1ラインハルトの日本語版が出たのでアップデートしました。不具合は何もなし。でも,機能はいろいろ増えてる模様。

追記(10/19):
 今回,ネトラジのチェックで何度もネットにつないでいたのだが,このときにLXDEだとネットワークの状況がわからなくて困った。ググってみたら,ubuntu(他のディストリも同様かは不明)ではネットワークマネージャの設定ファイルの自動起動にLXDEが入っていないらしい。そこで設定ファイル /etc/xdg/autostart/nm-applet.desktop の OnlyShowIn=GNOME;XFCE; に LXDE; を書き加えてログインしなおしたらよくなった。タスクバーにネットワークマネージャのアイコンが現れるようになったヨ。めでたし。

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Linux

初代LooxでU-lite-#2

 日本語ブログを始めてから,一周年。早いものだ。
 TODOSでのjuneさんの書き込みに触発されて偶発的に始めたブログだが,昨日までの記事数106。本家の記事数が今のところ128だから,ばかにならない。母語で書くというのはやはり楽なわけで,こうなるのだろう。
 初めの場はToyparkで,この(無料)レンタルサーバというのも初体験だった。紆余曲折の末,結局すべてを自鯖にまとめてしまったが,貴重な経験だった。

 さて,本題。
 Looxを10.04LTSへのアップグレードしてみた。朝,「新しいパッケージの取得」の状態で放置していった。
 帰ってきたらうまく進んでいたので,「アップグレードのインストール」を始めた。これがまた時間がかかる。今時点で4時間くらい経過しているが,まだ終わっていない。この部分は特にPCのスペックに依存するから,いたしかたないところだろう。「アップグレードのインストール」の途中で「console-setupを設定しています」という画面が出てきた。候補はいろいろあるが,ぴったりくるのが見当らない。キャンセル。2度出たので2度ともキャンセルしたが,これがどう出るか。と思ったら,3度目が出た。やり過ごすのは無理なようですな。「Do not configure keyboard; keep kernel keymap」を選択することにした。keymapのことが不安なので,パスワードを暫定的に簡単なものに変更。再起動後にkeymapがあっていない場合,今のパスワードだとログインに苦労するのは目に見えてるので。

 23:05,今ようやくシステム再起動のメッセージが出た。こわごわ,「すぐに再起動」をクリック。
 23:14,ログイン。
 23:19,ようやくデスクトップ画面が表示された。

 確認してみると,keymapも大丈夫なようなので,パスワードを再設定。ログアウトして,Fluxboxデスクトップでログインしてみた。
 23:43,ログイン。
 23:45,Fluxboxデスクトップ画面が表示された。GNOMEよりは若干早いかな。

 一応,アップグレード成功といえるようだ。昼間のロスタイムがどのくらいあったのかわからないが,丸一日かかったわけだね。(苦)
 しかし,起動は遅くなったように思える。こうやってアップグレードした場合,U-Liteが入ったのか,フルバージョンが入ったのかはどうやって確認すればいいんだろうか。カーネルは2.6.24-28-genericから2.6.32-28-genericに変わっているようだ。

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Linux

初代LooxでU-lite

 juneさんがGRUB2についてubuntu grub2という記事を書いておられたので,ちょっと書き込みをして質問したのだが,そのときにシバケンさんが「この頃LINUXについて投稿を始めました」とコメントされた。シバケンさんのところを覗きに行ったら,シャープのメビウスPC-MJ730Rを利用してということらしい。いまどきLINUXといっても結構スペックを要求するからなぁと思いながら,ふと前にjuneさんがコメントで触れていたU-liteをLooxS5/53Wに入れてやろうと思い立った。これが2月5日のことだ。しかし,なかなか時間がとれず実際の行動は今夜になった,というか,夜の10時ごろから始めたんだけど日にちが変わっちゃったよォ。orz

 まずSOFTPEDIAからU-Lite Mini (ISO)を落としてきた。しかし,前にも書いたがLooxS5/53Wは1スピンドルで,しかも私は外付けUSBCDドライブを持っていないので,このままCDに焼いても困る。少し工夫が要りそうだ。以下の手順で,LooxS5/53Wにインストールした。

  1. sourceforgeへ行ってunetbootin-windows-494.exeを落としてきた。これを使って,U-lite Mini (ISO)からUSBブート U-lite Mini を作る。
  2. 懸案のLooxのときに作った起動FDでLooxを起動する。もちろん,AUTOEXEC.BATの中身は違う。以下の通り。
    LINLD.COM image=(USBのdrive名)LINUX initrd=(USBのdrive名)INITRD.GZ
    無事起動して,FDからの読み込みが終わり差し換えメッセージが出たら,USBFDDを1.で作ったU-lite Miniが入っているUSBメモリと交換し[ENTER]を押す。
    書き忘れたが,途中で追加パッケージのオンラインインストールが必要になるので,作業開始前にPCCARDを挿入しLANケーブルを繋いでおくこと。PCCARD(Corega PCC-TXD)はデフォルトでうまく認識してくれた。
  3. Choose languageでJapaneseを選択。Internetによると以前のバージョンでは日本語でのインストールには問題があったようだが(日本語フォントが含まれていなかった),現在は大丈夫なようだ。
  4. ただし,keyboardDetectはうまくいかなかったので,手動でJapan-OADG 109Aを指定。
  5. ホームネットワーク越しなので,ホスト名は適当に記入。
  6. アーカイブミラーは日本を選択。我が家の場合プロキシ欄は空白のまま。このあと追加コンポーネントのロードが始まるので少し時間がかかる。この後の10.のXのインストールでは何度も失敗した。ミラーを変えたりしてみたが,結局最終的にはjp.archive.ubuntu.comのままで完了。連休中だし,思い立ってインストールをやってた人が多かったのかもしれない。
  7. パーティションの設定をする。512MBのswap領域以外はすべてext3でフォーマットし,ブートパーティションにした。
  8. ベースシステムのインストールが始まる。かなり時間がかかる。しかも,ネットの状況でこけることもある。気長に行こう。
  9. ユーザーネーム・パスワードなどの設定。ソフトウェアの選択とインストールが開始される。
  10. 次にubuntuの使い方を決めるわけだが,一応xubuntu desktopを選択。このあとまた,スゴク時間がかかる。インジケータが動き出すまでハードがフリーズしたのかと思ったほどだった。で,あきらめてほったらかしにして寝る。
  11. 朝起きたら,エラーが出て止まっていた(泣)。あきらめて再度挑戦。結局3回くらいトライしてやっと成功。xubuntuのデスクトップにお目にかかれたのはなんと本日(2/12)午後8時を回っていた。
  12. 再起動後ログインしてみた。起動自体はまあまあなのだが,ログイン後のデスクトップでの動きはやはり重い。Viva! Ubuntu!!さんとこ(「GNOME」を脱いで「Fluxbox」に着替えてみたら、非力なPCでも最新のUbuntuが超軽快!)を参考に以下の変更をやってみた。
       デスクトップをGNOME→Fluxbox
       ファイルブラウザをNautilus→PCManFM
       端末エミュレータをTerminal→Eterm
       PCManFMの設定ファイルをホームディレクトリに.gtkrc-2.0の名前で作成。中は,gtk-icon-theme-name=”Human”の1行。
  13. ログアウトして,セッションからFluxboxを選んでログインしてみる。文字化けしてるので,stylesをArtwizに変えてみた。File Managementから,PCManFMを起動し,「.fluxbox」のstartupファイルを編集する。ちょっと飽きたので,さらなるカスタマイズは後日回し。

追記:
 今日(2/19),電源を入れたら,kerberosのアップデートの通知が入っていたので,やってみた。アップデートマネージャには「10.04LTSへのアップグレードができます」のメッセージもあったので,新し物好きの私はすぐにやってみた。1時間ちょっとかかりますということだったんだか,3時間かかっても終わらないのでキャンセルした。我が家の回線の下りはそれほど遅くはないと思うんだが,初代Looxはそれ自体のスペックも低いから,厳しいのかもしれない。もっと時間のあるときでないと無理なようだ。

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新・懸案のLoox-#2。

今まで,Win2Kで使っていたソフトでLuPu上で使いたいものがあるので,wine-1.1.43.petをインストールし,日記なんぞ書こうとしたわけですが,なんと,wineでは,日本語入力ができなかった。ググッてみた。.wine/user.regに
[Software\\Wine\\X11 Driver] 1129995218
“ClientSideAntiAliasWithRender”=”N”
“InputStyle”=”overthespot”または”root”
を書くといいって情報があったんだが,これをやってもだめだった。wineのバージョンが少し古いときの情報のようだ。

何か別に方法はないかと調べていたら,wine-doorsというのがあるらしい。で,これをインストールしようとしたら,依存しているパッケージの多いこと,多いこと。
ペットで間に合わないものもあって,いくつかはソースで引っ張ってきてやってみたんだけど,どうもうまくいかない。ひとまず,wine上の日本語入力は棚上げ。

ところで,Wineをインストールするときに,Geckoのダウンロードウィンドウが現れるのだが,ダウンロードに失敗する。このせいで,エラーが出る。
どうしても,うまくいかないので,一旦,Wine をアンインストールした。
http://wiki.winehq.org/Gecko に情報を見に行き,
wget http://downloads.sourceforge.net/wine/wine_gecko-1.0.0-x86.cab
で,cabをダウンロードして解凍。Puppyで,wget 使えるんだ。知らなかった。/usr/share/wine/gecko に,geckoフォルダをつくり,解凍したファイルを入れてやったのち,改めてインストール。エラーが出なくなって,文字化けもなくなった。

今までの日記ソフトはWine上でしか動かないので,直に日本語入力はできないが,閲覧も保存も問題はないので,Geanyで打って,コピペしようと思ったら,「む」が打てない。runlevel3だと問題ないので,x上の話ということになる。

端末から,xevで調べてみると,
keycode 51 (keysym 0x5d, bracketright) であるべきものが,
keycode 51 (keysym 0x5c, backslash) になっている。

で,xmodmap -e ‘keycode 51 = bracketright braceright’ を打ったらよくなったけど,再起動すると元に戻る。<——当りまえだけど。(笑)

.xinitrc を眺めていたら,
usrmodmap=$HOME/.Xmodmap
というところがあるので,~/.Xmodmapをつくって,中に
keycode 51 = bracketright braceright
を記入してみた。解決。

一応,フォーラムに報告しとくべきかな。あまり,かな入力を使う人はいないだろうから,気づいていないかも……

追記:フォーラムに報告したら,シノバーさんから,「xの高度な設定」で直ると思います。というお返事をもらった。実際直るようだ。
「xの高度な設定」をキーワードにしてフォーラム内を検索したら同じ内容を扱った別投稿が見つかった。
事前にずいぶん検索したんだけど,見つけられなかった。二番煎じになっちゃったわけだけど,まぁ,いいか。

追記2:
 12/05(日),本日,Puppy Lupu 5.1.1をT93Bに入れ直した。
 WinXPのファイルをUSB-HDD仲立ちで,ミラーリングバックアップしていたのだが,このUSBのファイル形式がNTFSで,これがらみか,または,システムディレクトリをKnoppixのGPartedで無理やりリサイズしようとしたせいか,この間入れたLupu 5.1.0がおかしくなっていたのだ。
 概ねはLupu 5.1.0と変わらない状況だったのだが,シノバーさんのlang_support_ja-1.5.1.sfsを当ててSCIM設定をしても,Anthyが起動せずに参った。ネットに,lang_pack_ja-lupq-0.5.petを当てたら,いいみたいな情報があって,これを入れてやったらついでにWINE上の日本語入力も出来るようになった。感動。
 どうやら,lang_pack_ja-lupq-0.4 以前では /usr/share/scim が間違ったところに配置されていたらしい。